伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

コロナ対応「発熱したらまずはかかりつけ医に相談を」

2020-12-08 23:08:51 | 新型コロナウイルス問題
11月27日から県議会が始まり、12月3日から連日議会質問が続いています。
やはり全員がコロナ対応について質問項目に入れています。

連日、陽性者が増え続け、全国各地の医療機関の深刻な状況が報道されています。
一方、本間真二郎医師によると、第3波はすでにピークアウトしたと。
本当ならうれしいですが。

「発熱したらまずはかかりつけ医に相談を」

11月から発熱した場合、まずはかかりつけ医に電話で相談することになりました。
電話すると、検査可能な医療機関が紹介されます。
かかりつけ医がいない場合は、コールセンターや保健所の発熱相談医療機関に電話してください。
千葉県のホームページには各医療圏域ごとの発熱相談医療機関一覧表が載っています。

私たちが以前から要望していた、コールセンターでの看護師対応がやっと実現しました。
(12月5日~ コールセンター☎ 03-6747-8414)
コールセンターは24時間 365日です。

また、発熱相談医療機関でも夜間・休日に対応できる体制づくりを行うと予算はついていますが、
一覧表を見ると土曜日だけですね。

現在、千葉県ではインフルエンザ・コロナ対応できる医療機関・検査体制を
目標1100として募集しており、現在は約1000機関が手を挙げています。

連日の陽性者増加で、フェーズ2からフェーズ3になり、より深刻な状況になってきました。
これからのピーク時を見据えると1日当たり検査目標数は約24,000件
検体採取目標は約24,500件(現在約10,500件)、
検査分析目標は約36,800件(現在約12,000件)です。

「もっと迅速に社会的検査を」

国は9月15日、医療機関、高齢者施設など感染者が出ると重症化しやすい施設での検査を
幅広く行うよう通知を出しています。
また、いわゆる高齢者(65歳以上)や基礎疾患のある人は、症状が無くても希望すれば
検査が受けられるようにと、予算措置を行っています。
ところが、千葉県は依然として、保健所長の指示のもと、陽性者が出たら濃厚接触者を
たどって行政検査を行う方法をかたくなに守っています。
医療機関や高齢者施設でクラスターが発生しても、そのフロアだけなどと限定し、
建物丸ごと、出入り業者も検査を、という社会的検査は行っていません。

「事例1 おかしくない?」

将棋グループ8人で楽しんでいたところ、一人陽性者が発生。
その場合残り7人全員を検査するかと思えば、濃厚接触者となったのは一人のみ。
濃厚接触者は行政検査なので無料で検査が出来ますが、後の6人は?
全額自費になってしまいます。

「事例2 警察署でも」 

私は環境生活警察常任委員会に所属しているので、警察官に陽性者が出ると、報告が来ます。
そのたびに「署員全員検査をする必要ありますよね」と言っていますが、警察としては県の
方針に従うしかできません。
11月25日柏警察署で一人陽性者が出ました。
対応は、濃厚接触者はいなかったが、念のため65人を自宅待機にした。
そのための人員体制は行った、との事。
その後12月4日、65人の自宅待機者の中から1名陽性者が出た。
発熱等の症状が出たため検査して判明。
その時も濃厚接触者なしところが翌日12月5日さらに一人陽性者が出た。
この場合は濃厚接触者は6人となる、との事。
→ 本日 2番目の陽性者には濃厚接触者があって、4番目の陽性者が出たとの事。

結局11月25日の時点で柏警察署全員(約370人)か、せめて自宅待機の65人全員
を検査していればよかったのに、と考えてしまいます。

警察署、消防署など市民生活に重要な役割のあるエッセンシャルワーカーには、
積極的な検査が必要だと思います。



伊藤とし子の県議会レポートを発行しました。
ご覧ください。


・新型コロナウィルスから命と暮らしを守る!PCR検査体制が変わりました。
・千葉県の食と農を守る 種子条例成立!
裏 
・HPV(子宮頸がん)ワクチンにご用心!
・恩寵園事件 9月県議会に議案提出される
・活動アルバム
・9月県議会 佐倉・酒々井選出議員の態度表明





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