ちょっと間が空いてしまいましたが続けます
あっちへウロウロこっちでブラブラと紅葉をたっぷり楽しんだ後の
美味しかった「厚岸牡蠣」と「厚岸ウイスキー」編です
今回のもう一つの目的は今年6月旅の時に口にした
絶品の≪厚岸牡蠣≫をたっぷり味わうこと
厚岸は一年中牡蠣が美味しいところ
いつ行っても美味しく食べられるんですね~~♪
今夜は厚岸の”牡蠣づくし宿”の予定にもかかわらず
紅葉の後でビュンビュン急いで向かってくれたのは
【厚岸コンキリエ】
道の駅ですが グルメパークと謳っている施設
ここでまずは少し食べてみよう→★。。と予定したらしい
次々と観光バスが立ち寄っていきます
じゃらん道の駅ランキンググルメ部門で14年連続でナンバーワンなのだそうです
でも紅葉を楽しみ過ぎて(笑)着いた時はもう夕方になってしまった💦
それでは・・と
オイスターバーならぬオイスターカフェで
蒸し牡蠣と北海道濃厚ミルクのソフトクリームを
海に向かった大きな窓で夕陽を見ながら頂いてのち宿へ!
今夜のお宿は ”ホテル五味”
あまり知られていませんが
このホテル五味は【釣りバカ日誌20ファイナル】で西田敏行さんが
イトウを釣り上げるシーンを撮影するため宿泊していた所
ロビーには写真が飾ってありました
夕食は牡蠣づくしで予約をしておいて頂き
生牡蠣・蒸し牡蠣・カキフライ・カキのベーコン巻き・牡蠣めし
ほかに
サンマのお刺身は新鮮で臭みもなく脂がのっていて抜群
大きくてハマグリかと思うほど大きなアサリ
北海しまえび・北寄貝・ホタテ貝柱
写真は忘れたけれど花咲ガニの汁物
もうね・・どれも美味しかったんですよ~~( *´艸`)
このホテルは部屋数も少なくてお部屋も古いのですが
明治25年創業・今の場所は大正6年からという老舗で
お料理は美味しいし、水回り(部屋のバスルーム)は新しく清潔で気持ちがいい
そしてここは今や普通では手に入らなくなったと言われる
”厚岸ウイスキー”が飲める宿でもあります
↓
厚岸ウイスキーは数々の受賞歴→akkeshi-distilleryがあり
その中には世界最高賞もあります
そんな入手困難な”厚岸ウイスキー・二十四節気シリーズ”もいただけます
ここは
全国からウイスキーマニアやその道のプロが集うのだそうです
そこでさて困った!(^-^;
ウイスキーにそんなに詳しいわけでもマニアでもないので
どれか一つなどはなかなか選び難く
少量ずつの飲み比べのようにして6種類出してもらいました
お任せで選んでいただいたのは ”清明・大雪・啓蟄・白露・立春・小暑”の6種
アルコール度数は高く50度前後なのですが
その本当の味と香りを楽しむためにストレートです
私はアルコールを頂くことは嫌いではありませんが
体質的にあまり強くはないので
ほんの少し口にしてテイスティングする程度でしたが
その芳醇な味わいに驚きました
私の知っているウイスキーと全く違った味わい・・
私ごときなどコメントできるものではないので
厚岸ウイスキーさんのHPからその味わい表現を借りると
例えば
【清明】 香り・・”キャラメルファッジ,バニラ,マヌカハニー,柑橘,醤油,潮”
味わい・・”柑橘系の酸味,甘味,ハチミツ”
余韻・・”ホワイトペッパー,ソルティレモン,柑橘系ビターとチョコレート様甘味”
【啓蟄】 香り・・”だいだい・はっさく・みかん様の柑橘、黒糖、みたらし団子、レモングラス”
味わい・・”オレンジ・レモン様の甘味と酸味、マヌカハニー”
余韻・・”ホワイトペッパー、紅茶、塩レモン、カラメル様の苦みと甘味”
・・とあります
なかなかそれほど細かく一つ一つ感じ分けることなどできませんが
そんな感じの深い複雑な味わいがあったことは何となく?(苦笑)わかりました
いまジャパニーズウィスキーが人気なのは、こんな味わいなのと
クラフトディスティラリー(手造りで少量生産を行う蒸溜所)の限定生産
・・ということもあるようで
さらに投機目的で買う人もいるそうですね
ちょっとネットで検索してみたら正規販売店ではどこも売り切れ
もともと少し高めではありますが13,000円~20,000円ほど
でもネット出店で販売されているものは2倍から3倍でした
中には70,000円ほどのものもあります
そんな希少なウイスキーを頂いたわけですね♪
旅行記とは少し外れますが
”そうだったのか!ウイスキー!!”
自分の備忘録のためにもちょっとメモ程度で
以下 思い付きと思い出しでの羅列記事になりますので
ご興味のない方はスルーしてくださいね
オーナー支配人の五味さんはウイスキーにとてもお詳しく
厚岸蒸留所の見学も実施されている
そんな五味さんに厚岸ウイスキーを飲みながら
いろいろとお話をうかがうことができたが
そのうちの熟成樽のお話がとても興味深く楽しかった♪
ウイスキーの味は樽で決まる
その使われる熟成樽のお話はかなり面白い
木材の種類だけで決まる訳ではないって知ってました??
バーボンやシェリー・ワインetc.で一度使った樽ででも熟成するんです
私がお話するよりこちらがよさそう! ⇓
多く使われる二つの樽
シェリー樽はよりフルーティで複雑な風味をウイスキーに与えるのに対して
バーボン樽はウイスキーにバニラやキャラメルのような甘い風味をもたらす
のだそうです
シェリーとは
バーボンはお分かりですよね
この話の途中で
私たちがスペイン旅行のおりにへレスのティオペペ酒蔵見学したことを
思い出してさらに樽の話に拍車が💦
ティオペペの見学はもう25年も前のことですがWw
ずいぶん昔にアメリカのテネシーを訪ねた時に
バーボンとひとくくりにされない
≪ジェントルマンジャック≫を買ってきたことも思い出したりして・・
こちらはスペインよりさらに前の話ですけど(;^_^A
そんなシェリー樽やバーボン樽の販売時期になると(一度使った樽を売る)
ウイスキー醸造所の人たちで争奪戦なのだとか
そんなティオペペやジェントルマンジャックのお話の後で
≪ちょっとこれを試してみて≫と新たなグラスを手にして来られたのが
こちら
同じようなクラフトディスティラリーで
山形の”ウイスキーYUZA”
と
鹿児島の”ウイスキー津貫”
”YUZA”はふんわりとした深い香りながらもきりっとした味わいなのに
”津貫”は濃く甘い香りを放ってブランデーのような濃厚な味わいでした
ラベルをみるとYUZAはバーボンバレルのみ
津貫はシェリーカスクで熟成されたものでした
熟成はどんな種類や経歴の樽にするかだけでもその組み合わせは無限です
むしろ同じ味を造る方が至難なのですね
ちょっと教えて頂いただけですが
ウイスキーの奥深さを覗き見ることが出来たお宿でした
バーコーナーには希少なウイスキーの数々が!
自分の言葉ではなかなか表現しきれなくて
書いては消し書いては消ししているうちに
貼り付けばかりの記事になってしまったのはお恥ずかしい限りですが
何かのお役に立てば・・・
最後までお読みいただきありがとうございました
ネイチャー旅は
つづきます・・・・