LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

木の皿

2020年08月06日 | 木工

栗の板を買っていて、皿を作りたいと思っていた。お礼のプレゼントをしたい人がいて、温めていたデザイン、と言ってもたいしたことないのだが、作った。板のサイズでは5枚出来る予定だったが、完成したのは4枚。板はもう一枚あるので、さらに5個在庫を作る予定。

脚の材はお決まりのブラックウォールナット。4枚同時にカットして寸法を合わせる。小さい材を卓上丸のこで切るのに、自作のクランプを使う。加工はサイズに切断する前に両面を手押しガンナにかける。寸法に切り出して、脚が入る切り込みや板裏の、傾斜を入れる。裏側をペーパー#60、120、240,400で磨き焼印を押す。失敗したら繰り返す。後でペーパーがけしづらくなるところも、合わせて磨いておく。スリットに脚を入れて平滑な面に皿を乗せて、4箇所を叩いていく。がたが無ければ音がしなくなる。これで皿表面の加工に入る。脚が少し出てたり、皿の表面が悪かったりするので、もう一度手押しガンナを表面にかけて目違いなどをとった後、ペーパーをかけて塗装に入る。今回食品が乗ることを考えて拭き漆に挑戦、少し色が濃くなるようで見た感じもあまり良くない(写真)。拭き漆は断念して「木固めエース」にする。何度か薄く塗ってはペーパー#1000で磨いて完成。