
6/15市内各地でトウネズミモチが花盛りです。
人目を引く花ではありませんが、虫にとっては重要な花の様です。
蝶やミツバチが群がって蜜を吸っていました。
佐倉市のHPに市で行った放射線測定結果を公表している。
その中で、プール水の測定結果がUPされているが、何のことか分からない、と質問をいただいた。
以前、担当者に説明してもらっていたので、ここでお知らせします。
検査は財団法人千葉県薬剤師会検査センターに依頼。
プール開きに合わせて、検査を実施、順次HPで公表してきた。
6月24日現在、残りは2校。
全ての検査が終わってからは、7月に入ってから、市内を4地区に分けて、小・中学校とりまぜて、1校ずつ4校で降雨後測定の予定。
小学校ではプールの授業は10時間、中学校は7時間あるが、水泳部のある中学校もある。
検査方法は以下の通りです。
単位のCPSとは、1秒間の放射線量で放射性セシウムも放射性ヨウ素も核種の別なく数える。
1. 試料計数とは、学校のプール水2リットル中の放射線量 (元は佐倉市の水道水)
2. BG計数とは、検査機関の水道水から不純物を取り除いた純水の放射線量 (元は千葉市の水道水)
3. 試料正味計数とは 1-2
4. BGに対する試料正味計数の割合 3/2×100
判定は、プール水の放射線量が 2の純水の放射線量とどの程度異なるか。
純水の放射線量に対してプール水放射線量の割合が20%以上高い場合、「放射能汚染の可能性が有り」と判定する。
汲み置いた期間が長かったり、雨が降ったりすると放射能がプール水にたまることは分かる。
そのため、原発事故後汲み置かれたプールのたまり水は危険であると誰もが心配した。
今回はプール開きに合わせての測定だったため、試料によっては、千葉市の水道水の方が放射線量が高かったりした。
というのは、千葉市の上水道の水源が印旛沼であるため。
佐倉市の水道水は地下水が65%、しかも100メートルの深井戸なので、100年間かかって濾過された水とも言われている。
原発事故後、改めて地下水を大事にしなければならないと、多くの佐倉市民が考えたと思う。
今のところはプール水は大丈夫。
しかしコンクリートのざらざらの表面にはセシウムが入り込んでしまっているので、直接座ったりするのは危険とか、
プールの側溝などヘドロ、苔、ほこりがたまっていたら、そこから高い数値が、などとも聞く。
やはり掃除は欠かせないようだ。
どこが放射線量が高いかをきちんと把握して、対応しなければならない。
残念ながら、そんな世の中になりました。
明日の文教福祉常任委員会では、放射線量年間1ミリシーベルトを守らなければならないはず、と再度質問する。
今日、文科省に電話をして確かめた。
福島県以外の基準値は?
「福島県以外は年間1ミリシーベルトです」
それが文科省の見解ですか?
「そうです」
第2ラウンド開始。