伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

画期的!!千葉県は殺虫剤、化学物質を使わない総合防除での建物管理にシフトします

2020-08-21 13:14:56 | 化学物質過敏症
化学物質過敏症患者にとって、とてもうれしい報告です。

千葉県庁建物の管理を、殺虫剤を使わずに総合防除で行います*****

法律上「特定建築物」に該当する建物は、衛生的・快適に使用できるよう、
建築物環境衛生管理基準に従って維持管理することが義務付けられています。
そのため、1年に何度か、建物内に殺虫剤を撒いて、害虫駆除を行っています。
害虫が居ようが居まいが関係なく、日程を決めて殺虫剤散布されています。
これを「定期散布」と言います。

現在、日本では100万人以上の化学物質過敏症患者がいると言われています。
しかし、化学物質過敏症の人にとっては、殺虫剤が撒かれると具合が悪くなるのです。
そのため、定期散布ではなく、生息調査を行ってから、適切な方法をとるようにと、
毎年千葉県には要望してきました。

「生活環境を健康にする会」として、千葉県公共施設での殺虫剤、化学物質使用状況調査を行い、
その問題点を事務局長のTさん(知る人ぞ知る)が分析。
問題点を抜き出す、という作業を行ってきました。
10年続けてきて、改善が少しずつ進んできましたが、
今回、一気に進むことになりました。

それは、ひょんなことがきっかけでした。

7月17日(金)県庁議会棟の会派控室で仕事を終え、部屋を出たとき
「7月18日(土)全館、建物の消毒をします」という張り紙に気が付いたのです。
急遽、何を撒くのか?生息調査は行ったのか?と管財課に問い合わせ。
控室のある部屋だけでなく、玄関ロビーから廊下、エレベーター、と私が使うであろう
最低限のルートには撒かないように要請。
そこで、3階の廊下、部屋には撒かないことを約束してもらいました。
次回は2月、とのこと。

その後、どうなるのかと気になっていましたが、
今回、担当課との予算要望のヒアリング時に、本庁建物は総合防除を取り入れることを、
また、全公共施設の管理者に、本庁では総合防除で建物管理をすることを周知する、と明言。
うれしい限りです。
千葉県本庁が積極的に動いてくれれば、念願だった、子どもたちが居住する児童養護施設、
児童相談所や県立学校での殺虫剤を使わない管理が進むと思います。

自分が化学物質過敏症患者だったことがよかった、と感じた瞬間でした。
自分事じゃないと、これはわからないと思います。



予算要望の全日程を終えて、とても良い結果にほっと。
でも、なんか変だと思いませんか?(いつもと同じ?)
それは↓を読んでね。

番外編
私が苦手なのは臭い。特にたばこのにおいですが、建材もダメです。
以前、部屋探しに同行して、ダウンしたことがありました。
食べ物は気を使っているのですが、
時々気が緩みます。
バナナ を食べてしまったのです。
それも、普通のバナナ。(有機ではないもの、という意味)
久しぶりのバナナはおいしかった!!
ところが、翌日舌の先、食道の入り口、胃がひりひりするのです。
頭もボーと。
食べた直後も、そういえば精神不安定になっていたな、と。
これがポストハーベストの影響なのか?アレルギーなのか?気のせいなのか?
わかりませんが、私の体が反応していると実感したのでした。



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