つれづれそう

その時々の世の中の出来事を徒然に
老人の戯言ですので、文章に責任持ってません。時々、若い人がかわりに書きます。

公的資金の投入とアメリカの不満

2008-10-10 20:09:52 | Weblog
こんばんは
アメリカの国民は、公的資金投入には
大いに不満の意を表明していますね。
日本語ですと、公的資金という名前になり
実体である「税金」が不明となり
国のお金だろうから自分には関係ないと
思いがちです。
そういえば、日本のバブル崩壊でも
公的資金の投入があり、金融機関は
援助されました。
アメリカでも破産したリーマンの会長の豪華な
生活には変化がない。そんな状況を見て、アメリカ
国民は不満を思っているのでしょうね。
賭博場でマネーゲームをしていた人たちが負けた。
まけた分を、賭博場の外を歩いている通行人に
お金を出せと言っているようなものなのでしょう。
日本では、通行人に良いことはなかった。
低金利で史上空前のもうけの金融機関からは
良い話しもなかった。代わりに格差社会となった。
アメリカ国民にとり、日本バブルは、他山の石なのでしょうね。


金融安定化法案

2008-10-06 21:18:49 | Weblog
こんばんは
朝刊を見ますと、アメリカで
「金融安定化法案」が可決されたと
書いてありました。
しかし、今日の午後のニュースでは
株安の結果が報道されました。
あの内容で多くの人が
安定化しないと思ったのでしょう。
日本の不良債権は当時100兆円
だったと記憶します。
アメリカは一桁ちがうようです。
1000兆円でしょうか。
それに対して70兆円では
それこそ桁が違いますね。
以前も書きましたが
サブプライム問題が顕在化してきて
1年後の対策では、
だれもが「遅い」と思うでしょう。
昨年の夏に対策を打つべきだった。
日本バブルは十分に研究したはずだったが
生かせなかった。
つぎのアメリカ大統領は、不景気の中を
走らなければならない。
候補の二人にそれだけの手腕をアメリカ国民は
期待できるのだろうか。

再編

2008-10-01 22:06:05 | Weblog
こんばんは
アメリカの金融業界が再編されていってます。
すると、以前より巨大な銀行が誕生します。
寡占から独占へという流れでしょうか。
自由競争の結果は、独占へと流れていきます。
独占や寡占は、自由競争の妨げになります。
資本主義の特色である、自由競争は
やがて自由競争を奪う状況を作り出す。
それを防ぐために、独占禁止法などの法律がつくられました。
状況は、法律を乗り越えてしまう。
ねずみ講の後始末を、講に入っていない人まで
巻き込んでしまう。一部の損失を、その他の全体で負担する。
「資本主義の終焉」と言う人まで出てきました。
資本主義のリーダーが、企業を国有化してきている。
バブルとは、資本主義の終焉のためのものなのか。
バブル後の日本は、失われた15年と言われ
大企業減税と社会保障削減そして結果としての格差社会化。
世界にも広まるのか。




税金とバブル

2008-10-01 21:28:12 | Weblog
こんばんは
アメリカのサブプライム問題からの
株安は、史上最大の下げ幅だと
いうニュースが新聞をにぎわせております。
昨年夏にサブプライム問題が表面化しましたが
1年経過して、やっとアメリカ政府も本腰を
入れてきたようです。
十分、日本のバブルを研究したということでしたが
1年後に、対策を立てているわけで、遅ればせながら
の感があります。
金融安定化法案も下院で否決されたようで
議員諸氏からすれば、反対しないと国民が納得しない
という事実から反対したようです。
税金を使って、今までもうけた人々を助けることは
納得できないというわけです。
最初は低金利であるが、すぐに高金利となり毎月のローン
返済金額が給料よりも多いという事実を考えてみると
破綻するのはわかっているわけです。リスクの分散といいながら
結果的にそれはもうけるための建前だったわけです。