Hさんのカマカ・コンサート 3

ウクレレの傷の着色とラッカー塗装をします。
全塗装ではなく、部分だけします。

これもまた難しい選択ですが、全部塗装は余程の事が無い限りは自分はしないです。
　
傷の部分をもう一度ヤスリを掛けます。
　　
少し石鹸をつけて滑り良くして軽く磨きます。
番手は1000〜1500〜2000番です。

大分、フラットになりました。
傷跡は分かりますが、見た目は悪く無いです。

トップも線上になった傷を磨きます。
　　
欠損部分はコア材で作りましたので違和感は少ないです。　
　　　
ここで指板も掃除しておく事にします。
　　
クリーナとブラシで汚れを取りました。
　　　　　　　　
何度か着色したり、磨いたりの繰り返しです。
　　　
塗装はこの道具を使っています。
　　
フレットが気になるので、ヤスリで少し修正します。
カマカはフレット端の処理は良く無いです。
　　
塗装の後はまたサンディングです。
　
塗ったところと塗ってないところを、程よくマッチングさせます。

ヘッドも汚れが目立つのでペグの掃除とヘッドの清掃もしました。
　
ナットの一部に傷があるので、目立たない様に磨き直しました。
　　　　　
少し乾燥していますのでレモンオイルを１滴で全体を磨きました。
　　
続く。