伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

コッペパンに冷ややっこ!!「お母さん学校辞めたい」 佐倉市学校給食は瀕死の状況

2020-06-24 14:48:35 | 政治
県議会の議会質問は
6月19日無事終えることができました。
議場で、またはインターネットで傍聴くださいまして、ありがとうございました。
ただ今、明日の環境生活警察常任委員会の質問準備中です。
しかし、佐倉の子どもたちの大事な学校給食がとんでもないことになっていますので、
ご報告です。

「お母さん、学校辞めたい」と言わせた
「こっぺパンに冷ややっこ」の給食メニュー


佐倉市では、コロナ後、学校給食が再開されたのですが、感染症対策として
調理をしないメニューが出されている、というのです。

佐倉市の「売り」だった自校式学校給食、「おいしい佐倉の給食」はどこに行ったのでしょうか。

佐倉市は、保護者と栄養士の先生方、そして私たちネットの先輩議員が
センター方式に変更される危機を乗り越え「自校方式」を守ってきた歴史があります。
各学校の栄養士さんがメニューを考え、調理員さんが腕をふるっていました。
コロナ前は。

メニューを見ると ↓ 袋入りのパンと牛乳とおやつだけ。
欄外には「給食で足りないものはお家でとりましょう」と、ご丁寧にあります。



育ち盛りの子どもたちの昼食が、こんな粗末なメニューでいいのでしょうか。
授業後に学童に行く子もいるのに、これではお腹が空いてしまいます。
家庭の事情によっては、給食が重要な食事になっている子どももいます。
いくらコロナ感染対策と言っても、近隣の市では既に通常メニューの
主食におかずが付いた通常の給食が再開されているのです。

近隣自治体の学校給食は「センター方式」で、給食センターで
まとめて作られた給食が、各校に配られています。
遠くのセンターから配送されてくるセンター方式より、
各学校で作ってすぐに配食する自校方式のほうが、いいはずです。
なぜ、佐倉市だけが袋詰めのパンとおやつなのでしょうか。

さらに、教育委員会を傍聴して驚いた!!という情報が来ました。
市民から公募で選ばれた教育委員が、
「パンにジャムまで付けていただき、ありがとうございます」と言ったそうなのです。
保護者の立場で選ばれた委員のはず。
あまりの問題意識のなさに、驚くやら腹が立つやら。

佐倉市のひどい給食事情は近隣市でも有名になっているようです。

保護者から教育委員会へ電話が殺到したのか、
佐倉市では8月末までこの簡易給食?を続けると言っていたのが、
昨日、「7月から調理をする給食にシフトする」と発表したそうです。

船橋市の簡易給食メニュー ↓
同じ簡易メニューでもあまりの違いに、佐倉市のは「手抜きメニュー」と
改めたらいいです。
このような給食だったら、無料にすべきではないでしょうか。



子どもに「学校辞めたい」と言わせた給食。
教育長、市長、ご自分で3か月間食べ続けてみてください。






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