特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

リニューアル編成に逢いたい!

2016年05月30日 | 撮り鉄 JR編
間もなく入梅という事で好天が続きませんね。
そうなると撮り鉄メインの趣味を営んでる私には非常に困った時期となります。

雨が多いとどうしても遠征が減りますしそうなると僅かな間隙を縫って
近場撮影というパターンに走ってしまいますがそれ程魅力的な存在はあまり近場には無く
じっと我慢・・・、は出来ませんので今シーズンのターゲットは683系『リニューアル車』です。

最近、JRで大阪や京都方面へ出掛ける際に683系『リニューアル車』を見かける機会が増えました。
今の所『ヨンダー』と呼ばれる4000番台のリニューアルが先行しているようですが
印象的には見た目が良くなった感じで「よっしゃ!一度撮ってみるか?」と思いました。

そう思い出撃しましたがなかなか短時間では683系『リニューアル車』には出会えません。


683系4000番台。
JR西日本を代表する特急車です。
乗ってみれば悪い電車でもなく今の時代、9連固定編成と言うのはどっしりして
風格さえ感じさせるのですがどうも写欲が湧いて来るカタチでは無いので
かつては「雷鳥」や「日本海」の撮影時の練習がてらに撮るという有様でした。

残念ながら未リニューアル編成でしたので場所を移動して次のサンダーバードを狙います。


『ヨンダー』ですがまたしても未リニューアル編成です。
残念ですがいづれは681・683系のリニューアルが完了する筈なので
未リニューアル車の記録として納得するしか有りません。

先程の撮影ポイントに戻り再び上りのサンダーバードを狙います。


またしても『ヨンダー』未リニューアル編成。
おまけに大阪方に付属3連編成が併結なのでもしリニューアル編成だったら
がっかりしたと思いますが簡単にリニューアル編成に会えないものなんですね~。

まあ、焦らずボチボチ行きたいと思います。


気が付けば20年超えのサンダーバード

2016年05月27日 | 撮り鉄 JR編
前回の記事の最後に登場した『サンダーバード』683系。


その嚆矢は1995年4月20日登場の681系による「スーパー雷鳥(サンダーバード)」でした。
何ともうこのカタチが登場して20年以上経過しているのですね。

北陸新幹線の長野~金沢開通に伴い『サンダーバード』の金沢~富山間の運行は終了しましたが
今も関西~北陸間を結ぶ主力として毎時1~2本の頻度で活躍中です。

私にとってはかつての主力、485系『雷鳥』に較べて魅力に乏しく撮影の対象としては
どうしても下位に沈む存在でしたが乗車する分には文句の無い電車です。
そんな事を思っていましたが昨日までの雨も朝には上がり雲の切れ目から少し青空も
見えてきましたので近場ですが『サンダーバード』を撮りに出掛けました。


681系の流線型非貫通スタイルを持つ3連+6連編成。


こちらは後継の683系の同じく3連+6連編成です。
貫通スタイルで485系の“電気釜”スタイルに似ていますが少々間延びしているせいか
精悍さや格好良さは感じませんね。
残念ながらリニューアルを受けた編成には出会えてませんがリニューアル車両は
前面に青いラインが加わり見た目のバランスが良くなっている様な気がします。

命の洗濯?は乗り鉄と旨い物で・・・

2016年05月23日 | 乗り鉄&食べ物
先週の話なんですが乗り鉄を中心とした1泊旅行の話です。

※今回はスマホ撮影画像が多く登場します。


最寄りの駅から223系で京都へ向かいます。


京都からは智頭急行線経由倉吉行き『スーパーはくと』に乗車です。


京都駅に入線したHOT7000系気動車。
今日は特徴的なスタイルの流線型先頭車ではなく、貫通型の先頭車が納まります。
過去に一度だけ相生(臨時停車駅)まで乗車経験が有りますが今回乗車した車両は
リニューアルを受けているようで以前のグレー系のビジネスライクな雰囲気から
一転、木目調をあしらった車内が印象的でした。




簡易タイプのフットレストが装備されています。
シートピッチは980mmでしょうか?普通車としてはまずまずの居住性ですね。


走り出すと結構乗車経験の有るJR四国の2000系気動車と殆ど同じ印象です。
まあ同等の出力のエンジンに変速1段・直結2段というスペックも同じです。
もちろん「制御付自然振子方式」を備えてますので曲線の快速ぶりも同じです。

3時間6分の乗車を終えて鳥取で下車です。


約30年ぶりとなる鳥取砂丘へ向かいます。



大きな砂場(笑)。
雲一つ無く晴れた青空と砂丘の砂のコントラストが美しかったです。

遊び写真も・・・


砂丘散策を終えて昼食です。

快晴で少々暑かったのでビールが異常に旨い~。


そしてお約束のいか丼。日本海のいかは美味しいですね。


砂丘を後にし鳥取駅へ向かいます。

ここから次の目的地にはキハ187系『スーパーまつかぜ』で向かいます。

たった2両の有料特急と言うのは近鉄特急以来の経験です。
スタイルも切妻でコストダウン最優先といった趣きなので今まで一度も撮りたい!乗りたい!と
思わなかった存在でしたが今回はこの車両の初乗車も目的の一つでした。




外観のチープさとは裏腹に車内はJR西日本特急車標準仕様といった感じで
683系とほぼ同様の造りなので乗ってみれば特急車らしさは十分です。

走り出してびっくり!
何とこの強力な加速は一体???

JR四国2000系やHOT7000系よりも加速がスムーズかつスピーディーです。
注意深く観察するとエンジン音がそれらよりも重厚で変速の刻みも細かいです。
帰宅してからスペックを調べるとエンジンはそれら(330~355PS)よりも強力な
450PSで変速機も変速1段・直結4段というものでした。

道理で速い筈です。土讃線をかっ飛ばす2000系も凄いと思いましたがこのキハ187系も
負けず劣らず日本海沿いの曲線区間をブッ飛ばします。
良い車両なんだと今回それを知った訳なんですがそれにしても地味なスタイルで損してますな~。

意外な実力を持つキハ187系の乗り心地を1時間27分堪能して松江に着きました。

今回、この旅の第一の目的は宍道湖の夕日です。
昨年初めて一畑電車の撮影の為にこの松江を訪れたのですがその時宍道湖の夕日の話を聞き
撮影に出掛けたのですが雲が多く満足行く写真が撮れなかったのです。

今回は天気は抜群に良かったのですが少々夕焼けの赤味が足りなかったので
カメラで細工をしましたがほぼイメージ通りの写真を撮る事が出来ました。


夕日の後の楽しみはもちろん美味しい物を食べる事です。
こちらは昨年訪れて美味しいイカを食べさせてくれた松江駅近くの『松江 和らく』。


お目当ては泳ぎいかの活いか姿造り。
季節によって旬の種類のイカが出てくるそうなんですが丁度今は最も美味と言われる
『白いか』の旬という事で楽しみにしていました。

胴の部分を刺身で頂きます。
頭の尖った三角の部分とゲソは後で天ぷらか塩焼きにしてくれます。
今回は贅沢に二杯のイカ。


こちらがそのゲソの天ぷら。


こちらが塩焼き。

私自身は天ぷらの方が好みかな?
とにかくどちらも地酒で頂くと旨いです~。


のどぐろの塩焼き。
絶妙な脂の乗り加減でこいつも酒が合います。


島根和牛にぎり。

暫くは贅沢を慎むぞと自分に言い聞かせながらの注文です。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇    


翌日は特に予定は無かったのですがせっかくなので境港方面へレンタカーで向かいました。

せっかくなのでCMで有名になった場所も走りました。

高所恐怖症の私は橋の頂点付近でビビリながら運転してました。

境港と言えば・・・




水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』で賑わっています。









水木しげるロードの散策の後は境港水産物直売センターへ向かいます。

目的は再度、旨い物~♪


直売センター内に有る海陽亭。


まだ車を運転しなければいけないのでノンアルで我慢。


活白いか姿造り


岩牡蠣


活皮はぎ姿造り

文句なしに全てが抜群に旨~い!

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇ 

こうして短い旅は終焉の時を迎えつつ有ります。




松江~岡山   『やくも』




岡山~新大阪  『さくら』


新大阪~京都  『サンダーバード』


本当に乗り鉄と旨い物を堪能した2日間でした。


レアな車両に出会った日

2016年05月08日 | 撮り鉄 JR編
最近、疲れが溜まってきたせいか休日の早起きがきつくなって来ました。

「適当に何か撮りに行こうか?」
「リニューアルされた683系にでも遭遇出来ないかな?」

昼位までゴロゴロと身体を休めていましたが、ふとそんな事を考えつつ
天気も良いので出掛けました。


場所は跨線橋で金網越しに俯瞰で撮る、ある有名な撮影ポイントです。

ご覧のとおり、最近の私の主力機E-M10に付ける40-150は前玉の口径が小さく
金網でケラレる事無く撮影出来るので助かります。
APS-C機やフルサイズ機を使うユーザーはケラレ覚悟で撮るか脚立使用でフェンス上部から
撮るしか無いのですがこの跨線橋は人の通行が多いので脚立や三脚使用時には
十分周囲に気を付けて通行者の迷惑にならない様にして頂きたいものです。
残念ながらフェンスにはペンチ等で破られ穴を開けた跡も有りましたし
相変わらずマナーの悪さは改善されませんね。
撮り鉄=マナーも守れずモラルも無い馬鹿な集団と周囲から思われない行動を
皆に改めてお願いしたいと感じました。

さて文句タラタラはこの辺にして・・・

683系のリニューアル編成に遭遇したいと思いサンダーバードを待ちました。

残念ながら3+6連の未更新車です。
次のサンダーバードを待つ間、やって来る他の列車も撮影します。


更新が進む221系。
後継の225・227系に較べて側窓が大きく見晴らしが良いのが魅力です。


117系もまだ活躍中です。
残念ながらこの更新色は今だ馴れる事が出来ませんね。
それにしてもMT54のサウンドは堪りません。


223系。
転落防止幌と呼ばれる装備を全面に付けた編成が増殖中です。
不思議なものであれ程不細工なモノは無いと思っていたのですが最新型227系では標準装備となり
今や225系にも次々装着され始め、見馴れたせいか余り違和感を感じなくなりました。


サンダーバード。
編成後部があわやフレームアウトしそうでした。
EVFこの編成も先程と同じく3+6連の未更新車両編成です。
まあいずれは未更新の姿が貴重?となるのでしょうし未更新の姿を残すのも大切かも知れません。
E-M10のファインダーフレームレートを高速にしてはいますが一発勝負では僅かな遅れが
致命傷になりますね。ですから最近は体調が悪い時や絶対に失敗したくない時は
8コマ/秒の連写に頼る事も多くなりました。

これらの車両を撮影している間にこんなレアな車両がやって来ました。

電気検測車の443系です。
国鉄形特急電車と同じ顔を持つ人気の検測車ですが既にJR東の443系は廃車されたそうなので
現存する443系はJR西が保有するこの編成のみとなります。
近い将来、キヤ141系に電気検測車が組み込まれると廃車になるとの事ですが
予め待ち構えて撮影するというのはかなり困難なのでとっさに記録出来て良かったです。
俯瞰で撮影出来ましたので双頭タイプの連結器や検測用ドーム等、この車両の
特徴的な部分もしっかり見る事が出来ます。


そして最後になりましたがもう一つのレアはこちら・・・

なんとEF81の登場です!
実は今日、この跨線橋には多くの撮り鉄が訪れていました。
大したのが通らないのにさすがGW最終となる日曜日だな、と思っていたのですが
EF81が来るのを知らなかったにはどうやら私だけだったようです(汗)。
もちろん、途中で変だと思いスマホで色々と検索したのでEF81登場は把握出来たのですが
それにしても皆さん情報を仕入れる能力が凄いですね。

定期運用から引退したEF81がカシオペア色のEF510を牽く。
そして前面には富山機関区開所50周年を記念したヘッドマーク。
偶然とはいえこの姿を記録出来て良かったと思います。