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湯屋

2008-03-19 | ●Travel ・・・

地獄行き列車に飛び乗り、鬼と閻魔様のいる町へ降り立った私たちは
七種の泉質・巨大温泉で有名な老舗旅館に宿泊。


まず、旅館へ一歩入ると・・・広いロビーにびっくり!!

・・・♪♪~♪

そしてなにやら、お囃子が聴こえてきました!

活気があって、あの『千と千尋の神隠し』の『油屋』に神様が集うときに
流れる音楽をほうふつとさせる旋律♪


すっかり、千と千尋の神隠しの世界に迷い込んだような気分になり
隣りにいるカレが、ハクに見えてきました!ハクにしか見えません!

ああっ、ハクがこっちを見ている!
「わたしのことはハク様と呼べ」って、突き放すように言われたい!!

さらには客室案内の方が、湯婆婆に・・・・・・

・・・は、見えませんでした。(見えたら失礼)

もう一度カレをしっかり見つめ直し、ハクではないことを確認しました。


しかしながら、かくいう私自身は、カオナシに似ている気がします。


さて、カオナシのゆら~りとした足つきで旅館を先へ進むと
お囃子の音源がわかりました!

   

この、10M近くありそうな、巨大な金棒。

名前は『大金棒』!(じゃっかん、見たまんまです)

実はこのモニュメント、一定の時刻になると、からくりが発動するしくみ。

ちょうど入館した時に、運良くからくり発動中だったのです!

     

     

オープン!! ♪♪~♪♪♪♪♪♪~~~♪♪♪~♪

鬼さんが楽器を弾き音楽を奏で、桃太郎とその仲間、さらには鬼さんたちが
舟から仲良く手を振っています!


   

ブレて見づらいですが、こんな感じで♪

写真だと、からくりの動きのすごさとか、一体一体の可愛らしさとかが
伝わらなくて残念。
音楽も印象的だし、見てて鳥肌が立つくらい感動的です!一見の価値アリ!

さらには、鬼をこらしめるどころか、戦ったことで仲間意識が芽生えたのか
いっしょに舟に乗って帰ってきちゃってる感じが、桃太郎のストーリーを
くつがえすハッピーエンドな雰囲気でうれしい気分!


温泉宿って、静かでひっそりとした佇まいのところももちろんいいけれど
千と千尋の神隠しの油屋ような、活気ある温泉宿っていうのもまた
趣があっていいものです。


このあと、超巨大な温泉を満喫し(温泉のスバラシさについては周知の事実なので割愛)
おなかいっぱい食べ、飲んだくれ・・・

温泉宿での夜は更けてゆきました・・・。


このときはまだ、翌日に過酷な試練が待ち受けていることなど
知る由もなかったのです・・・。

                     <つづく>


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気がつけば、あれから1ヶ月も経っていました。
書きたいことがいっぱいあって全然旅行記すすまない・・・。
でも、こうして書いていると、旅の気分がよみがえってきてなかなかいいかも♪