特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

Osaka Metro400系

2023年11月26日 | 撮り鉄 JR編
今年の6月から運行が開始された大阪メトロの400系電車。

過去に近鉄利用時に生駒駅で何度かその不思議なスタイルを纏った400系を見かける事が何度か有りましたが
カメラで記録するには至りませんでしたが先日、単なる記録写真ではありますがその姿を記録する事が出来ました。


Osaka Metro400系

大阪・関西万博に向けて宇宙船をイメージしたデザインとなっているそうですが確かに斬新ですね。

今は狙っての乗車も難しいので増備が進んだら是非その乗り心地もしっかり堪能したいと思います。

“ちいかわ号”

2023年11月08日 | 撮り鉄 私鉄編
今年の8月4日(金)より阪急電鉄と人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボレーション企画がスタートしました。

本来、こういったモノに等に興味を示す歳や性格では無いのですが、前回阪急でミッフィーとの同様のコラボ企画時が有り
その時、いかにも鉄チャンという人以外からの列車に対する熱い注目度に感銘を受けた記憶が有りました。
少し調べてみたのですが阪急では以前からこういったキャラクターとのコラボ企画で多くのラッピング車を
走らせて来たんですね。

という事で今回、軽い気持ちで「ちいかわ」とのコラボで活躍中の宝塚線・1000系“ちいかわ号”を見てきました。

今回は宝塚線“ちいかわ号”・京都線“うさぎ号”・神戸線“ハチワレ号”という役割分担?という事ですが
3種補足するのも大変なので今回は宝塚線の“ちいかわ号”を記録する事にしました。

その姿を撮影する為、ある場所で待機。
先行列車で試し撮りを行い“ちいかわ号”を待ちます。

9000系 『もみじ』ヘッドマーク掲示編成

この季節、お馴染みのヘッドマークですね。
前パンの9000系なので前面上部の余裕に気を付けて撮影。
2か所編成に影が被るのが少々残念ですが初見の場所での撮影なのでこれで良しとしましょう。

さあ、“ちいかわ号”がやって来ました。


1000系 “ちいかわ号”ラッピング編成

ちいかわのヘッドマークに乗務員室には大きなちいかわのぬいぐるみの添乗(笑)。
いやはや、何ともかわいらしいですね。

撮影後、到着した“ちいかわ号”に乗車。
大阪梅田に向かいます。


車内には色んなポスターやステッカーがあちこちに掲出されています。

大阪梅田到着。



車体側面にも多くのラッピングが施され多くの人の注目を惹きつけていました。

尚、11月13日まで「ちいかわ×阪急電車」阪急全線1日乗車券の発売とデジタルスタンプラリーが開催されているそうですが
装飾を施されたラッピング車は京都・神戸・宝塚線でそれぞれの編成が来年3月28日まで走るそうです。

「ちいかわ×阪急電車」阪急全線1日乗車券(台紙付き)


ついでと言ってはなんですが記事にする機会を逸していた他社のあるコラボ企画で走った電車の姿もご紹介しておきます。




鮮度落ちとなる今年の夏の話なんですが京阪電鉄では『仮面ライダー』とのコラボ企画を行っていました。





ヘッドマーク掲示や車内外の装飾は当たり前なんですが何と!こんなモノも!


駅名標の一部にもユーモア溢れるモノが有った事をご紹介させて頂き今回の記事は終了です。



“魔改造”?が増殖する角屋根通勤車

2023年10月18日 | 撮り鉄 私鉄編
近鉄の通勤車。

ファンはアースブラウン&クリスタルホワイトにサンフラワーイエローの帯を巻いた
シリーズ21と呼ばれる新系列以前の通勤車に角屋根車、そしてそれよりも古いものに
丸屋根車と呼んで区別しているようです。

近鉄としてはそれでも角屋根車はまだ新しい?という認識を持っているのでしょうか?
角屋根車と呼ばれる系列が最近、車内外の更新を受けその更新車をあちこちで見るようになりました。

しかし、ファンからはその外装の見た目の違和感から“魔改造”という呼ばれるケースが多いようですね(汗)。



魔改造?化された1220系2連を先頭にした大阪上本町行き急行です。

外観的にはまず、JR西日本の車両にお馴染みの転落防止幌が装着されています。
これは2024年秋に登場とされる近鉄としては超久し振りとなる一般車両にも装着される事が
発表されていますが角屋根の更新にこれを導入したのは見た目の違和感を無くす為に
これら更新車による露払い的な役目も有るのかと思いますね。

行先表示のフルカラーLED化は違和感はゼロ。

しかしながら違和感の元凶は・・・。
標識灯と前照灯の位置がトレードされその形状もいかにも改造感たっぷりという事で
“魔改造”という表現が散見されるようになったのでは?

今は違和感たっぷりの更新角屋根車でも馴れたら何とも思わなくなるのでしょうね(笑)。

となれば私の様な高齢ファンは健在な丸屋根車をしっかり堪能した方が良いかも知れませんね。



「近鉄全線2日間フリーきっぷ」2日目は近場で撮り鉄堪能

2023年10月03日 | 撮り鉄 私鉄編
最近、鉄道と言いつつ内容的には殆ど贔屓にしている近鉄絡みの記事が増えています。
時間や金銭面、体力面により以前ほど幅広く行動出来なくなったのが理由ですかね。

私が記憶する限り今年第2弾となる「近鉄全線2日間フリーきっぷ」を用いて今回も
鉄分補給の為、乗り・撮りを堪能しました。

過去記事においてお得さを何度かアピールさせて頂いていますが運賃値上げに伴い
少々、近鉄の運賃に割高感を感じる身としては事前購入という煩わしさは有るものの
500㎞を超える近鉄路線網を2日間自由に乗降出来るこの切符は本当に有難いですね!

前日は乗り鉄を堪能しましたのでこの日は比較的近場で通常の運賃だと割高感を感じて
躊躇する区間において撮り鉄を堪能しました。


阪神1000系 Go!Go!灘五郷ラッピング編成

「近鉄全線2日間フリーきっぷ」絡みの記事にいきなり阪神車両の登場ですが
近鉄奈良線においてはもはや他社乗り入れ車両の感は薄く感じる程お馴染みの車両です。

トラ党かつアルコール好きの私にとって『阪神タイガース2023年リーグ優勝』の
プレートを掲示するこのラッピング車を最近お気に入りとなったこのカーブで撮影出来たのは
うれしい限りですね!

“ひのとり”を新たなお気に入りカーブで撮る!

近鉄奈良線利用時に乗車機会の多い阪神1000系ですが乗ってみると座席の掛け心地や
乗り心地はなかなかのもので阪神線内でしか遭遇できない5700系共に結構好みの車両だったりします。
近鉄好きを公言しながら余り言いたくはないのですがシリーズ21系列よりも乗っていて快適です(笑)。


さて、最近この勾配区間を気に入り今回が3度目の撮影となりますが朝夕には“ひのとり”以外に
この特急車も捕獲する事が出来ます。


19200系 あをによし

既に引退した12200系スナックカーをベースに生まれ変わった観光特急。
35パーミルを超える急勾配ですが大阪線の連続勾配を100㎞/hで駆け抜けた健脚には
何も問題は無く軽やかに生駒越えに挑みます。


この場所での撮影を終えて奈良線の大阪寄りに移動、駅撮りで何枚か撮影しました。


30000系VISTA EX9820系


1249系

特急車の形式は比較的覚えやすいのですが近鉄の通勤型の一般車の形式はとても細かく複雑で
その都度調べないと判らないものが多く難儀しますね。
恐らく社員の方でも即答出来る人は少ないのでは?



9020系

他編成との混結ですが色違いが素晴らしいですね~。


更に移動・・・。


9200系

最初は3両編成で登場したそうですがその後中間車を増備、4両編成となったのですが
のちに登場した系列に準じた設計となった為に車体断面をはじめ差異が生じたとの事です。
そう言えば確かに車体の裾部の高さが3両目だけ低くなっています。

この後、撤収という事で大和八木経由で京都へ向かったのですが途中である電車の事を思い出し
その電車を狙う為に途中で下車しました。



京都市交20系

2022年の3月から運行を開始した新型の20系。
京都市交通局の電車ですが従来の10系と同様、近鉄線に乗り入れ近鉄奈良までの運用に入る事も有ります。
2022年グッドデザイン賞受賞に続き2023年には鉄道友の会・ローレル賞も受賞しました。

シリーズ21の製造後、新形式の一般車が登場しない現状、近鉄線(第三軌条方式路線を除く)において
一番新しい電車という事で社外の電車が近鉄線内において注目を浴びるというのも少々複雑な思いですね。

この後は竹田駅でローレル賞受賞記念のヘッドマークを掲示した20系同士の並びも撮影出来ました。



こうして2日目の鉄分補給も終了しましたが次回の全線2日間フリーきっぷの販売が待ち遠しいですね!

近鉄 志摩磯部駅

2023年09月28日 | 撮り鉄 私鉄編
今年に入って第二弾となる「近鉄全線2日間フリーきっぷ」を用いて
近鉄の乗り鉄・撮り鉄を敢行!


テーマパーク「パルケエスパーニャ」が中核を担う志摩スペイン村。
その志摩スペイン村へのかつての玄関口の駅であった志摩磯部駅に立ち寄ってみました。

駅舎はスペイン・アンダルシア地方の建物がモチーフとされ、使用された煉瓦は
スペインから取り寄せられたという力の入ったモノだったそうですが
入園者の低迷が続き今ではその玄関口の駅という座を鵜方駅へ譲った形となりました。






かつての賑わいが信じられない程、今では殆ど人の気配を感じさせない位の現況ですが
今でも特急列車が発着している事でかつての栄華?を微かに感じさせてくれてる様に感じました。







GO! GO! WEST!! ドクターイエロー

2023年09月18日 | 撮り鉄 JR編
9月半ばも過ぎたと言うのに猛暑日を記録するなど今年の夏は厳しい暑さが続きます。
撮影の為に出かける事すら躊躇してしまう状況ではありますがドクターイエローが往診の為に
西へ向かうという事なので久しぶりにその姿を捉えました。


新幹線電気軌道総合試験車 923形

『その姿を見ると幸せになれる!』

そう噂される存在のドクターイエローですが今ではインターネットのお陰で
安易にその姿に遭遇できる様になり有難味が薄くなったとは言え
黄色の短編成は独特の存在感を感じさせてくれますね。

勾配を駆け上がる!

2023年09月02日 | 撮り鉄 私鉄編
近鉄と言えば大阪線の22.8~33.3‰連続勾配が有名ですね。
それらより短い区間とは言え、奈良線にも数キロに及ぶ連続勾配区間が有り
新旧車両がバラエティ豊かなモーター音を響かせながら活躍中です。


近鉄9820系


阪神1000系

これら新世代の電車はかご形三相誘導電動機&VVVFインバータ制御によるパワフルな足回りを持ち
軽やかな感じでグイグイ上り勾配に挑みます。

ところが同じ区間を今も車齢40年を超える形式も同様に活躍中です。


近鉄8600系

抵抗制御に直流モーターという昭和スペックですがこれが中々の健脚を誇り
そのけたたましいモーター音も今となっては味の有るものと言えそうです。

勾配区間は上りだけではなく下りも抑速の為にもスペックが求められます。
下り区間では回生失効に備えて大容量の抵抗が装備され、坂を下り切った後は
抵抗器からの熱や独特の臭いをを発散させるシーンに遭遇する事もしばしば・・・。



この区間に有る勾配標識です!



『近鉄全線2日間フリーきっぷ』で鉄分補給  その2

2023年07月07日 | 乗り&撮り鉄 私鉄編
“とばしまメモリー なみの章”編成の乗車は松阪までとしました。
途中で降りだした雨は本降りとなりましたのでのんびりと乗り鉄を継続です。

この後、名古屋方面に向かいますが伊勢~名古屋間の急行の主力と言えば5200系。
私の好きな車両ですが大阪線で乗車する機会がめっきり減りましたので5200系で
名古屋までしっかり乗り心地を堪能したいと思います。

鳥羽→松阪→近鉄名古屋 (運賃2,070円)





5200系 車内

御覧の通り通路幅寸法を極力広く取ったので座面左右のゆとりは有りませんが背もたれも高目で
シートピッチも910㎜有り、座席下の斜めになった切り込み部分に足を乗せられますので快適です。

クッションも柔らかめで快適なんですが登場から少々時間が経過しているためかへたって座り心地が
悪化しているシートに当たる可能性が有ります。気をつけましょう(笑)。

約1時間半の5200系の快適な旅は終了しました。


久しぶりの近鉄名古屋駅。

宿に入るまでまだ時間が有りましたのでウェストミンスターチャイムで始まる発車メロディを聞きながら
何本かの特急列車を見送りました。

駅を構内をあちこち見ていると、こんな飾りや・・・


こんな自販機も・・・。


きっと喜んでいるのは鉄道ファンだけなのかも知れませんね。


《1日目 運賃合計 5,970円》


 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


一夜明けて鉄分補給2日目のスタートです。
天気予報では曇り時々雨だったのですが僅かに薄日が差すような曇り空です。

今日は以前から見てみたかった近鉄名古屋線と三岐鉄道三岐線との並走区間に向かいます。


近鉄名古屋→近鉄富田→近鉄四日市 (運賃760円)

朝からひのとりとアーバンとの並びなんて我が京都駅では絶対見れない贅沢な光景です。


近鉄富田に向かいます。
急行停車駅なのでまたもや5200系に乗車。

乗車時間は約30分。
軽快に飛ばす5200系、やっぱり良いですね~。


近鉄富田

隣接するホームには旧西武車が止まっています。

ホーム端から名古屋方面を向いて三岐線と並走する区間を眺めるとここからその区間が撮れる感じです。
両線の時刻表を見比べる同時発車の時刻を発見!
但しいわゆる“ケツ打ち”という後ろから撮影となりますがそれも良し!としましょう。


ACEとAceのすれ違いシーン


大阪へ急ぐアーバンライナーplus


三岐の車両もやって来ました。


元西武車と言えば地元の近江鉄道でもお馴染みなので親近感を覚えます。


そしてやっとそのシーンがやって来ました!

三岐801系&近鉄2445系の並走

奇しくも近鉄車両もカラフルなラッピング編成でしたので色彩的にも面白いシーンが撮れました。
どんな組み合わせでも異なる会社の車両が顔を合わせるシーンは幾つになっても興味深いものです。


近鉄四日市→近鉄名古屋 (運賃760円)
撮影を終えて近鉄四日市へ向かいます。
この後の行動予定は未定でしたが一旦名古屋へ戻り再び乗り鉄を楽しむ事としました。

暫くご無沙汰の“ひのとり”レギュラーシートで大阪へ向かおうかと思いましたが色々と思案した結果
時間と手間が掛かるものの伊勢中川で乗り換えて大阪へ向かう特急乗り継ぎを敢行する事にしました。

近鉄名古屋→大阪難波 (運賃2,860円・特急料金1,930円)



12600系 賢島行き特急

赤幕表示が印象的な12600系サニーカー。
京都・橿原線では12400系に乗る機会が多いのですが12600系は久しぶりです。



青色モケットに変更されているもののシート自体は登場時の時代を感じさせますね。


ひじ掛けからテーブルを引き出し弁当を置くと雰囲気は“昭和の特急”(笑)。

「たまに古いのに乗るのも良いなぁ~」弁当をつまみながらビールを飲み始めましたが・・・・・

「すごく揺れる~」

車端の座席というのも影響は有ると思いますがローリングを中心とした揺れに時折り左右にガツン!と衝動も有ります。
台車や車輪の摩耗等々色んな要素が有ると思いますが久しぶりに激しく揺れるのに当たりました。

まあこの揺れを味わう位の寛大な心を持ちましょう。

揺れを堪能した後は伊勢中川で乗り換え。
賢島発大阪難波行き伊勢志摩ライナーに乗り換えです。

揺れで疲れすぎたのか?
やって来た伊勢志摩ライナーの外観を撮り忘れました(汗)。

往路と同じ伊勢志摩ライナーなのですが復路では車内探索中心に・・・。






ツイン・サロン席

ツインは2人、サロンは3名以上であれば特急料金だけで乗車出来ます。
シートはリクライニングしないものの余裕のシートピッチとソファさながらの厚みの有る
クッションは凄く快適ですね。



デラックス席

アーバンライナーでもお馴染みのデラックスシート。
リニューアルでガラリとイメージは変わりましたがこちらもシートそのものは登場時のモノです。
ゆりかご式では無いのでリクライニングさせた時のお尻の収まり具合はイマイチなのが残念です。

その1でも触れましたが23000系伊勢志摩ライナーの魅力の一つにパワフルな走りっぷりが有ります。
登り勾配でもグイグイ行く加速感は復路でも健在。


新青山トンネルの勾配を駆けあがる



大阪難波に到着!
改めて伊勢志摩ライナーの魅力に触れられた2日間でした。

大阪難波のホームでしばし休憩。


鹿が走っていたり・・・


外人さんは“ひのとりグッズ”の自販機に興味津々!

難波駅にもこの自販機、有ったのですね~。


さて、ここからラストスパートですがどうしようかと思っていたら目の前に阪神1000系の
奈良行き快速急行がやって来たのでこれに乗車しました。

大阪難波→近鉄奈良 (運賃680円)

混んでいましたが乗客の入れ替わりで空いたシートを確保。
この2日間で唯一となる阪神車で鉄分補給。

そう言えば1日前の午前はこのルートの逆を“ひのとり”プレミアムシートに乗車していた事を思い出しました。

料金必要な列車が快適なのは当たり前ですが例えロングシートの通勤車でもそんな列車同様に乗っていて
楽しく感じる事が出来るなんて・・・。
そう思えるのはここ数年前からですね。

若い頃はロングの通勤車なんて興味なんて全く無かったのですが今ではロングシートの座り心地すら楽しめる。
これって近鉄さんのお得な切符で長時間ロングシートの通勤車に乗る機会が増えてからじゃないかと思います。


近鉄奈良→京都 (運賃運賃760円)




こうなると締めの列車はお隣のホームから先行して発車する特急ではなくて奈良から京都に向かう
急行の方が相応しいでしょう。

先頭は1252系2連に8000系4連併結の急行です。
乗車したのは1252系ですがドア寄りの手摺り(肱置き)は腕も乗せ易くその点は良いのですが
個人的には先程の阪神車や“丸屋根”と呼ばれる旧型式の椅子の方が掛け心地が良いと思っています。

2日間の主に乗り鉄による鉄分補給も少々疲れのせいかロングシートに揺られながら所々寝落ちしたようで
意識をはっきり取り戻したのは京都市営地下鉄烏丸線の分岐駅である竹田に着いた時でした。

この後京都までの高架線区間を流すように走りながら京都駅到着前の儀式?信号待ちを経て
2番線に列車は滑り込みました。




《2日目 運賃合計 5,820円》

という事で1日目、2日目の運賃を合算すると・・・

11,790円となりました。
単純に8,790円お得と言えそうなのですが今回は各種特急も利用しましたがその合算料金は・・・

特急料金6,660円。

合算運賃から合算特急料金を差し引くと2,130円となりました。

結果として2,130円お得となりましたが特急不使用では今回のような安楽な乗り鉄による鉄分補給は不可で
単純に8,790円お得だ~と喜べませんね。

しかし駅での乗下車を伴わない折り返し乗車を含め、一般乗車券では不正とも取られかねないケースを
気にする事もなく乗車を楽しめるのはストレスフリーなので有り難いし今後もこの様な
お得な企画乗車券の販売を近鉄さんには是非!継続販売して欲しいと思います。

それにしても正直な所、近鉄さん・・・運賃、かなり上がりましたね(汗)・・・です。


『近鉄全線2日間フリーきっぷ』で鉄分補給  その1

2023年06月30日 | 乗り&撮り鉄 私鉄編
タイトル通り『近鉄全線2日間フリーきっぷ』で近鉄で鉄分補給してきました。

発売期間(前売り限定)は2023年5月8日(月)から2023年6月28日(水)で有効期間は
2023年6月1日(木)から2023年6月30日(金)までのうち、発売時に指定した乗車開始日から連続2日間です。
きっぷのお値段は大人 3,000円・小児 1,500円です。



昨年も同種きっぷの販売が有りましたが同じ金額で1日乗車期間が長い『近鉄全線3日間フリーきっぷ』でした。
今年は有効期間が1日減った『近鉄全線2日間フリーきっぷ』となりましたがそれでも十分安いきっぷです。
特に今年は近鉄は運賃の値上げを行いどちらかと言えば高い運賃が更に高くなったので途中駅での下車を
頻繁に伴う乗り・撮りを楽しむのに正に“神きっぷ”だと思います。

という事で2日間、しっかり楽しんだ様子の報告となります。

基本、スマホのカメラでチャっと撮る写真が殆どなのでご了承くださいませ。
   
   
 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


起点となる駅は京都駅です。

京都→近鉄奈良 (運賃760円・特急料金520円)

トップバッターとなるのは近鉄奈良行き特急。
22000系ACEです。





リニューアルを受けた車内は登場から30年経過したとは思えない程です。
シートピッチは後輩たちに比べて少し狭い1,000㎜ですがリニューアル時に入れ替えられた近鉄ご自慢?のゆりかご式シートは
テーブルはもちろんカップ・傘ホルダーに充電用コンセント、そしてフットレストをも備えた優れものです。

近鉄奈良までの35分間はあっと言う間であっけなく到着。


近鉄奈良→大阪難波 (運賃680円・特急料金520円・ひのとりプレミアム料金300円)



80000系ひのとり


“ひのとり”と言えば本来は名阪甲特急がメインの仕業なんですが朝夕の入出庫に伴うアルバイト?運用が有り
大阪難波~近鉄奈良間で“ひのとり”乗車を楽しむ事が出来ます。

既に名阪ひのとりのプレミアム先頭席での乗車は何度か体験済みですがこの日はプレミアム最前列シートの
予約(もちろん何日も前から押さえています)が取れたので阪奈ひのとり乗車を組み入れました。





僅か32.8km・35分の乗車時間に運賃・料金合わせて1,500円は少々高いですがひのとりプレミアム先頭席を
ゲット出来たなら味見乗車としては良いのではないでしょうか?


辛うじて先頭席から平城宮跡の朱雀門を・・・





トップバッターのACEと同じ35分の乗車時間ですが遥かに静かで快適なひのとりプレミアム席では
更に乗車時間が短く感じますね~(笑)。



続いて大阪難波からは伊勢方面へ向かうのですがせっかくなので大和八木で乗り換える乗車を選択。

大阪難波→鳥羽 (運賃2460円・特急料金1640円)


近鉄では特急乗り換え駅でその乗り継ぐ列車の接続時間が30分以内であれば特急料金の利用キロ数を
通算して計算してくれるので有り難いです。

因みに今回は大阪難波から鳥羽へ向かうのですが名古屋行きアーバンライナーに乗り、大和八木で下車。
そして京都から賢島へ向かう伊勢志摩ライナーへ乗り換えて鳥羽へ向かうという乗車をチョイス。

このケースだと同じ運賃・料金で2種の列車を味わえます!

1番目に味わうのは・・・




21020系 アーバンライナーnext

個人的には近鉄車両の中で2番目に好きな車両なんです。









確か、ゆりかご式シートを最初に導入したのがこのnextだったと記憶しているのですがそのシートも
登場から20年を過ぎておりシート表皮の変更がされていました。

シート自体の変更は無いようで背もたれ後部のテーブルも従来通り無くひじ掛け内蔵タイプのみです。
しかしよく車内を見回してみると・・・



窓下壁面に充電用のコンセントが設置されていました。
いかにも後付けといった感じで差し込み口も一つだけなんですが料金を必要とする列車には必須の装備なんでしょうね。

大阪難波から大和八木までは30分。
これまたあっという間の乗車です。

アーバンライナーnextから降りてホーム向かいに停車中の京都発賢島行きの伊勢志摩ライナーへ乗り換えます。





乗り換え時間は僅か4分。
慌ててホームにあるコンビニへ駆け込みアルコールを確保!



先程まで乗っていた名古屋行きアーバンライナーnextが先に発車しました。
そして今私が乗っている伊勢志摩ライナーは2分後に発車します。

つまり名古屋と伊勢方面への分岐点である伊勢中川まで2分差の続行運転という事なんですね。


23000系 伊勢志摩ライナー

こちらも登場から既に30年が経過。

約10年前には大幅なリニューアルを行い有料特急として今の時代においても恥ずかしくない雰囲気は維持しています。
ただシートそのものは変更されていないので座り心地は一世代前の懐かしさを感じるものです。

座って少々時間が経過しお尻がシートに馴染むと私の世代には安心感を感じる座り心地と言えます。

個人的には実際のスペックはともかく上り勾配における力行時のパワフル感を感じるのは
この23000系と21000系ですね。



大和朝倉を過ぎると車窓には長閑な緑が広がり大阪線名物と言える連続上り勾配区間が現れます。



いつもこの区間に来ると運転席後部にある「パノラマデッキ」で前方の風景と速度計を眺めに行きます。
33.3‰連続勾配を物ともせず速度計の針は120㎞/hへ届こうとします。

やっぱり近鉄特急車のパワーは凄いですね~!

席へ戻りアルコールを体内に注入しながらしばし車窓を楽しみます。

松阪を過ぎた辺りから再び「パノラマデッキ」へ向かい速度計を眺めに行きましたがこの日は
遅れも無い定刻運行の為か『130』を指す針は見れませんでしたが繰り返される110→120㎞/hの加速は気持ち良いですね。
マスコンを後ろに引いたらモリモリと加速感が湧き上がり速度計の針が上昇していきます。

伊勢志摩ライナーの快走が終わりを告げるとこまめに伊勢市・宇治山田・五十鈴川で伊勢神宮への参拝客を下ろし
左手に時折り海岸線が近寄ると鳥羽到着です。






今回、伊勢志摩方面を第一の目標にしたのは“とばしまメモリー”というラッピング列車の運行です。


ラッピング列車「とばしまメモリー」2編成がデビューします!
~鳥羽・志摩の魅力をたっぷりのせたラッピング列車~



近鉄の伊勢志摩地方のラッピング車としては“ミジュマルトレイン”がファンにはお馴染みですが
新たなラッピング車、それも2編成(と言ってもワンマン2連ですが・・・)が活躍中。

ラッピング列車マニアでは無いのでそれ程食指は動かなかったのですが埴輪をモチーフとした
「こふん列車」をかつて南大阪線で走らせそれを撮影した経験からラッピング車に対する
抵抗が減ったのではないかと思っています。

昨年は『近鉄全線3日間フリーきっぷ』でミジュマルトレインの乗り・撮り鉄を楽しみました。

近鉄全線3日間フリーきっぷで鉄分補給 その1




伊勢志摩ライナーで鳥羽へ向かう途中に明星検車区で休む“とばしまメモリー うみの章”編成を目撃したので
残る取り“とばしまメモリー なみの章”編成との遭遇を目論んで取り敢えず鳥羽駅付近でしばしの撮り鉄を楽しみお昼の腹ごしらえ。






鳥羽駅、それもJR側にある食堂で頂きました。











今まで何度も素通りしていたお店ですが実に美味でした。


満腹でほっこり、気合を入れて“とばしまメモリー なみの章”編成捕獲へ向かいます。


ラッピング車は2両編成。
天気も悪く気合の入った写真も叶いませんがある駅で待ち伏せしました。


運良く1時間程待っていると“とばしまメモリー なみの章”編成と遭遇。




外観の写真を押さえ発車時刻を確認すると数分の猶予が・・・。
慌てて対面ホームへ向かい“とばしまメモリー なみの章”編成へ飛び乗りました。

こういった時に乗り降り自由のフリー切符は有り難いですね。
いきなりの行動による不正乗車を防げますので。

飛び乗った“とばしまメモリー なみの章”編成の車内を何枚か撮影しました。
















南海さんの加太線・“めでたい電車”にはもう一歩届かないかな?といった感じですが
こふん・ミジュマル・ならしか・・・少しづつ経験値が高まっているのか良い感じですね(笑)。

伊勢を行く“しまかぜ”

2023年06月27日 | 撮り鉄 JR編


2023年3月21日に運行開始10周年を迎えた“しまかぜ”

今も大阪・名古屋・京都~賢島を結ぶ近鉄観光特急の旗艦として色褪せず大活躍中です。

コロナ禍の最中には相当厳しい時期も有りましたが平日でも多くの乗客を集める現況は
ファンの一人として嬉しい限りですね。