M*log

  

鬼伝説

2008-03-21 | ●Travel ・・・

そういえば・・・旅の夜、宿泊した部屋にて、こんなものを飲んでみました。

    

ご当地ビール、『鬼伝説』。


それにしても、『鬼伝説』ってすごい名前。

切り絵調の貫禄たっぷりの鬼が、しっかとこちらを睨みつけています。

プルタブを開けて飲もうとしたものなら、金棒でぶん殴られそうな予感がします。


でも、鬼の伝説たるを知るためには、リスクを恐れずに飲んでみないと!


さて、かんじんのお味のについてですが。

すこ~し黒糖の味?がする甘酸っぱいビール。

まああれです、赤いボディから普通だいたい想像はつきますし、よく見れば
しっかりレッドエールという表記もありますし・・・。

えー、わたくし、遅ればせながら、飲み口をつけたそのあとに思い出しました。
伝説にばかり気をとられ、大事なことを見落としていたようです。

いくつか内外国のビールを飲んだことがある中で、ベルギーのレッドビールが
ちょっと、というか、けっこうだいぶニガテだったということを。

すかさず渋い顔で、これ以上飲めないというサインを出す。
それこそ金棒でぶん殴られそうです。


そんなこんなで、私は、鬼の伝説を知ることを早々に断念。

残りはカレにゆだねました。


飲みほしたあとのカレは、何かを悟ったような表情で遠くを見据えていました。
『伝説』に触れたのでしょう。

ただ酔っ払ってポーッとしていたわけではないと思いたい。


カレはおいしかったと言っていたので、私のようなレッドエールが苦手という
人でなければ、おいしい地ビールなんだと思います!

一飲の価値アリ、アリアリアリ・・・アリーヴェデルチ!



このときはまだ、明くる朝、試練の冒険が待ち受けているということも知らず
宵に酔いしれていたのだった・・・・・・。
  
                         <つづく>