特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

ポチってみたものの・・・

2017年07月22日 | カメラ・レンズ等の機材
梅雨明けと共に猛暑が続いています。
仕事も忙しく『鉄分補給』どころかカメラを握る暇も有りませんが
鬼の霍乱か?
思わずポチっと行ってしましました。

次期メイン機として候補に挙げていた機種は2機種。


パナソニックのLUMIX GH5


オリンパスのOM-D E-M1 Mark II

パナソニックのLUMIX GH5は既に導入済のG8同様に使い易いダイヤルや
直感的に理解出来るインターフェイスが素晴らしいカメラです。
また空間認識AFもG7・G8の経験から感じるのはコントラストAFのマイナス面を
上手くあしらった素晴らしいもので今後の熟成が楽しみな技術です。
また225点という多点測距に対応したジョイスティック装備は大きな魅力です。

対するオリンパスのOM-D E-M1 Mark IIですが魅力の一番は高速連写でしょう。
AF/AE追従で最高18コマ/秒(電子シャッター)&最高10コマ/秒(メカシャッター)は
とても魅力的な機能だと思います。
もちろんピント精度や実際の追従精度がどうなのか不安は有りますが
マイクロフォーサーズ一本化へ腹を括った私にはこの2機種しか選択の余地は有りません。

実写を試す事は出来ませんでしたが家電量販店や両メーカーのショールームでの
お触りチェックを数回繰り返し自分なりの答えを出しました。

今回、私の次期主力機種として選択したのはオリンパスのOM-D E-M1 Mark IIです。
既にポチってしまい手元に届いているのですが仕事が忙しく撮影に出かける暇も無く
本日初めて開梱の儀へ・・・という状況でした。


E-M10と同様にシックかつお洒落な箱です。


OM-Dのロゴが良いですね~!


その下にはボディが入っています。


マイOM-D E-M1 Mark IIとの対面です。


現在の主力機、パナソニックのLUMIX G8と並べてみました。


内蔵ストロボが無いOM-D E-M1 Mark IIは小型のストロボが同梱されていました。


G8のバッテリーと並べてみましたがやはり電気を喰いそうな予感の大きさです(汗)。


取り敢えずM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rを付けたE-M1 Mark IIです。


実は既に購入したパナライカ100-400との相性がイマイチとかズーミングしながらの
AF-Cが駄目だとか気になるマイナス面が有ってE-M1 Mark IIの導入を躊躇していました。
やはり一眼レフじゃないと駄目か?それなら思い切って禁断のNikon D500&200-500に
手を出そうかと一瞬思いましたが腹を括ってマイクロフォーサーズに一本化を
宣言した私には有り得ない選択でした。

とにかく実戦での撮影をしてみない事には評価のしようが有りません。
次の休みには何とか出撃してE-M1 Mark IIの自分なりの評価を行いたいと思います。

それにしても今年に入って既に機材関係に45万円を超える散財をしてしました。
こんな駄作量産の為に・・・と考えると馬鹿らしいと自分でも正直思いますが
これで本当に暫くは機材の更新なんて出来ないでしょうね(涙)。









LUMIX G8を導入しました!

2017年04月07日 | カメラ・レンズ等の機材
撮影機材のマイクロフォーサーズへの移行を宣言した前記事から
かなり時間が経っての更新となります。

LUMIX G7をかなり気に入った私はG7を更に進化させたG8を
次期メイン機材として導入しました。


G7&G8

登場して間も無いパナのフラッグシップ機のGH5ですが
動画にかなり特化している点とまだまだ高いその価格から
今現在のカメラが持つバリューフォーマネー度に関して魅力度は
かなり乏しいと判断して見送りました。

またオリンパスのE-M1 MarkⅡですが先日購入したパナライカ100-400との
相性が今一つという評判が有り、こちらも今回見送りました。
そうなると今現在における選択肢はこのG8のみとなりました。

G7の美点・長所はそのままに「Dual I.S.2」による強力な手ブレ補正や
ローパスフィルターレス化によるシャープな描写やAF性能の向上等
更に魅力有るカメラへ進化しました。

今日はそのG8での初撮影となります。


JR西日本・SHINOBI-TRAIN 113系


近畿日本鉄道 15400系 かぎろひ

約2割強増えた重量は重さを感じますがそこはマイクロフォーサーズ機。
APS-Cやフルサイズ機程の重さは感じませんので大した負担では有りません。
特に交換レンズを含めたシステム重量では遥かに有利です。

ローパスフィルターレス化されて解像感がかなり増した様な気がします。
でも、オリンパス機に見られる過度とも言えるあの
シャープネスが強いカリカリ感とは一線を画した上質なものです。


JR日本・223系新快速

AFC(追従AF)に関してもG7同様にほぼ等速で近づく鉄道車両に対しては
並みの一眼レフカメラ以上にしっかりと喰いついてくれます。
また衝撃をG7に較べて約1/10に低減したシャッターユニットは軽やかで
上質なシャッターフィーリングを実現しています。

私自身、今までPanasonicを家電メーカーだと侮っていましたが
それは私の大きな間違いでした。

Canon・PENTAXを処分してのマイクロフォーサーズへの全面移行ですが
今は本当に後悔は無く、決断して良かったと心から感じています。




やりますね~、LUMIX G7

2017年02月24日 | カメラ・レンズ等の機材
すっかりマイクロフォーサーズのコンパクト&軽量システムに魅せられました。
ハイエンドのオリンパスE-M1 MarkⅡやパナソニック LUMIX GH5だと
上位のAPS-Cに迫る大きさになりますがレンズまで含めて考えると
その差は結構大きなものになります。

先日、パナソニックのLUMIX G7のスペックを
しっかり確認したところ有る事に気付きました。

「えっ?連写時のEVFでライブビュー表示が可能なの???」

G7は連写H時、AF・AE固定のAFSだと8コマ/秒・AFCで6コマ/秒です。
その時のEVF表示は1コマ毎に僅かに遅れてアフタービューが表示されるのですが
連写MだとAFS・AFC共に6コマ/秒になりますがその表示が何と!
ライブビュー表示となるのです。

今までそんな設定が有るなんて知りませんでしたし
私にとって初ミラーレス機のE-M10でも連写時には
アフタービュー表示だったので連写時には表示の遅れ分だけ
自分なりに補正してカメラを振ったりする癖が付きました。
ケースによっては上手く同調せずフレームの空きが偏ったり
被写体がフレームアウトする事も・・・。

前回のN700Aの連写時も同様で運転席ガラスのワイパー付近を
追いかけてましたが数コマは上手く追えませんでした。

今日は時間が余り有りませんでしたのでライブビューの見え方だけ
確認する為の撮影でした。

ほぼフレーム固定の手持ちでAFC連写撮影です。
連写は中速(M)に設定しています。
EVFの見え方はいつものアフタービューと違い一眼レフ機で
連写した感じに近いライブビュー表示でした。
僅かに遅延を感じますがこれなら今まで以上に動きモノを
楽に追いかけられそうな感じです。
恐らく更に上級のE-M1 MarkⅡやLUMIX GH5だと
不満は感じる事は無いかも知れません。

とにかくマイクロフォーサーズ&ミラーレス機への全面移行に踏ん切りが付きました。

G7&LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmで連写

2017年02月18日 | カメラ・レンズ等の機材
連続してLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm絡みの記事です。

昨年購入したLUMIX G7は空間認識技術(DFD*テクノロジー)を採用し
コントラストAFとしては望外のAFC時におけるAF速度・精度を実現しました。
AFC時には6コマ/秒という連写性能ですが問題はどの程度合焦するか?です。
キットズームレンズのLUMIX G VARIO 14-140mmではかなりの実力を
発揮してくれましたが超望遠域の400mm(35mm判換算800mm)ではどうか?

東海道新幹線・米原駅でその実力を試してみました。

LUMIX G7+LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm
Avモード F7.1 露出補正-0.3 400mm  49点AF(AFC)

※デジタルテレコンx1.4併用 35mm判換算1135mm相当 































約3秒弱の間でしたが16コマ連写です。
米原駅構内は緩曲線で恐らく255km/h制限だと思いますが
明らかにピントが甘いコマは2コマだけでした。

曇り空という条件で全くカメラ任せの状態で撮影しましたが
予想以上の結果でした。

中央1点や追尾AFも試してみましたがヘッドライトの幻惑を受けて
AFが影響を受けたようでこの日の条件では全てのAFフレームを使い
カメラ任せに撮った全点(49点)AFが一番合焦率が高かったです。

動体撮影御用達のD500や7D MarkⅡらと較べてどうなのか?はさて置いて
PENTAX一眼レフをメインにして来た私にとってこのG7のAF性能は期待以上でした。

今回の結果からミラーレス一眼カメラのAF性能の高さと
システムトータルにおける軽量・コンパクトさがもたらす携行面での安楽さから
以前から考えていたマイクロフォーサーズシステムへの全面移行への
決意も目の前の様な気がします。










LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.を試す その2

2017年02月13日 | カメラ・レンズ等の機材
本日、パナの100-400mm F4.0-6.3 の3日間のレンタルが終了しました。
思っていた程撮影出来ませんでしたがマイクロフォーサーズ規格で唯一の
超望遠ズームという事でかなり期待して色々と試してみました。

G7との組み合わせによる試写後の自分なりの評価です。
焦点距離のレンジが近い為に今まで私が使用して来たPENTAXのK-3と
SIGMAの50-500ことBIGMAとの組み合わせとの比較が中心です。

●携帯性
これはもう文句無しですね。
テレ端における開放F値がF6.3という事もありますが100-400ズームでは
一番軽くて小さいのでG7の様な軽量機に装着していると全く苦になりません。

K-3+BIGMA(50-500)だと手持ちで一時間弱持ちつづけると少々堪えてきますが
G7+パナの100-400ではこの3日間手持ちで持ち歩いてましたが
全く重さを意識する事は無かったです。

●描写性能
私の用途では大伸ばしのプリントをする事はありませんし
パソコンで等倍鑑賞して粗探しする事も無いので画質に対してシビアな人とは
評価が合わないと思いますがその上での評価となります。

概ね100-300mmのレンジだと普及タイプの望遠ズームを上回る描写です。
ちなみに絞りは開放からせいぜい1.5~2段絞った範囲での撮影ばかりですが
300mm近くまでは開放でも満足出来る画質が出てきます。
350mmを超えると描写が優秀とは言い難くテレ端では1段程絞らないと
少し甘い感じが出て、鉄道や飛行機、建物等の撮影では不満が出るかも知れません。
K-3+BIGMAの500mmとG7+パナ100-400のテレ端の画質はほぼ同等かな?
そう言うとパナ100-400のテレ端画質に期待をしている人は
少々ガッカリされるかも知れません。
私はこの3日間の試写を通じてこのレンズに対して
『100-300の上質なズームレンズ、そして1.3倍のテレコンを内蔵している』
という印象を持ちました。
多分そんなイメージで捉えたら充分納得出来るんじゃないかと思います。

●AF速度
これはもうK‐3+BIGMAよりG7+パナ100-400の圧勝です。
またテレ端でピントを外した後の再合焦も同じです。

●手ブレ補正
K‐3+BIGMAの500(換算750)とG7+パナ100-400(換算800)での
手ブレ補正(いずれもレンズ内補正)の効き具合は同等に感じます。
ただパナ100-400の手ブレ補正は補正が効くまでの時間が少し長い様です。
とっさに被写体にレンズを向けて撮るケースでは補正が間に合わず
手ブレするケースが多かったです。

●その他
金属製の鏡胴は値段に見合った質感ですが内蔵のフードは?です。
効きが殆ど無さそうな大きさで私が使っているキヤノンのサンヨンも
同様のフード内蔵で引き出し式なんですがこちらは引き出して
回転させるとロックする構造なんですがパナの場合はロックが無くて
フード先端が何かに当たると簡単に収納してしまう有り様です。
換算800mmまでのレンズなのでここは思い切って立派なフードを
同梱させるべきだと思います。


 400mm 絞りF6.3



 400mm 絞りF6.3



 400mm(デジタルテレコン併用 約x1.4 35mm判換算1135mm) 絞りF8



 250mm 絞り7.1

LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.を試す

2017年02月09日 | カメラ・レンズ等の機材
昨年の9月にお気楽撮影セットとも言えるマイクロフォーサーズ機の
LUMIX DMC-G7H 高倍率ズームレンズキットを導入しました。

空間認識技術(DFD*テクノロジー)を備えたG7はコントラストAFの
ミラーレス機としては驚く程のAF性能を発揮してくれています。
撮影時には“クソ重たい”機材でも気にはならないのですが
最近は極力クルマを使わない撮影を心掛けています(飲酒率高め?)ので
携帯するのに軽量コンパクトなマイクロフォーサーズ機のシステムは
もう手離せないと言えます。

ただ今現在、私の所有するマイクロフォーサーズシステムのレンズは
150㎜(35㎜判換算300㎜)までなのでそれ以上の焦点距離が必要な時は
ペンタックス+SIGMA500-500かキヤノン+300F4L・エクステンダーX1.4を
持ち出していました。


K-3&BIGMA50-500&G7&14-140

K-3&BIGMA50-500の組み合わせだと約2,770g。
フルサイズ機のシステムに較べればマシとは言うものやはり重いですね。
私の用途だとマイクロフォーサーズでも画質的にも十分なので
300㎜超の焦点域をカバーするレンズが次なる購入候補となります。

ペンタシステムで35㎜判換算で750㎜まで、キヤノンだとサンヨンにエクステ噛まして
672㎜となりますのでマイクロフォーサーズだと300㎜以上は必要ですね。

となるとオリのサンヨン+テレコンx1.4かパナの100-400の2択となります。
でもオリのサンヨン、性能は文句無しなんですがお値段も高い!
立ち位置の制約が多い鉄道やサーキットをメインとする私には単焦点よりも
ズームの方が有難いというのも事実なんですね。
となればパナの100-400が唯一の選択候補となるのですがネットで評判を確認すると
どうもテレ端での描写が悪いという意見が多い様です。

描写に関しては個人的にはそれ程煩くない方だと思っていますが価格.com等の
ネットのサイトでお値段を確認しても最安値で約16万円と良いお値段なので
ある程度の写りは期待したいですよね?

幸いにもパナソニックセンターではレンズのお試しが可能な有料の貸出しを
行っていますので本日100-400を借りてみました。

LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.という
長ったらしい名前のレンズは全長171.5mmに径が83.0mm。
G7のボディ込みでも1,395gなのでK-3&BIGMAの約半分!


私がいつもG7を持ち出す時に使う小さなカメラバックにも余裕で入りました。


G7&100-400の試写に挑みますが今日は全国的に寒波の影響で降雨もしくは降雪模様。

雪にドン曇りでISO1600程のコンディションなので画質評価は難しいですが
大体のAF速度や描写は掴めるかな?と思い久しぶりのおけいはんでの試し撮りです。


高架下の影に突入した京阪特急8000系をテレ端400mmの開放から
チョイ絞りのF7.1でAFC連写してみました。

昔、ここで同様のコンディションでキヤノンEOS 40D+サンヨンで撮影しましたが
影に突入した時点でAF迷走が起き、再びピントを掴んだ時にはフレームアウト!
そう考えると数年時間は経過しているとは言えコントラストAFって進化してますね~。


京阪7200系
こちらも同じ絞りでF7.1。感度はISO1600。
チョイ前モデルのG7にとっては厳しい感度かも?知れませんね。

換算800mmで結構圧縮効果が効いている中、降雪が写り込んでますので画質評価は
厳しいですがこの天候で換算800mmという事を考えればAFC追従は結構良好です。
TEST撮影なのでこのコマの前後含め8コマ連写してますがピントが来ていないコマは
2コマだけで外したコマの次のコマはちゃんとAFが喰いついています。


大阪へ向かう8000系
現在8000系はプレミアムカー改造編入に伴い工事が進行中ですがこの編成は8連。
つまりまだ未施工の編成ですね。
プレミアムカー無しの8連撮影は今が最後のチャンス?です。
このカットは焦点距離180mmですが絞りは開放です。
悪条件下ですが噂通り300mm位まではLEICA銘を冠するだけあって描写は良いようです。


2200系

定番撮影地での236mm(35mm版472mm相当)の絞り開放撮影です。
ISO1600に降雪という悪条件下でもこの焦点域だと流石に
キットズームクラスとは違う描写に感じます。


3000系

私の様なオジンファンは新3000系と呼んでしまいます。
同じく開放絞りで187mmですがAFも文句無しに喰いついています。

今回の条件ではこのレンズの本当の実力を知る事は出来ませんでしたが
軽量コンパクトさを兼ね備えた魅力ある超望遠ズームの片鱗を窺い知る事は出来ました。

もし及第点を与えられればマイクロフォーサーズへの全面移行が進みそうです。


LUMIX DMC-G7、空間認識技術(DFDテクノロジー)は凄い?

2016年09月06日 | カメラ・レンズ等の機材
前回の記事でご紹介しましたがマイクロフォーサーズの新たなカメラとして
LUMIX DMC-G7H 高倍率ズームレンズキットを購入しました。



先輩機のE-M10より幅広く、分厚く感じるボディですがFZ200とほぼ同じ大きさです。

約236万ドット 有機EL(OLED)によるEVFは35mm判換算で約0.7倍という
とても大きく見易いものです。
E-M10のEVFと較べてアイポイントが少し短いのと視野の中心部と周辺部とで
像の見易さが少し違う感じを受けましたがやはり大きく広い視野はありがたいです。
見える像の遅延や連写時のパラパラ感もE-M10で鍛えられた?せいも有り
このクラスのEVFとして現状では十分満足出来るレベルだと言えます。

GXシリーズとは違いボディ内手ブレ補正機能は有りませんので手ブレ補正を備える
レンズが必須となりますね。
でもキットズームは1本で14~140mmという広い範囲をカバーしてくれます。
いわゆる便利ズームと呼ばれるものなんですが想像以上に画質は良いようです。


取扱説明書を見ずにバッテリーの充電だけ済ませてカメラ到着の翌日、初撮りに出掛けました。


今回目指すのは近鉄吉野線。
本当ならお隣りのVISTA EXで橿原神宮前に向かいたい所なんですが
G7に出費したばかりなので料金不要の急行で向かいます。
ただご覧の様に3200系が入ってましたので今まで京都地下鉄線での乗車しか
経験していなかったので今回はたっぷりと長距離での乗り心地を堪能しました。


橿原神宮前で吉野線へ乗り換えです。

きょうの目的は営業運転開始の1週間前に行われる『青の交響曲』の有料試乗会列車の撮影です。
吉野線は殆ど撮影経験が無くどこで撮るのかさえ決っていませんでしたので
6620系の運転室背後に張り付き撮影ポイントを探すと言う有様です。

なかなか良い場所が見つかりませんが時間もそれ程有りませんので一か八か、ある駅で下車しました。
駅からそのポイントに徒歩で向かい辿り着きました。

3両編成分の長さを想定して位置を探ります。
遠くで踏み切りの音が鳴り始めました。


16000系です。
僅か2両の特急電車。華麗さや特急というスマートさとは程遠いスタイルでは有りますが
近鉄ファンの私にとってこの色、この形というのは琴線に触れるものが有ります。

この後、お目当ての『青の交響曲』の捕獲を無事終えました。
例の如くそちらの写真は当方のもう一つのブログの記事に掲載しましたので
ここでの掲載は割愛させて頂きました。

新しいカメラでお目当ての被写体を捉えて満足な気分で帰路に着きます。

風邪気味で少々体調が悪い状態での出撃でしたので京都までは誘惑に負けて12200系に乗車です。


リニューアルされているものの時代を感じさせる車内ですが消滅までもう数年の運命。
最近はスナックカー乗車率が高いです(笑)。

移動・撮影時間を含めて3時間近く水分を補給していなかったので・・・

五臓六腑に染み渡るほど旨~い。
そして『G7』にかんぱーい。



おまけですがG7導入にあたって一番興味の有った空間認識技術(DFDテクノロジー)による
AF-CのAF追従連写時の実力です。
取説をまだ見ていないので今分かる範囲で任意のAFフレームを選び
AF・連写H(6コマ/秒)で数本の列車を撮影した中からのカットを並べてみました。









最新鋭の一眼レフの実力は分かりませんが過去私が使って来た一眼レフカメラである
EOS 40D、K-r・K3等と比較してまったく遜色の無いというかそれらを上回る
合焦精度・追従性能を持っていると思えます。
今回は好天で被写体のコントラストが高い状況なのでもう少し条件が
悪い場合はそれらと比較してどうなのか?今の所分かりません。

但し、残念ながら一眼レフ機で可能で有った、ズーミングしながら
AF-Cで連写という状況には対応出来ていません。
でも単なるコントラストAFで得られる性能を大きく上回っている実力は
認めざるを得ません。
本当に位相差AFに追いつき追い越す日がすぐそこまで来ているのでは?
と本気で感じさせられました。


今度はパナソニックのマイクロフォーサーズ機の味見?

2016年08月27日 | カメラ・レンズ等の機材
久しぶりの更新となりましたが改めて記事にする写真撮影は出来ていません。
連日の猛暑日に加え、今期は盆休みの取得もままならず疲労蓄積も有って
貴重な休日は惰眠&疲労回復の為の安静とアルコール摂取によるブレイク?タイムに充当していました。

さてさて、最近の私は昨年2月に購入したオリンパスのOM-D E-M10を楽しみながら
現在はメイン機種として駄作量産に励んでいます。
すっかりE-M10を気に入り、広角系の画角が苦手な私がフイッシュアイ・ボディキャップレンズや
9-18のズームレンズまで購入してしまいました。

元来、私の低いレベルの腕前と言う部分が大きいのですが私の現在のメイン被写体に対して
充分な画質というのと携帯時の軽量さが大きな魅力ですっかりマイクロフォーサーズ規格の
カメラに嵌ってしまいました。
こうなると鉄道やモータースポーツも被写体にしている私にとって気になるのは
動体撮影に対して充分なAF追従性能をもったマイクロフォーサーズ機の登場です。

コントラストAFながら空間認識技術(DFD*テクノロジー)を採用した
パナソニックのGH4・G7以降の機種は従来のミラーレス機のAFの常識を
覆すAF追従性能を獲得しましたが位相差AFの一眼レフ機を凌ぐまでには至っていません。

こうなるとオリンパスの次期旗艦機、OM-D EM1 MarkⅡが待ち遠しいのですが
もう少し時間が必要なようですね。
そうなると現状だと空間認識技術(DFD*テクノロジー)を持つパナ機が気になります。
もちろん4K技術を用いた機能も当然ながら気になります。

という事でG7・GX8・GX7 MarkⅡの3機種から次期主力機の選定開始です。

G7は登場から時間が経ってこなれた価格が魅力です。
ただプラスチッキーな外装が魅力を削ぎますがEVFの見易さは中々のレベルだと感じました。

GX8は操作性や大きなグリップによるホールディングの良さとこれまたEVF最上級?と
思えるチルト式ファインダーの出来の良さに感動しましたがやはり大きさが・・・。
E-M10のコンパクト&軽量さにノックアウトされた私にはやはり許容外の大きさに感じます。

GX7 MarkⅡはその佇まいとローパスレス化されたシャープな描写は魅力ですやはり少々チープな
EVFの見え具合と最近少々跳ね上がった価格が気になりました。

結論を出すべく新装なったパナソニック大阪でこれら3機種をじっくり触り比較し検討しました。

その結果は・・・・・・・・


LUMIX DMC-G7H 高倍率ズームレンズキット

空間認識技術&4Kフォトを安価に味わえるのと味見で購入したE-M10との
比較にはやはり味見的要素を持ったG7の方が良いのでは?という気持ちからでした。
本命ならGX8でしたがやはりまだ見ぬOM-D EM1 MarkⅡが気になりますので
あくまでパナ機の味見を最優先としたチョイスとなりました。

G7に決定した後、ネット徘徊をしていたら面白いものを見つけました~。

LUMIX DMC-G7H 高倍率ズームレンズキットLUMIX G 25mm/F1.7 ASPHを加えた
『G7H+25mm F1.7 単焦点レンズセット! パナソニック LUMIX DMC-G7H-K ダブルレンズキット 』
いうのを見つけました!

35mm判で標準画角となる50mm相当のレンズに特段興味は無かったのですが
広角苦手の私に5万円超の9-18を購入させたマイクロフォーサーズシステムなので
ひょっとしたらまた楽しませてくれるかも?という期待も込めてこのセットを販売している
カメラのキタムラさんから先程、このセットをポチりました。

画質的にはE-M10以上のモノは望めないでしょうが空間認識技術&4Kフォトが楽しみです。

パナ機の入門機を体験する事によってオリかパナの次期フラッグシップ機を
購入検討する際の参考になればと思います。
















出ましたね~、OM-D E-M10 MarkIIが!

2015年08月25日 | カメラ・レンズ等の機材
オリンパスのOM-Dシリーズのエントリー機のE-M10の新型が登場しました。

キヤノンに倣えではないのでしょうが“Mark Ⅱ”のデビューです。


外観は前モデルのイメージを踏襲していますがダイヤル配置が変わりました。
ちなみに前モデルのE-M10は・・・

どちらもオプションのグリップを装着している状態ですが
小粋なスタイルだと思います。

せっかくの小型・軽量のボディにわざわざグリップを付けるなんてと
お叱りを受けそうですが着脱は簡単なので望遠使用が多いユーザーにはお勧めです!

さて、進化したポイントを挙げてみると・・・

EVFが液晶の約144万ドットから有機ELの約236万ドットへ進化。
倍率も最大表示時約1.15倍から1.23倍へアップ。

手ぶれ補正3軸手ぶれ補正(3.5段)から5軸手ぶれ補正(4.0段)へ進化!

連写は[連写H]最高8.0コマ/秒約8.5コマ/秒、[連写L]最高3.5コマ/秒約4.0コマ/秒に。
仕様表に明記は無かったのですがC-AFでAF追従は[連写L]約4.0コマ/秒だと思います。

背面液晶を指でなぞりAFポイントを移動させる「AFターゲットパッド」や
ピント位置を自動で変えるフォーカスブラケット機能等も加わりました。

最高シャッター速度や撮像素子もそのまま継承されており
旧モデルをリファインしたマイナーチェンジモデルだという印象を受けました。


私自身、旧モデルとなったE-M10を使用しており当ブログでも紹介して来ましたが
現時点では6万円でE-M10ダブルズームキットが購入出来ますので旧型がお勧めですね。


マイクロフォーサーズ規格の味見のつもりでE-M10を購入したのですが
私の用途やスキルではかなり満足出来る画質を提供してくれました。
このブログに掲載している写真の8割以上はE-M10で撮ったものです。

そのためか?今は同じ規格を持つパナソニック機のLUMIX DMC-GX8も気になります。
コントラストAFながら空間認識技術を採用し高速AFを実現した点が魅力です。


E-M10を使って驚いたのはコントラストAFの精度の高さでした。
位相差AFを用いる一眼レフ機で時折りピントの精度に対して???
なんて事が多かったのでこのパナ新AFは個人的には注目しています。

と言いながら更新が進まぬキヤノンボディに7D MarkⅡを導入し
あの多点AFと連写を楽しみたいと言う思いも僅かに有ったり・・・。












蘇るか?My BIGMA

2015年04月30日 | カメラ・レンズ等の機材
BIGMA。
ネット上でシグマのAPO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMを
『BIGMA』と誰かが呼んでいるのを見て私もその様に呼んでいます。
テレ端が500mmでかつ10倍ものズーム比を持つこのズームレンズ。
『ゴーヨン』と呼ばれる500mmF4の単焦点なんぞに手を出せない
私の様な庶民にはありがたい存在のレンズです。



流石に単焦点の超望遠レンズの様な描写は望めませんが400mm位までなら
なかなかの写りを見せてくれますし、テレ端の500mmでもF8まで絞れば
70-300ズームレンズクラス程度の解像度は見せてくれます。
鉄道の編成写真に準じたものならこれ一本で賄えるので1,970gという
重ささえ平気な人には本当にありがたい便利超望遠ズームレンズです。

キヤノンでは70-200 F2.8&300 F4にエクステンダーx1.4を組み合わせて
望遠域を任せていましたがペンタックスではSIGMAの
70-300とこの50-500で望遠域をカバーしていました。

ところがペンタのK-5ではまったく問題が無かったのですが
K-3を導入しBIGMAと組み合わせたところ、AF-Cで
被写体AFが追従せずにAFが迷走するという症状が出ました。

レンズが新機種に対応出来ていない不具合だと思いましたが
サードパーティーのレンズ使用時の不具合をペンタックスに
文句を言う訳にもいかず苦慮していましたが「価格.com」で
有益な書き込みを発見しました。

「シグマ APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMでの不具合」

去年の書き込みですが先日やっとシグマのサポートとメールでのやり取りの後に
レンズを送付しレンズの調整をお願いしました。

レンズを送った後、シグマからはレンズ到着のメールから
その後の経過のメールも届き、4月21日にシグマに到着したMy BIGMAは
福島の会津工場での修理・調整を受けて4月24日に工場発送で
私の自宅には佐川急便にて26日に到着しました。



レンズのファームウェアアップでの対応かと想像していましたが
修理品納品書見ると“AF作動部品交換”&“AF作動調整”の項目が
載っていました。

修理・調整を終えたレンズでちゃんとした撮影はしていませんが
簡単な試写では不具合は再現出来ずK-3でのAF-Cにしっかりと
対応しているようでした。

レンズを見るとレンズ内にあった塵等も綺麗に清掃されており
保障期間を過ぎたレンズであってもこの様な対応を見せてくれた
シグマにはとても好感が持てました。

後はK-3とこのBIGMAとの組み合わせで鉄道を中心とした動体撮影に
どれ位、そのパフォーマンスを見せてくれるか?その検証が楽しみです。