雇用の創出

以前にも
雇用の創出について記載しました。
「中国のように、外国企業の工場を誘致したら
よいのでは」と。
もちろん、中国の人件費が安いから外国企業が
中国に工場を構えるのですが
日本の場合は、
日本品質とよばれる高品質が売りですね。
例をあげますと
ドイツ車は、高性能ですが
電気系統に弱みがあります。
日本車ならそんなことはありません。
ドイツ車の価値を高めるために
日本の技術や製品が生かされる場ができます。
話は変わりますが
雇用の創出には、労働時間を短縮し、その分で
雇用を生み出すことができますね。
下がり続けた今の賃金で、ゆとりある生活ができる経済環境と
現在の失業労働者が雇用されることが
消費拡大に必要です。
ここ数年来の増税が、労働者から「ゆとり」を奪っていることは
間違いありません。
所得の再分配が、うまく行われていないからです。

日本型民主主義の欠点

以前、裁判にも国民の目が必要であると
書きました。
行政裁判などは、国民側が極めて不利であると
一般に言われています。
裁判結果などもあらためて、再吟味する国民側の
審査会が必要ではないでしょうか。
理由は、民主主義は少数意見の尊重こそ
非常に大切なルールだからです。
例えば、国会で多数決で決めますが、決めたことが
あとで、国民にとって負担が過重になることが
あった場合、だれが修正するのでしょうか？
与党でしょうか？
与党は決めた当事者ですが、修正はしません。
野党でしょうか？
少数政党の野党には、できません。
現在の日本型民主主義が直面している問題点は
多数派になるための連立でもなければ
選挙で大勝することでもないでしょう。
少数意見の尊重の
そのしくみをどうするかが最大の問題点です。
それを俎上に出さないことが、今の日本型民主主義の欠点です。