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豊中市ブログ「マチカネくんのとよなか草子」マチカネくんと魅力文化創造課職員が、豊中のさまざまな魅力を紹介していきます!

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魅力文化創造課 06-6858-2872 (第一庁舎5階都市活力部)まで

岡町・桜塚商店街応援ソング「おかまち桜いろ」がNHK・Eテレで流れます

2012年07月04日 | ちょっととよなか自慢

都市活力創造室長の長坂です。

毎日、多くの買い物客でにぎわう岡町・桜塚商店街。今春から商店街のアーケードに、買い物がいっそう楽しくなるような、心弾む歌声が流れています。みなさんお気づきでしょうか。

曲は「おかまち桜いろ」。ミディアムテンポで、誰もが口ずさみたくなる心地よいメロディのこの曲は、普段、商店街を通学路にしている桜塚高校軽音楽部のみなさんが制作し、商店街にプレゼントしたものです。

制作にあたっては、部員みんなで商店街や岡町地域への思いを語り合い、感謝の気持ちや未来への希望を込めたフレーズをつなぎ、メロディをイメージしていったとのことです。

歌詞の中には、「だけど遅刻しそうなとき このいつもの道のりが一体どれくらい長く 感じられたことだろう」と、部員のみなさんの朝の登校風景が目に浮かぶような、微笑ましいフレーズも盛り込まれており、やさしく澄んだ歌声と相まって、本当に素敵な曲に仕上がっています。

さて、そんな桜塚高校軽音楽部のメンバーが、この曲をひっさげ、NHK・Eテレ(教育テレビ)に登場することとなりました。

番組はNHK・Eテレの「スクールライブショー」。

平成24年(2012年)7月8日(日)午後6時から全国ネットで放送される予定です。(再放送 翌月曜日午後11時から)

これは、NHKの中高生バンド大会「スクールライブショー」に、「おかまち桜いろ」で応募した同部のメンバーが、見事予選を勝ち抜き、出場した関西大会の模様が放送されるものです。

この関西大会の模様自体は、7月1日(日)から4週にわたって日曜日に放送されるのですが、同部のメンバーが登場するのは7月8日の予定です。

桜塚高校軽音楽部員みんなの思いがつまった「おかまち桜いろ」。ステージに立つメンバーの心をこめた熱唱を、ぜひお聞きください。

なお、この曲は次のサイトでも聞くことができます。

http://www.youtube.com/watch?v=jNnTu7GSAdk

 


神尾真由子さんと日本センチュリー交響楽団が綾(あや)なす夏至の熱い夜

2012年06月29日 | ちょっととよなか自慢

  今年の夏至は6月21日。この夜、ソリストに神尾真由子さんを迎え、日本センチュリー交響楽団の定期演奏会が催されました。

 席数1,700余りのザ・シンフォニーホールのチケットは早々に完売。当日は朝から降り続くあいにくの強い雨ながら、ステージから立ちのぼる芳潤なハーモニーが熱く満場を魅了しました。

 チャイコフスキー国際コンクール優勝をはじめとする数々の快挙に、世界から注目されている神尾真由子さんは豊中市出身。ニューヨーク・タイムズ紙では「正確なテクニックとあたたかなビロードの音色で示す強靱な表現力」と評され、世界各地で絶賛を博されています。

 豊中市では、新田南小学校ご卒業まで過ごされました。その後、東京へ移られてからも、中学2年生のころにはアメリカへの音楽留学を前に、広報とよなか・2000年10月号のために『豊中にありがとう』と題したエッセーをお寄せくださいました。

 2007年のチャイコフスキー国際コンクール優勝後にもご報告においでくださり、広報とよなか・2008年1月号の特集記事・新春市長対談では、淺利敬一郎豊中市長と音楽と豊中に寄せる思いを語っていただきました。

 豊中を「ふるさと」として大切に思ってくださる神尾さん。新世代のヴィルトゥオーゾとして目が離せない神尾さんの国際的なご活躍を、これからも見守っていきたいと思います。

 

 設立当初から、市内の服部緑地にオーケストラハウスを構える公益財団法人・日本センチュリー交響楽団は、今回の定期演奏会で172回を数えるほか、さまざまな特別演奏会や社会貢献事業などで、益々活躍の場を広げておられます。今年6月には、市立豊中病院で患者さんのために、「音楽のおくすり」として心癒されるチャリティーコンサートを開催くださいました。

 1989年に大阪センチュリー交響楽団として活動を開始し、昨年4月に、その名称を日本センチュリー交響楽団に変更して新たにスタート。アンサンブルの緻密さ、古典から現代作品に至るまで、柔軟かつ優れた演奏力は、創立以来、高く評価されています。

 豊中市内には、同楽団のほかに大阪音楽大学のザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団がありますが、高い水準を誇るプロのオーケストラが2つあるという都市は全国的にも珍しいものです。(豊中市以外では、新宿区、名古屋市、京都市、大阪市)

 市民の芸術文化活動が盛んな豊中にとって、音楽分野の高度な創造性を発信し続けてこられた日本センチュリー交響楽団は、大切な地域の財産です。音楽あふれるまち、そして、創造性豊かな都市をめざし、市でも同楽団とともに、豊中の一層の魅力づくりに取り組んでいきたいと思います。

 

 さて、末筆ながら、冒頭でさわりだけ記しました、拍手の嵐さかまく当日の演奏会の模様を少しだけお伝えしておきましょう。

プログラムは、前半が、リムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」とラロの「スペイン交響曲」、後半は、ブラームスの「交響曲第3番」。

「スペイン奇想曲」が日本センチュリー交響楽団の手にかかると、めりはりの効いた歯切れの良さと流麗さのうちにその輪郭と細部までが浮き彫りにされ、リムスキー=コルサコフが憧れたスペインの極彩色の光輝と憂いを帯びた陰影が眼前に浮かび上がるようです。

続く「スペイン交響曲」では神尾真由子さんが、ヴァイオリンのソロを通して、作曲から140年近い時を経たラロの曲想とともに、神尾さんの輝かしい演奏活動に醸され、深い精神性に満ちた音楽の心を語りかけてくださったように感じました。いつまでも鳴り止まない拍手に応えてのアンコール曲は、パガニーニの「24のカプリース」から有名な第24曲で、鮮やかな弓さばきや粒の立ったピチカートが溌剌颯爽、会場は心地よい緊張感に静まりかえりました。

後半の「交響曲第3番」。地中から湧き上がってくるような、また、燻し銀のようなブラームスならではのふくよかな響きが日本センチュリー交響楽団によって奏され、重厚に組み立てられた音律のうねりにたゆたう思いでした。

若い世代や親子連れの姿も会場のそこここで見られ、同楽団の今後のさらなる可能性を垣間見た気がします。 

以上、都市活力創造室の加藤がお伝えさせていただきました。

 

続けて、見逃せない特ダネを・・・  

■神尾真由子さんの素敵な「横顔」が、「広報とよなか」や市長の日記に! 

○豊中にありがとう

(リレーエッセー~とよなか ゆめ・まち・ひと~/広報とよなか・2000年10月号)

http://www.city.toyonaka.osaka.jp/h_file/kohotoyo/200010/46.pdf      

○神尾真由子さんが来訪

(あさり市長のつれづれ日記/市ホームページ・2007年10月9日)

http://www.city.toyonaka.osaka.jp/top/shicho/nikki/2007/kamiosan.html 

 ○特集・ふるさと豊中 音楽あふれるまちづくり

(新春市長対談~世界のバイオリン奏者・神尾真由子さんを迎えて~/広報とよなか・2008年1月号 ※3ページ~7ページ)

http://www.city.toyonaka.osaka.jp/h_file/kohobook/0801_ebook/webr/wysiweb_win_viewer.html 

 

 ■湖面にさわやかな風わたる、8月のびわ湖畔で聴きたい!

○神尾真由子さんと日本センチュリー交響楽団の協演(びわ湖定期公演vol.4)

 

 

■誕生以来、豊中の地で20余年。もっと知りたい日本センチュリー交響楽団 

○公式ホームページをチェック!

http://www.century-orchestra.jp/ 

○緑陰にたたずむセンチュリー・オーケストラハウス

 木立に囲まれた緑地公園の一画にあり、日本センチュリー交響楽団の練習場のほか、音楽に関する書籍などを自由ご覧になれる音楽サロンが併設されています。隣接する服部緑地野外音楽堂では、8月25日(土)・26日(日)の2夜にわたって、「星空ファミリーコンサート」が催されます。

(入場無料、両日とも先着2,000人。お問合せは同楽団・06-6868-3030まで)

   

センチュリー・オーケストラハウス

 

服部緑地野外音楽堂

 

第17回 日本センチュリー交響楽団 星空ファミリーコンサート2012

 

 


豊中ローズ球場へ行こう!

2012年06月23日 | ちょっととよなか自慢

都市活力創造室長の長坂です。

6月も残すところあとわずかです。7月に入ると、豊島公園にある豊中ローズ球場は、夏の高校野球大阪府大会の会場として、高校生たちの熱気と歓声に包まれます。

高校野球とともによく話題にのぼるローズ球場ですが、今日のこのブログでは、夏とは違うローズ球場の別の一面をご紹介します。

 大正4年、夏の全国高校野球選手権大会の第一回大会が、「豊中グラウンド」で開催されたことは、すでに多くの方がご存じのことと思います。

 

ローズ球場の入口正面には、「高校野球発祥の地 豊中」を記念したレリーフが。

 

箕面有馬電気軌道によって建設された豊中グラウンドは、赤レンガの外壁に囲まれ、芝生やスタンドも設けられた、当時としては画期的なものでした。

 大正2年5月に建設。東西150m、南北140m、とても大きなグラウンドでした。

 

豪華な設備を誇った豊中グラウンドでは、高校野球だけではなく、大学野球の対抗戦も華々しく行われていました。

大正2年6月、グラウンドの開幕試合を飾ったのは、米国・スタンフォード大学と慶応義塾大学の対抗戦。

また同年10月には、大阪朝日新聞社主催で「日米大野球戦」が開催されています。

ワシントン大学対早稲田大学で幕を開け、早稲田大学対明治大学、ワシントン大学対明治大学の試合が組まれました。この時の応援団の盛り上がりぶりは、箕面有馬電気軌道の梅田駅から豊中駅まで混雑が続いたと、当時の新聞は紹介しています。 

こうした当時の大学野球の熱気は、今でもローズ球場に引き継がれています。

 

 豊中ローズ球場は、両翼95m、中堅115mで、外野は天然芝の本格的な野球場です。

 

 関西には、5つの大学野球リーグがありますが、このうち、地元の大阪大学が加盟する近畿学生野球連盟(一部リーグ 奈良産大、大教大、神大、大工大、阪大、大市大)では、ローズ球場を本拠地の一つとして、毎年、春季・秋季の一部・二部リーグ戦が数多く組まれます。

 この春、一部リーグで優勝した奈良産大は、過去に何人ものプロ野球選手を輩出している強豪。そして、地元の大阪大学は、昭和60年に5つの大学野球リーグを代表して、全日本大学野球選手権大会に出場したこともある古豪チームで、豊中キャンパスで練習を重ねています。

残念ながら、同連盟の春季日程はすべて終了していますが、大学野球の春季日程の締めくくりとして、これからローズ球場では新人戦が行われます。

6月26日(火)午前10時30分から、関西の人気リーグの一つ、関西学生野球連盟(立命大、近大、関大、同大、関学大、京大)の春季新人戦が、3日間の予定で組まれています。リーグの次の時代を担う選手たちの活躍がご覧いただけます。 

高校野球と違い、あまり注目を浴びることの少ない大学野球ですが、ぜひ一度、ローズ球場にお越しいただき、学生たちのひたむきなプレーに拍手を送っていただければと思います。 

 試合日程の詳細は、それぞれの学生野球連盟のホームページで案内しています。

近畿学生野球連盟 http://sports.geocities.jp/kbl1948/

関西学生野球連盟 http://olive.zero.ad.jp/kansaibig6/

 

 また、大学野球ではないのですが、6月30日(土)午後4時30分からは、関西地方を拠点とするプロ野球独立リーグ(関西独立リーグ)の試合も予定されています。

東大阪市を本拠とする06ブルズと奈良県を拠点とする大和侍レッズの対戦カードです。

関西独立リーグ http://www.yumeclub.or.jp/KANDOK/KANDOK.html

 

スタンドのみなさんの声援と温かいまなざしに後押しされ、ここでプレーする選手たちが次の大きな舞台へと歩み出していく。豊中ローズ球場が、そんな選手たちの飛躍の場であり続けることを願っています。

 

 


全国制覇へ、がんばれ一中男子ハンドボール部!

2012年06月13日 | ちょっととよなか自慢

 

こんにちは、都市活力創造室の笹久保です。 

今日は、夏の全国中学校ハンドボール大会大阪府予選に向けて練習に励む、市立第一中学校の男子ハンドボール部をご紹介いたします

 ご存じの方も多いと思いますが、一中男子ハンドボール部は、3月下旬に富山県氷見市で開催された「第7回 春の全国中学生選手権大会」に初出場、準優勝という快挙を成し遂げたチームです 

 

 全国大会前に、市長へ表敬訪問にきてくださいました!

 

大阪府予選決勝では、終盤の逆転で1点差の接戦を制し初出場を果たすと、勢いそのままに全国のライバル校を退け、決勝戦まで勝ち進みました。 

決勝戦では、滝尾中(大分)に27―24と惜敗しましたが、けがなどのアクシデントも乗り越え、何試合も戦い抜いた選手や関係者のみなさんに心から拍手を送りたいと思います

 

 

 今、選手たちは、7月下旬からはじまる夏の全国中学校ハンドボール大会大阪府予選に向けて、朝夕、練習に打ち込んでいます。府予選、近畿大会、そして8月19日からの全国大会へと、先を見据え練習に打ち込む選手たちの様子を見学させていただきました。

 正門前、まず目に飛び込んでくるのは、横断幕「全国大会 男子ハンドボール部 祝 準優勝 豊中一中」の文字

 

 

 グランドに入ると、パスを呼ぶ大きな声。みんな一生懸命です。OBの方々も連日、練習のお手伝いに駆けつけてくださっています

  

 スピード、パワーともに迫力があり、圧倒されました

  

 写真を撮る手がぶれるほど、シュートを打つスピードが速くて驚きました

 こんなにすごい選手たちですが、実は中学からハンドボールを始めた部員がほとんどということです。経験者の少ないチームを鍛え、導いてきたのは、吉田智恵監督。普段は、一中で保健体育を教える学校の先生です。

 吉田先生は、初任校の豊中十中(女子)をはじめ、指導にあたったチームをいずれも夏の全国大会出場に導いた指導者です。教え子には日本ハンドボール球界を背負う人材も多く、今年男女を通じて史上初の1,200得点を達成した日本リーグ女子の田中美音子選手もその一人です。 

田中選手は、平成19年8月号の「広報とよなか」に、第十中学校のハンドボール部時代の思い出をつづってくださっています田中選手のリレーエッセーはこちらからご覧いただけます(p39です)http://www.city.toyonaka.osaka.jp/h_file/kohobook/0708_ebook/webr/wysiweb_win_viewer.html 

最後に、「夏の大会は3年生たちの集大成の場。練習を重ねて、チーム一丸となって臨みます。」と先生は語ってくださいました 

 

一生懸命練習に励む選手たちと、選手と真摯に向き合う先生。そんなひたむきな姿を拝見していると、選手のみなさんの努力が夏の大会で実を結ぶことを願わずにはいられません。全国制覇へ、がんばれ一中男子ハンドボール部