かっぱのけんきゅう日記

3ヶ月~半年に1回のペースで更新中……。細く長く、続けているだけのブログです。

ジェンダー・セクシャリティ・フォーラムが行われますよ

2004年11月18日 03時15分32秒 | Weblog
 お詫び:私の身の回りにいる人紹介は次回繰越しです。申し訳ないです、はい。
 
 さて、立命館の行事に敏感な方ならご存知かと思いますが、来る11月21日(日)、衣笠キャンパス学園祭2日目に、全国初!!学生主体のジェンダー・セクシュアリティ系のフォーラムが行われます。・・・・・・まぁ、余りいないと思うけど、地元の友人数名が学外から見て下いるかもしれないので一応、説明。ジェンダー・セクシャリティー・フォーラムってのは、つまり、生と性に関する様々な諸問題(正しい避妊の仕方から、ゲイだとかレズビアンといったいわゆるセクシャル・マイノリティの人々を取り巻く環境だとか、巷で話題になっているジェンダー・フリーの問題まで)を話し合ったりする場のこと。
 そんで、その主催者がこのブログでもお馴染み、いつも黒い服でその名が通っている「黒衣の」先輩であらせられます。ちなみに私にとって、彼は「年下の先輩」な訳だが、私は後輩らしくリアルに毎日怒られているのであります(笑)。まぁ、ブログのブックマークに彼のブログがあるんでそちらを興味があるなら見てくだされ(ブログからHPにも飛べるんで)。
 
 しかし、大学に入学してよもや「ジェンダー」という問題に対して様々な見解を得よう(いや、得てばかりで自分から発信することは少ないけど)とは思いもしなかったもんです。
 ワタクシの出身高校は「公立・伝統校・男子校」なので、当時の私にとって「ジェンダー」なんて海のモノとも山のモノともつかない代物だったので。というか、土地柄的に男性・女性の役割みたいなものがくっきりと違っていた感はするので・・・・・・やはり保守的なんでしょうかね?私は群馬、大好きですけど(笑)。
 
 とはいえ、未だに「フェミ」的色合いが強い人には付いていけなかったりします。何か、アレもコレも全て男性社会が悪い、って言われると・・・・・・ちょっとねぇ。いや、女性の地位が未だに男性よりも低いのでは?という疑問は分かりますが、ジェンダーを豪語する学生の中には「女尊男卑」的なことを平気で言う人がいて戦々恐々。おい、アンタ自身も「ジェンダー」に囚われてんじゃないんか?と思うことがあったり、なかったり・・・・・・。
 そ~いや、「ジェンダー・フリー」もかなり批判されてますね。そりゃ、日本の昔話の多くが「男尊女卑」的だから教育には相応しくない、とか、男性と女性とに一切の性差なんてない、って正面きって言われたら男社会の偉いオジ様、慎ましやかなオバ様たちからは「そりゃ、強引だ」って反発も出るのは当然だと思うのです。上手く言えませんが・・・・・・「ジェンダー・フリー」ってのが、否定派だけでなく、肯定派の間でもいつの間にか曲げられているような感じがします(って、私がここまで深く言及して良いのでしょうかね?ジェンダーかじったばかりの小僧が。・・・・・・お叱りを受けること必至で続けますが。苦笑)
 世の中には男性もいれば女性もいるし、寧ろ従来の性別では区別できない人だっている訳です。それが人間社会な訳ですから。色んな人がいる、その中で犯罪等にひっかかっていない人物には生きる権利は保障される(いや、犯罪者にだって人権はあるのですが)、ってのが根底にあるの訳で・・・・・・何でもかんでも「ジェンダー・フリー」って叫ぶのは却って個人の生き方を狭めているような気がしてならない訳で・・・・・・と、ここまで来て逃げるのも少し悔しいのですが、やはり余り上手く言えませんな。すいません。
 とにかく、異論や反論等ありましたら(誹謗中傷・荒しでない限り)ドシドシお寄せ下さい。ちなみに、上記の考えはあくまで私個人の考えです・・・・・・そう、個人的な考えなので・・・・・・黒衣の先輩から後でど詰め(分かり易く言えば、説教)にされるかもしれません(怖)。

 さて、話をジェンダー・セクシュアリティ・フォーラム(長いんでGSFって略します)へ戻します。
 本日(というか昨日)の昼休み、その情報宣伝を兼ねて、昼休みに大学の西側広場でビラとコンドームを配ったんです。
「コンドーーームッッッ!!」
う~ん・・・・・・高校時代の私なら、(表向きはクールに済ましながらも)やはり興奮していたかもしれませんね。慣れてませんし・・・・・・いや、すいません、それは今もでした・・・・・・。まぁ、何ていうか、「触れてはならない」モノって感じはあったと思います。
 とにかく、配布している際はそんな意識などまるでなく、GSF協賛企業の「オカ○コンドーム」と「相模○ム」の商品を配布していた訳です。そうしたら専攻の後輩がツツツっと寄ってきて一言
「それは一種のテロ行為です。」
彼曰く、女の子と仲良く話していたら、私の仲間がコンドームを差し出してきて、非常に気まずくなってしまったとか。まぁ、女の子と仲良く話しているお前が悪い!!って言いましたけど、やっぱり、気まずくなるもんなんですね。どこか「神聖な」モノ的、もしくは「下」的要素があるんでしょうな。
 でも、大切なんですよ、コンドーム・・・・・・。 避妊だけでなく、性病だって予防出来ますしね。

 まぁ、GSFの説明としては何一つ、満足に出来なかったのですが、今回は眠いのでここまで。明日(というか今日)は10時からバイトです(苦笑)。

頑張ろう、いろいろと。

    

追伸:書き忘れましたが、GSFのプレ企画ということで、今日の16時30分から存心館803で、明後日の同時刻に清心館504で「ハッシュ!」って映画の無料上映会やります。これも、ゲイの世界を描いていたりするんですけど、ストーリーは結構面白かったですよ。まぁ、時間のある人は是非見に行ってやって下され。

11 コメント

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Unknown (くだらん)
2004-11-18 15:18:23
読む価値なし



フェミ批判をするならきちんと文献を読んだのか?

ジュディス・バトラーは? 上野千鶴子は? そもそもなぜフェミが生まれてきたのか、カウンターカルチャーの流れをきちんと理解しているのか? 表層だけかじって知った風なこと言うなよ



そもそもジェンダーフリーが「否定派だけでなく、肯定派の間でもいつの間にか曲げられているような感じがします」なんて、「男女を同じにする考え」という解釈してる都教委と同レベル。きちんとした打ち出しをしてる人間はたくさんいる。否定派がそれを恣意的に解釈して広めてるだけだろ。

「何でもかんでも「ジェンダー・フリー」って叫ぶのは却って個人の生き方を狭めているような気がしてならない」?

何でもかんでも言ってんのは誰だよ。俺にも判るような例を挙げてくれ。



しかも今日び「性病」なんて呼び方はしねぇよSTD(性感染症)だろ



味噌汁で面洗って出直して来い



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なるほど (管理人)
2004-11-18 16:03:16
 ご批判、ありがとうございます。

 余り知りもしないのに、知った風な口を叩いてしまったことは、軽率だったかと思います(私の悪い癖です)。その点は素直にお詫びします。

 

 さて、フェミが生じてきた社会的背景については幾つかの文献を読んで学びましたが、確かにフェミについての文献を大量的に漁ったことは無いので、その点は反省したいと思います。ただ、私はフェミというフェミ、全てを否定・批判している訳ではありません。挙げられている上野千鶴子氏などは非常に幅広い視点から現在の社会状況を考察されていると思いますし……。文脈上、そう捉えてしまったなら、その点は私の乱文による不徳の致すところです。

 ただ、「ジェンダー・フリー」について「きちんとした打ち出しをしてる人間はたくさんいる。否定派がそれを恣意的に解釈して広めてるだけ」というのはどうでしょうか?確かに都教委のような右派による恣意的な思想の曲解はなされていることは確かです。しかしながら、果たして否定派が曲解しているだけなのでしょうか?

 ここでも少し誤解があるようですが、肯定派の間できちんと打ち出している方がいらっしゃることもまた、確かだと思います。ただし、肯定派の中にも揺らぎが出ている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

>>「何でもかんでも「ジェンダー・フリー」って叫ぶのは却って個人の生き方を狭めているような気がしてならない」?

何でもかんでも言ってんのは誰だよ。俺にも判るような例を挙げてくれ。



とのことですが、ここで具体的に誰、と挙げることは難しいと思います(ここで言っているのは、あくまで一般論な訳ですから)。ただ、私自身、肯定派からも否定派からも、そういった議論が聞こえている気がしただけです(それは賛美・批判という両極端の形態をとっているだけですが)。実際に何処までを「フリー」のラインとするかは、考えなければならない事だと思います。例えば、ブログにも挙げた「昔話」の事例。これは(正確には忘れましたが)千葉か埼玉あたりの某教育委員会が「ジェンダー・フリー」をいち早く学校に取り入れようとした際に、挙がった話題です。これが「ジェンダー・フリー」批判の槍玉に挙がったことは言うまでもないでしょう。また、男女における「生物学的」差異から生じる問題についても様々な見地から考える必要があると、考えています(ただし、こちらはご指摘の通り「否定派」が批判するために使う常套文句であり、また、肯定派の多くの方がそれに対する論を立てていますが)。

 

 とはいえ、こうやって書いていくと、自分がまだまだ知識不足である、ということが痛い程分かります(これが他者から批判された上で、一番大事な点だと思います)。

 今後は、もっと「ジェンダー」について学びたいと思いますので、今後も忌憚無いご意見、お寄せ下さい。

 

 ただ、味噌汁は飲むものなので、顔を洗うのはもったいないと思います(笑)。





    
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追加 (管理人)
2004-11-18 16:07:18
 あと「性病」ではなく「性感染症」ではないか?というご指摘、ありがとうございます。今後は気を付けます。
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長すぎるおせっかい (元フェミニスト 現役変態6回生)
2004-11-18 23:47:56


 凄く難しいお話しになってきましたね。

 かなり、議論のステージ(というか立ち位 置?)がズレてるんじゃないかなぁと。。



 ジェンダーフリーを表象的な啓蒙活動としてのみ捉えてるように思う河童くんは、少し尚早だし。 

 やはり、黒衣の同志も、「彼(河童)」氏が不可避にマジョリティだっていうしょうがなさを受理した上で、指摘してあげた方がいいかも?

 あたくしからすると、保守本流の群馬で、男で長男で、家族がきちんと揃ってる、決して経済状態も逼迫してないっていう事実が、彼の無意識的な「マッチョ」を生み出してしまっているんあだなぁと思いました。

 河童くんは「構造的暴力」としてのジェンダーという機能を少し考えてみて欲しいと思います。何も昔話を改ざんして子供に「別のジェンダー」を刷り込むことがジェンダーフリーじゃないと思う。男らしさを追求したって、女らしさを追及したって良い、ただそこからはみ出してもいいっていうことを誰も教えてくれない。

女というだけで、GID,asexual,gay,bisexualあらゆる個人の尊厳に関わる自由の問題で構造として虐げられ、尊厳を奪われる場面がある。

そのことをリアルに見れば、簡単な発言は出来ないはずと思う。

君は真摯だし、誠実な人だと思うけど、自分という者の社会的な立場を意識しないと、嫌なやつになっちゃうよ?

そして、何も「男だから」悪いってことは無くて、そこにはそこの苦しみがある・・。

http://www.nttcom.co.jp/comzine/new/wise/

(伊藤公雄さんの「男らしさのゆくえ」とかお勧めです)

正しい答えはまだまだ出されていない分野だと思ってるし、「虐げられてる」ってアピールするのは、そういった理論が「権利獲得」という運動と共に発展していったからだと思う。そこに、感情的にコミットできない人には確かに「行き過ぎ」感を齎すということも理解できる。

そういう意味で、今回のブログは河童くんの素直な思いの表現だなぁと思うよ。



まぁつまり、「多様性」を語るには「多様性」を知ること、理解すること、共感すること、そして改めて批判することが大切だと思うなり。

あたしは未だに「シンデレラ」というお話しが大好き。でもそうやって生きたいとは思わない。

自分自身を自分の感情で縛ることも理性で縛ることもあたしは嫌なので・・



用語紹介



【インターセックス(半陰陽)】Inter Sex

先天的に男女の性別がわからない人。

外性器は男性型でも、遺伝子には女性的特徴がみられたり、 内性器で、男女両性の特徴を持ち合わせたりする場合など。



【Aセクシャル】A Sexual

性的行動欲求がない人のこと。



【STD】Sexually Transmitted Disease

性行為感染症の略



【クィアー】Queer(俗語)

同性愛者を差別する言葉。

一般的に差別用語として使用されていたが、現在、アメリカの同性愛者達の中で、逆に差別している人達に対して逆手にとって、自ら使用している。

「クィアー=変な・変わった」と言う意味。



【ゲイ】Gay

日本では男性同性愛者を指すことが多いが、実はもともと同性愛者を指す言葉。

本来の意味は「陽気な・楽しい」といった意味。

アメリカでそれまで使われていたが差別的意味になってきた「ホモセクシャル」という言葉に変えて、同性愛者自らが笑い飛ばして使い出した言葉。



【トランス・ヴェスタイト/TV】Trans Vestite

身体の性別に違和感を感じていないが、異性のカッコをしたい人。

趣味で異性になる事が好きな人。変身願望 。



【トランス・セクシュアル/TS】Trans Sexual

身体の性別に違和感(性同一性障害)を持っている人。

身体の性別に違和感を持っているので、社会的にも身体的にも異性に近づこうとする。



【トランス・ジェンダー/TG】Trans Gender

(狭義)

狭義のTGは、TSとTVの中間的な人をさす。

異性の性器を持ちたいと思わないが、異性として社会的に扱われたい。

(広義)

自分が女でも男でもないと感じたり、女でも男でもありたいと感じる人、性自認が時によって変化する人もいる。

広義のTGはTSやTVも含めて、ジェンダーに混乱やギャップを持つ全ての人々の総称である。



ここから転載したよ。見てみて↓

http://www.bravissima.com/





 
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感想 (ryoga)
2004-11-19 02:07:17
まあ、あまり真摯な態度とはいえませんね。

僕も、全然素人ですが、フェミニズム批判をする前に、今なお男性社会であるという現実を踏まえなければ、個人が個人として尊重される社会は永遠に来ないと思います。抑圧されている立場の人間が、自己の権利を主張することは、そうでない人間には概して反発するものです。フェミニズム運動も、何段階か歴史的に区分されると聞いていますし(多分)、ひと括りにもできないのではないでしょうか。また、抽象的な違和感だけで「ジェンダー・フリー」批判を行うのも、どうかなと思います。

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Unknown (黒衣の人)
2004-11-19 03:10:35
 まあ、疲れを倍増させるようなことをこの直前期に書いてきたことで、俺も怒りで最初のコメントを書き殴ってしまったわけですが。

 リアル議論でも「まぁ君はそのうち群馬に帰ったら」という言葉を吐いてしまった俺ですが、やはり自分の社会的な位置は産まれながらのものなので、「気づく」ことすら難しいのかもとは思っていますよ。

 でも、こんな一昔前の、生まれたてゆえにちょっと先走った創世記ジェンダーフリー(昔話のこととか)を持ち出してくる辺りでカチンときたわけです。この分野は日進月歩で、次々に「互いの世界に歩み寄る」ための、よりよいジェンダーフリー(センシティブ)な観点も出てきてるわけですから。



 何よりも、GSPが打ち出してる「ジェンダーフリー」は、個人が個人として尊重されて、個人としての生き方を他人に阻害されないためのもの、と前々から言っている筈。

だから、「男らしく」生きたい「男」を排除/否定したりなんてしてない。男らしく生きたい人もいれば、それを選ばない人もいるし、選べない人もいる。

 まさにその「多様性」を互いに認めることを目指しているのではないですか、GSPは。まぁ、フォーラムできっちり学んでくださいよ。あなたのような人のために伊藤先生も呼んでいるわけですし。



 ちなみにGSPが「昔話」を語り替えるなら、「今日は洗濯をしたくないおばあさん」とか、「たまには芝刈りを休んで洗濯をするおじいさん」とか、「いいことがあったので凄く洗濯を頑張れちゃったおばあさん」とか、そういうキャラになるんだと思うよ。



 

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Unknown (通りすがり)
2004-11-21 03:49:35
通りすがりに一言残させていただきます。

ジェンダーがどうってよくわかりませんが

誰かと友達になる、話をするっていうのは「性」のフィルターなんて関係ないと思います。だって、男だから友達になるとか女だから友達になるっていうのはナンセンスだ。

「性」なんて付属品、「オタク」や「ヒッキー」と同じぐらいだ。友達になった奴がたまたま「オタクだった」って言うのと、友達になった奴が「男だった」って言うのは俺には区別がつかない。性同一性障害でなやんでる奴やゲイの奴もブサイクか男前かぐらいの感覚だ。だってそんなんひっくるめて「個人」なんだろ。いくら勉強したって、説明したってわからない奴にはわからないんだろうけどな。

理解してもらいたいからとか正しい認識を持ってもらいたいからって言って行動を起こすのはわかるが、それを万人に当てはめることなんて出来やしない。自分が大切にしている人間なら、端からそんなことしなくてもわかってるだろ。行動を起こすと注目もされるが揶揄もされる。

だからいい意味で、こんな議論くだらねぇよ。
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ありがとうございます (管理人)
2004-11-21 19:24:51
 皆様、本当に忌憚無いご意見ありがとうございます。

 とか何とか言っている間に、いつの間にやら上映会はおろか、21日のジェンダー・セクシュアリティ・フォーラムも終わってしまいました。

 ご意見の中にあった通り、自分が一体、どの位置にいるのか、ということを考えながら聞くと、なるほど確かに狭い見方をしていたところもあるなぁ、とつくづく実感しました。これが一時的な実感で済ませるだけで終わらないよう、今後も少しづつ勉強してみたいと思います。

 
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Unknown (zan)
2004-11-23 01:24:58
 自分は小学校の頃から男の子にあるべきとされてきた要素が少なかったり、逆に女の子にあるべきとされてきた要素が多かったりして、いろいろ言われてそれを疑問に思ったことがあったんですが、結局それがジェンダーの問題にもつながっていくのかな~なんてかっぱさんの文章読みながら思ってました。



が、結局は自分の知識不足で内容が半分理解できたかできなかったかですね…。上のコメント見たらいろんな方が文献紹介などされてありますよね?その中で読みやすい本あったら読んでみようかななんて思いました。感想みたくなってすんません。。。

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>zanくん (黒衣の人)
2004-11-23 23:44:03
 管理人さんから聞いたりzanくんのブログを読んだりすると、パフェやケーキやお菓子に情熱を燃やすzanくんの姿が浮かんで、僕はそういうのはとてもキュートでいいなと思うのですが。

 でも「ジェンダー」の観点で見ると、まぁそういう要素は大体が「女の子寄り」のものとされていますね。社会的な通念や決め事、多数派の考えではなく、個人としての選択や生き方を尊重する考えが、「ジェンダー論」の視点ではないかと思います。

 全くの初心者であれば、伊田広行先生の『はじめて学ぶジェンダー論』(大月書店)がお勧めですよ。広く人権論の観点からも、とても考えさせられる本です。
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