特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

近江鉄道のお得な1デイ スマイルチケット  

2018年10月10日 | 乗り鉄 私鉄編
金・土・日曜日と祝日(年末・年始除く)に利用可能な近江鉄道の1デイ スマイルチケット。



880円(おとな)で全線一日乗り放題なんですが元々割高な印象の有る
近江鉄道の運賃なので乗り鉄には有難いチケットです。
今回の目的は近江鉄道全線制覇と“赤電”と呼ばれる820系に遭遇する事です。


スタートは近江八幡。
JRから乗り換えます。






やって来たのは800系。元西武の401系です。


近江鉄道にも鉄道むすめがいました。
“豊郷あかね”というキャラクターです。

この電車は八日市までなので八日市で米原行きに乗り換えます。
取り敢えず米原に向かうつもりですが途中で“赤電”が居ればすぐ対応するつもりです。
果たして今日はどこかで走っているのか?
それともどこかの車庫でお休みなんでしょうか?



八日市の構内では700系“あかね号”と最新鋭の100形が留置されていました。







八日市からは貴生川発米原行きに乗ります。
先程と同じく800系でしたが700系に気を取られて撮影を忘れてしまいました。


近江八幡~八日市間を除き車内に電車を無料で持ち込む事が出来るそうです。

800系の車内で激しく揺られながらゆっくり流れる景色を楽しんでいると
多賀大社方面への乗換駅である高宮に到着。

ここで構内の様子を見ていると一番奥の多賀大社方面行きホームに
見馴れぬカラーの車体が見えました。

「えっ?・・・アレってひょっとして・・・!」

慌てて電車を降りてそのホームに向かうと止まっていたのは“赤電”でした。


この色、この雰囲気だけでテンションが高まります。


出来れば行先のサボを用意して頂ければ最高なんですが・・・。


車内は特に変化無く他の800・820系と同様です。


空制が電気指令式に変えられブレーキハンドルは近江鉄道独自の形態となっています。


昭和42年・・・私より2つも若い(汗)。

多賀線は僅か2.5kmの短い路線であっと言う間に二駅目の多賀大社前に到着です。


日中は1時間に1本というダイヤなので多賀大社方面に散策開始。
というよりお腹が空いたので昼食を求めての進軍です。


多賀そばを謳ったお店が数軒有りましたが今回は“石栗庵”というお店に入り
十割蕎麦の大盛りを注文!
失礼ですが期待を超えた旨さで大満足でした。


駅に向かうと先程の“赤電”が停車中です。
どうやら今日は多賀線でのピストン運用が任務の様ですね。


高宮から米原まで向かいます。
やって来たのは800系のスタンダード塗色の編成です。




彦根を経由して米原に到着。
これで残る未乗区間は八日市~貴生川間のみ。
今回はフリー切符購入なのでこの800系の折り返しに乗車します。
折り返しは貴生川行きではなく近江八幡行きなので
八日市まで向かいそこから近江八幡~貴生川行きに乗り換える行程となります。


八日市で貴生川行きに乗り換えです。
朝見かけた700系“あかね号”と100形はそのまま惰眠を貪っていたようです。
停車していた貴生川行きは朝お世話になった“豊郷あかね号”でした。

正直な所、軌道状態が悪く大きく揺すられながらのロングシートの
長時間乗車は疲れましたが“赤電”に会えた満足感の為か・・・?
近江鉄道全線制覇を果たした貴生川駅到着時には今日一日の充実感さえ感じました。



近江八幡~多賀大社  870円
多賀大社~米原    520円
米原~貴生川     1030円 

Total 2420円となりますのでどれだけお得なのか?

一目瞭然だと思います。

まあ、こんな使い方は鉄チャンが殆どだと思いますがもしも近江鉄道の乗り鉄・撮り鉄の
堪能をお考えの方は金・土・日曜日と祝日(年末・年始除く)に利用可能な近江鉄道の
1デイ スマイルチケットの使用をお勧めしたいと思います。


















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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (なっちゃん)
2018-10-23 13:22:55
すーさん、近江は運賃がお高めなんですね。
こちらの市営地下鉄も日本一高いとウワサです。
田園風景の中を走る、かつての西武の車輌が味わい深いですね。
これが私が昔乗っていた東急だとステンレスカーばかりで味わいの「あ」も無く(^^;)
青ガエルならいいのですが。(子供の頃はまだ東横線でも走っていましたよ♪)
この赤電、私よりほんの少しお兄さん(お姉さん)でした。
ようこそ! (特急彗星号)
2018-10-23 22:46:17
なっちゃん、お久しぶりですね。
JRと私鉄の競合激しい関西なのでお得な運賃に慣れている身には
少々割高かな?と感じますね。
直接他社と競合しない中小私鉄の運賃が高いのは仕方無いと思いますが
やはり安い方が有難いですよね。
仙台市交通局は鉄道、バス共にお高いようですね(汗)。
関西圏でこれだけ元・関東圏の車両が主力として活動している事は
近江鉄道の魅力の一つだと思います。
ステンレス車体はどうしても味わいに欠けるのが残念ですね。
ただ南海の6000系くらいになると味わいが滲んでますかね?(笑)。

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