仕事はリタイヤしたとは言えど、ずっとウクレレの調整だけしている訳ではありません。
一番大変なのは、犬のらっきーの介護です。
よく人を介護してくれる犬の話しはテレビで有りますが、老犬を介護すると言う話はあまり出ませんね。
子犬は可愛いけど、やがては老犬に必ず成るんです。
大変と言っても、もう家族の様なもんですから向こうも自分を犬だとは思ってない様です。
さて、昨日8割仕上げたレイラニの傷ですが、石鹸水をつけながら1000番の紙ヤスリで丁寧に磨く様に研ぎます。
消してやり過ぎてはいけません。
何mmも削る訳ではなく、紙1枚分も削りません。
水研ぎが終わったところです。
艶が消えた状態で、ほぼ傷だったところは消えています。
この時点では傷の回りとも、ツヤが完全に消えた状態です。
クリーム状のコンパウンドで少しずつ磨いてゆきます。
傷が殆ど判らない程度に成ったら終了です。
レイラニの修理はこれで終わりです。
次にテレキャス・ウクレレのフレットを磨きました。
新品でも、これだけボロ布が真っ黒 になる位磨くと、フレットもピカピカでツルツルに成ります。
やり過ぎると弦が横滑りし易く成るので適度にしましょう。
フレットの気に成るところだけ、少しヤスリを掛けました。
くれぐれも他に傷が付かない様に注意が必要です。
弦を張る事にします。
選んだのはローGにワースのフロロカーボンのクリア弦
1〜3弦はオイハタのミディアムとしました。
ウクレレが新しい内は少しパワーのある弦で鍛えた方が良く鳴る楽器に早く成ります。
鳴ると言う事を勘違いされている方がいる様ですが、大きい音が出るのを鳴ると言うのではありません。
音の立ち上がりが素早く、粒立ちが良くて、楽器として鳴ってると言う事です。
合板の楽器でも良く鳴るものは鳴ります。
高級な音ではないかも知れないけど、これもまたいいんです。
まだ出来立てで、只のウクレレの形をしたものでしかありません。
ざっと張りましたが、サドルが高いのとピッチが合ってないので整形し直しながら、少し低く削りました。
弦の太さがナットに合っていませんが、続きは又にして終わりました。
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