宮本内科クリニックのせせらぎ

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読み聞かせ 4

2009年05月28日 | 絵本
今回は5年生の読み聞かせに行ってきました

やっぱり学年やクラスごとに、聞く態度や盛り上がり方も違います。
5年生というと、高学年に入り、ちょっと難しいお年頃か…という印象をお持ちかと思いますが、
今の5年生は、なかなかかわいいものです

目をきらきらさせながら、一生懸命聞いてくれる姿は、素直に真っ直ぐ育っている子供たちなのだなぁと
こちらもうれしく感じます。



今回は、ゆっくりめに時間がとれたので、ちょっと長めの本を2冊と短編を2冊の計4冊読みました。


① しにがみと木の実
② どろぼう だっそう だいさくせん!
③ みんなうんち
④ ねこガム



『しにがみと木の実』は、一見怖そうなお話ですが、しにがみを通して大切なことを教えられます。
死ぬことはつらく悲しいことだけれど、自然の摂理に逆らってはいけない、終わりがあるからこそ、新しい命が続くのだということを…。


『どろぼう だっそう だいさくせん!』は、3人のマヌケなどろぼうが、脱獄計画を立てて、見事脱走するお話ですが、
3人の名前もかなりマヌケな名前で笑えます。
しかも、どうしてこんなにマヌケな脱獄計画が成功するのだろう?というおかしさ、
そしてせっかく脱走したのに、結局マヌケな結末で笑えます。


残り時間を使って読んだ2冊は、毎回あちらこちらのクラスで読んでいる短い短い絵本。
どちらも幼児向きになっている本ですが、5年生でも、まだまだ十分楽しんでくれました


本当にかわいい子供たちです



【 しにがみと木の実 】

再話: エリック・マッダーン
絵: ポール・ヘス
訳: しみず ようこ
出版社: アールアイシー出版


おはなし(本の紹介より)

このお話は、スコットランドの旅人による伝承がもとになっています。
似たようなお話がいくつかありますが、この絵本では、
スコットランド伝統の語りべ、ダンカン・ウィリアムソン氏から聞いたお話を紹介します。


ジャックは、びょうきの母親のところにしにがみをいかせまいと、しにがみを木の実のカラにおしこめた。
こえだでせんをして―“しにがみの実”のできあがり! 
ところが、それからこまったことがおこりはじめ…。
「死」というふかいテーマを、ときにユーモアをまじえながら、絵本というかたちで、やさしくこどもたちの心にとどける。






【 どろぼう だっそう だいさくせん! 】

作: 穂高 順也
絵: 西村敏雄
出版社: 偕成社

おはなし(出版社からの内容紹介)

ろうやにいれられた3人のどろぼうが自由な暮らしを取り戻すために立ちあがった!
3人組が繰り広げるドタバタの大脱走劇。