伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

SOS!!シロアリ防除剤で健康被害が

2012-06-27 08:24:53 | 化学物質過敏症
友人からSOS。
お向かいの2軒にシロアリが発生したので、白蟻駆除を行うとのこと。
彼女が化学物質過敏症患者なので、どうしようかと相談してくれた。

2年前、すぐ裏の家7軒でシロアリ防除をされた時、彼女は漢字が読めない、暗証番号が分からない、記憶できない状況となり、今も完全には戻っていないという事だ。

散布してしまえば少なくとも5年間は薬が効き続ける。
そこで暮らしている人にも影響が出ないはずはないのだが。

そこで、ホウ酸由来の白アリ防除剤を紹介した。

2年前、私たちの事務所にも白蟻被害が出た。
私ももちろんだが、大勢の人が利用する事務所でシロアリ駆除をして健康被害が出たら大変と、自然由来のものはないかと問い合わせた結果、ありました。
「モクボーペネザーブ」
仏像などにも使われるとか。

通常のものより割高だが、その代わり薬の効果も2倍長持ちするという事だった。
もっと高価なのはヒノキから作られた防蟻剤。
これはもっと効果が続くとか。

休日に駆除をお願いして、私も立ち会って確認した。
臭いもなく、体調も悪くならず、大丈夫。
翌日、化学物質過敏症患者のTさんと事務所で5時間ほど一緒に作業したが、彼女も大丈夫だった。
最初舌の先がピリピリしたという事だったが。

人体実験したわけではなかったが、結果大丈夫というお墨付きとなった。

佐倉市で木造で保育園が新築される計画があったので、通常の白蟻防除剤では子どもたちの健康被害が心配なので、自然由来のものを使用して欲しいと議会質問をした。
結果、ホウ酸由来の防蟻剤が使用され、胸をなでおろした。



腰板に穴をあけ薬剤注入。
あれから2年。
大丈夫です。



ノズルの先から薬剤が180度広がって注入される。
先からシャワーのように出ているのだが、分かりますか?

また別の友人からは、
柏市で7月17日から4日間、田んぼ千haに農薬が空中散布されるため(無人ヘリコプターで)3日間避難するとのこと。
農薬中毒を診てくれる群馬県の青山医師からは、避難は一ヶ月間必要と言われたそうだが、とても無理。
議員が避難費用を出すようにと市役所の農政課に言ってくれたが、当然無理。
以前、足がはれて歩行ができなくなったこともある。

私の身の回りでは、いろいろな被害の声が聞こえてくる。

佐倉市では田んぼへの農薬散布が7月22日から始まります。
情報はHP、広報にも場所が発表されていますが、農政課に聞けば、どこを散布するか詳細が分かります。
車で走っていても、窓から農薬が入ってくるので、散布後3日~7日ぐらいは気を付けた方がいいですね。




最新の画像もっと見る