LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

ダビング10

2008年03月19日 | AV

これまでデジタル放送は1回しかコピーが許されない、コピーワンスだった。1回はコピーできるかといえば、それは違う。HDレコーダーに録画した時点で1回なのだ。驚いたか。残るは他機種かメディアにムーブ(移動)だが、D-VHSを買う気はしない。I-O DATAのRec-POTなどムーブ専門の機械も存在するが、使ってみなければ自分の機械で移るかどうかは分からない。何を言ってるのかといえば、ブルーレイを持たないユーザーはHDに録画したハイビジョン番組をそのまま他のメディアに残せない、といことだ。HDからあふれてしまったらDVDにレートを下げてムーブするしかない。これが9回までのコピーが可能となる。10回目はこれまでと同じムーブ。ずいぶん良くなったじゃないか、と思うのは早い。録画機がダビング10に対応している必要がある。しかも、これまで同様、孫(コピーしたものからのコピー)にはコピーできない。映画や音楽LIVE番組は永久保存したいモノもある。孫コピーできなければ、たとえブルーレイに残せても次世代のメディアに繋げられない可能性がある。将来はともかく、現在HD/DVDレコーダーにあるハイビジョン番組は、ブルーレイを買ってi.LINK経由によるムーブの道しか残されていない。しかもこれが確実ではない。メーカーも保証はしていないし、他のメーカーの過去の機種まで確認は出来ない。DVDデッキが永遠に搭載されるとは考えにくいから、いつかは見られなくなる運命にある。結論。ユーザーは常に不自由だ。