特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

蘇るか?My BIGMA

2015年04月30日 | カメラ・レンズ等の機材
BIGMA。
ネット上でシグマのAPO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMを
『BIGMA』と誰かが呼んでいるのを見て私もその様に呼んでいます。
テレ端が500mmでかつ10倍ものズーム比を持つこのズームレンズ。
『ゴーヨン』と呼ばれる500mmF4の単焦点なんぞに手を出せない
私の様な庶民にはありがたい存在のレンズです。



流石に単焦点の超望遠レンズの様な描写は望めませんが400mm位までなら
なかなかの写りを見せてくれますし、テレ端の500mmでもF8まで絞れば
70-300ズームレンズクラス程度の解像度は見せてくれます。
鉄道の編成写真に準じたものならこれ一本で賄えるので1,970gという
重ささえ平気な人には本当にありがたい便利超望遠ズームレンズです。

キヤノンでは70-200 F2.8&300 F4にエクステンダーx1.4を組み合わせて
望遠域を任せていましたがペンタックスではSIGMAの
70-300とこの50-500で望遠域をカバーしていました。

ところがペンタのK-5ではまったく問題が無かったのですが
K-3を導入しBIGMAと組み合わせたところ、AF-Cで
被写体AFが追従せずにAFが迷走するという症状が出ました。

レンズが新機種に対応出来ていない不具合だと思いましたが
サードパーティーのレンズ使用時の不具合をペンタックスに
文句を言う訳にもいかず苦慮していましたが「価格.com」で
有益な書き込みを発見しました。

「シグマ APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMでの不具合」

去年の書き込みですが先日やっとシグマのサポートとメールでのやり取りの後に
レンズを送付しレンズの調整をお願いしました。

レンズを送った後、シグマからはレンズ到着のメールから
その後の経過のメールも届き、4月21日にシグマに到着したMy BIGMAは
福島の会津工場での修理・調整を受けて4月24日に工場発送で
私の自宅には佐川急便にて26日に到着しました。



レンズのファームウェアアップでの対応かと想像していましたが
修理品納品書見ると“AF作動部品交換”&“AF作動調整”の項目が
載っていました。

修理・調整を終えたレンズでちゃんとした撮影はしていませんが
簡単な試写では不具合は再現出来ずK-3でのAF-Cにしっかりと
対応しているようでした。

レンズを見るとレンズ内にあった塵等も綺麗に清掃されており
保障期間を過ぎたレンズであってもこの様な対応を見せてくれた
シグマにはとても好感が持てました。

後はK-3とこのBIGMAとの組み合わせで鉄道を中心とした動体撮影に
どれ位、そのパフォーマンスを見せてくれるか?その検証が楽しみです。





ヘッドマーク4種盛り

2015年04月25日 | 撮り鉄 私鉄編
かつては多く見られたヘッドマーク。
サボや幕表示等々、色んな形態が有りましたが
最近は臨時列車等で見かける位でヘッドマークを掲示する
列車の存在が貴重になりました。

そんな中、阪急電鉄は春のシーズンに京都の有名観光地嵐山に向けて
日頃は走らない臨時の嵐山線直通列車を走らせています。
そしてそれらの列車は全て特製ヘッドマークを掲示しています。


京都線・梅田発   快速特急『古都』 8300系


大阪市営地下鉄堺筋線・天下茶屋発   直通特急『ほづ』 8300系


神戸高速線・高速神戸発   直通特急『あたご』 7000系


宝塚線・宝塚発   直通特急『とげつ』 7000系

車両自体は既存の物で特に目新しさはないものの
嵐山線乗り入れの為に編成が6連となります。
それにしてもバラエティ豊かなヘッドマークの掲示となれば
撮り鉄の血が騒ぎます(笑)。

せっかくなので実は今日のメインディッシュだったこれも・・・

京都線 快速特急 『京とれいん』 6300系

やはり2ドアの6300系は優等列車らしい風格が漂います。
何とか阪急さん、将来『京とれいん』後継車用に1編成だけでも
2ドアの専用車両を新造してくれませんか?


とにかく今日はヘッドマーク付きの臨時列車の撮影を
堪能しましたが実はまだもう1種類有るのです。

京都線・河原町発  快速特急『おぐら』 8300系

時間的に走行写真は間に合わなかったので桂のホームで撮影です。
こちらは短距離なので午前・午後と数往復運行されています。

以上、阪急電鉄のヘッドマーク付き臨時列車でした。





2015年スーパーフォーミュラが開幕!

2015年04月19日 | モータースポーツ
待ちに待ったSF(スーパーフォーミュラ)の開幕戦を鈴鹿で迎えました。

4月18日予選、19日決勝でこの記事は昨日の報告となります。


例年より少し遅めの開催なのでいつもは少し残っている桜の花も
すっかり散っています。
毎年鈴鹿のSF開幕戦は『SUZUKA2&4レース』という形で
2輪のJSB1000レースと併催されますので人出は結構多いです。



昨年、エンジンの燃料の流量制限は100kg/hでしたが今年は95kg/hとなりました。
またタイヤに関してもレースウィークに持ち込めるニュータイヤが昨年までの
4セットから3セットに減るなどの変更点が有ります。

最近はヘアピン付近で写真を撮る事が多かったのですが
今回は今やF1以上の速度で駆け抜けるS字区間でSF14をじっくり見る為に
2コーナーからS字の間で走りを見ました。

決勝日は雨の予報ですが予選日は気持ち良く晴れて
日中は20℃位で動き回ると汗ばむ位でした。


<予選 13位>

やはり気になるのはこの人、小暮 卓史です。
かつての“狂速”はすっかり大人しくなってしまい残念ですが
今年からはDRAGO CORSEへ移籍、心機一転頑張って欲しいものです。

この日はいつものK-3+BIGMA(50-500)ではなく
E-M10にキヤノンの旧レンズ、FD400 F4.5の組み合わせで撮影です。
もちろんマニュアルフォーカスでの撮影ですが置きピンです。
このレンズをE-M10で使うと35mm判換算で800mmになりますが
E-M10の優秀な手ブレ補正に助けられ手持ちで撮れました。

もう一人気になるのはやっぱりこの人。

<予選 10位>

昨年までF1を走り今年からSFに参戦する小林 可夢偉。
予選ではサスペンションに異常が有ったとかで
残念ながらQ2で敗退となりましたが果たして本日の決勝では
一体どんな走りを見せてくれるのでしょうか?


SFのフリー走行の後はF3とJSB1000の予選です。


このライダー達のライディングポジションだけはいつ見ても驚きです。

午後1時50分から行なわれるSFの予選まで時間潰し。
自分の燃料補給を行いGPスクエア付近を見て回りました。





午後からの予選。
燃料流量制限の影響か?他カテゴリーマシンのタイヤラバーの影響なのか?
それともコース上に吹く風の影響なのか?

素人の私には分かりませんがフリー走行やこの予選で出されたタイムは
昨年記録されたタイムに遥かに及ばず少々興醒めでした。

ただS字区間でのクイックでスピーディーな走りはSF14らしいもので
アタック中の迫力はなかなかのものです。
フォーミュラカーらしいコーナーリングはしっかり楽しめます。

開幕戦の予選を制したのは・・・


<予選 1位>

1'38.585を叩き出したTEAM 無限の山本 尚貴です。
Q3では国本のコースアウトで赤旗中断が有りましたが見事に
一発を決めてポールポジションを獲得です。

2位には昨年のトヨタエンジンチームから今年はホンダエンジンの
DOCOMO DANDELIONへ移籍したN・カーティケヤンが入りホンダの1・2です。
現状では燃料流量制限に対するエンジンの対応はHONDAの方が
進んでいるのかも知れません。

ただ昨年のSF14の速さを絶賛していたA・ロッテラーが今年の
パフォーマンスの低下したマシンに対して不満のコメントを
出してましたが見ている立場としてもそう思います。

速さでF1を追い越す事が必須だと思いませんがF1の下位カテゴリーではなく
F1、インディカーに並ぶトップカテゴリーを目指すとJRPも明言しているのなら
この様な大幅なタイムの低下は残念です。


さてさて、今日の15時に決勝スタートですがどんなレースが展開されるのか?

実は今日の決勝を観戦する予定でしたが雨の予報に恐れをなして
早々に鈴鹿行きを断念しました。

体調が少し悪いのと疲れも有りますし明日からの仕事に影響が出ると
困るという事での判断です。

改めてTVで決勝は観戦したいと思います。


(今朝のウエット状態でのフリーではタイムの良かったジェームズ・ロシター)




お出掛け前の準備は真剣に・・・

2015年04月12日 | 撮り鉄 私鉄編
昨日の話になりますが曇りの天気が確実という
天気予報の中、久しぶりに阪急電車の撮影です。
京都線の土日のみ運用される6300系の
快速特急『京とれいん』が目当てです。

先日、2300系が引退した事を知りましたが
個人的に思い入れの有るのは6300系と3300系ですね。
ただ、京都線を例に取ると2300・3300・5300系とも
鉄サボ時代もその後の電動幕装備による改造後も
そのスタイルはほぼ同様であり、あえて区別する必要も
無いほど酷似しています。


十三で並ぶ5300系。
メカ的に京都線2扉特急車最後となった6300系の礎となった系列です。
電動幕化時にスカートも装備されるかと思いきや
スカートは取り付けられませんでした。
だからこそ余計に古めかしい感じを受けます。


新系列の1000系です。
9000系列のスタイルを継承しながら少しだけモディファイしたようです。
従来車より消費電力量と騒音の低減を果たしているらしいですが
今回は乗車していません。今後の楽しみにしています。

一旦駅を出て『京とれいん』を待ちます。

大阪・梅田に向けてラストスパートの『京とれいん』です。
6両編成ですが2扉車だけあって優等車っぽい佇まいは流石です。

この後は梅田に向かい再び京都から戻って来た6300系に乗車です。

ホームに有る『京とれいん』の乗車口案内。1日4往復の運行です。


登場から40年の6300系ですが色艶は新車級?


『京とれいん』らしさを味わえるのはこの内装の3・4号車です。
1+2列の固定クロスシートですがこの雰囲気で料金不要!


正直に言えば雰囲気は最高ですが掛け心地は…?です。
座面をもう少しだけ厚くし背もたれ部分の傾斜を増せば文句無いのですが
座り心地を優先するなら1・2・5・6号車の転換クロスシートの方が
良いと言うのが率直な感想です。

桂で下車し西京極駅へ向かいます。

ここで今降りた『京とれいん』の折り返しを待ちます。
それまでやって来る列車で練習!練習!


京都線の現在のフラッグシップトレインと言える9300系。


先程紹介した1000系の京都線バージョンはこの1300系です。
こうして9300系の写真と並べるとデザインの差異も分かり易いですね。


オールドスタイルの3300系も大活躍中です。
8両編成、7両編成を捉えたので大体6両の『京とれいん』の雰囲気も掴めました。

そろそろ『京とれいん』がやって来るだろういう時間に
バッテリー切れの警告!
ミラーレスのE-M10ですからさすがに普通の一眼レフ機よりは電池持ちは悪いです。
まだ1~2分有るから余裕!と思いながらカメラバックを見ると・・・
「えっ?スペアのバッテリーは????」
いくら探してもバッグにはバッテリーは有りません。

「あっ、そうだ。FD200mmを持って行こうと今日はE-M10用のポシェットから
いつものバックに入れ替えてバッテリーはそのまんまだった(汗)。」

それに気付いたのだが時既に遅し。
モックアップ同然のE-M10+FD200F4を手にした私は大阪梅田へ向かう
6300系『京とれいん』を静かに見送りました(涙)。

皆さん、お出掛け前の準備はしっかり確実に行ないましょう!


桜の季節は短いですね

2015年04月06日 | 風景やスナップ

今年も何回か桜を見に行き、撮る事も出来ました。

先週は観光気分で清水寺付近の桜も楽しみました。

軽くてお気楽なE-M10を手にしてから今まで殆ど撮らなかった様なスナップもどきの写真も・・・







桜以外にも目が行きシャッターを切りましたがただ撮っただけの写真です(汗)。




桜の季節。短かったですが楽しめました。
ただ鉄道絡みの写真があまり撮れてませんので小雨の中、今日も出掛けてきました。


12200系と桜。一緒に写ってれば良いと思い切って後ろはカット!


こちらは12410系と桜。ピンク色が無いと少し物足りませんね。


8600系。少し引いて何とか編成全部を入れるとこんな感じです。
このアングルで『しまかぜ』を狙おうとほぼ決めていたのですが
少し物足りないと思い移動開始!


最終的にはこのアングルで撮る事にしました。
天気は小雨でパッとしませんが昨年からこの場所で桜と『京都しまかぜ』を絡めて
撮りたかったので一応満足です。
来年は快晴下で撮影したいものです。