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まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「夜啼鳥」 (# 27)

2011-04-18 21:29:12 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
今晩は~。
本日もまかろんのお茶会にようこそ!👋

あっぷがなかったにも関わらず、この週末たくさんの方にお越し頂き、
本当にありがとうございました。

私事で恐縮ですが、ジツは店主、先週土曜日にショックなことがございまして。
別に嫌なことがあったとかではないのですが、何と言うか、
自分の至らなさを痛感した、と申しますか・・・。

本当は土曜日にでも先日お約束した準新作をあっぷしようと準備も
していたんですけど、こんな至らない自分に書けることなんてない、って
気がして、どうにも書く気になれなかったんです。😣

なので、土・日と多くの方にお越し頂いたことが本当に励みになりました。
本当にありがとうございます。🙏

正直、自分が何を発することができるのか、まだ心もとない気持ちがするんですが・・・。
少しでも皆さまの心に響く何かをご提供していきたい、と思います。


さてさて。
準備していた準新作なんですが、たまたまそんな今の調子にぴったりのものでした。
バレンタイン🍫💕の前に作ったものなんですが、縁とは不思議なものですね。


皆さまにも夜の安らぎと本当の自由が訪れますように。



2011年4月18日 ブログ直接投稿 「夜啼鳥」

丸いテーブル ティーポット
カップが一つ のぼる湯気
柔らかな色 カーテンで
冷たい闇を 閉め出して
お気に入りの本 小さな世界
たゆたう静けさ
湯気と一緒に吸い込んで
その柔らかな冥い(くらい)自由

闇よ 貴方に祝杯を
小さな小さな夜半の贅沢
闇夜に溶けてく 甘い湯気
その優しさに守られて
怯える小鳥 金の籠
その片隅で 口開く
そらリラルラルララ

わずかな音にも口閉ざす
小鳥は まばゆい昼の光の下では
啼くことができないから
夜に流れる白い湯気
隠れて 世界にただ一つ
自分の唄を 夜空に乗せる
ほらリラルラルララ

闇夜に唄う夜啼鳥
日の光恐れ 恋焦がれ
いつかこの唄 響く日を
夜の祝福の中
想い願う


人気ブログランキング ← 貴方の小鳥が歌えてますように。
コメント (8)
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