セピアクルー 復元 ２

１０数年前にウクレレを見に楽器店へ行った時に、家にあるギターもいつか直そうとナットの材料を買いました。
当時は、なんでも良くて、、そこに売っていた象牙の粉入りという樹脂製のナット剤を買ったのですが、結局使わずにずっと引き出しの奥にしまわれたままだったものを思い出しました。

今回、ナットはオリジナルの樹脂製のままのつもりでしたが、せっかくあるので作り直して見ました。
その前に、ピックガードの剥がれかけた所を、両面テープで補修しました。
  
オリジナルのナットを外します。
 
こういう感じの樹脂製で溝も始めから出来た物の様です。
  
これが、昔買ってあった樹脂製ナットです。
その前に指板をクリーナーで清掃します。 
   
指板はちゃんとローズの単板でした。
安物のウクレレなどでは、指板も合板のウクレレがよくあります。
 
フレットの角は、専用のヤスリで磨きます。
片側が半丸になっています。
 
まずフレットの幅を合わせて削り取りました。
次にオリジナルを参考に溝を切りました。
 
ゼリー状の瞬間を少しつけて止めます。
 
弦とペグが届きました。
 
GOTOHのスタンダードのものですが、元からついていたものとは比べ物になりません。
  
急がないので続きはまた後日。