今 だから言える話・・・

暗い話なので、明るい気分の時に・・・と思って封印していました。

でも、今は、前向きなので、心配しないでくださいね。

ついこの間のことです。
考え込んでしまっている自分がいました。

子供のいない私の生きている意味を・・・

考えたって仕方ないけど、考えてしまう私。

たぶん、子供の頃の祖母の影響だと思います。

祖母から、言われて育った言葉・・・
「子無きは、３年で去る」とか、
「ヒノエウマの女は、男を食い殺す」とか・・・。
（私・・・ヒノエウマです。）

おばあちゃん、すごいことを、孫に言ってたんだね。

そして、手芸をしている私に向かって・・・
「そんなん作ってどうなるの？作っても意味が無い」
（実用的で無いものを作ると必ずこう言われました）

もちろん、子供がいなくても、前向きに生きていったらいいと思うんだけど、
多感な子供時代に言われた言葉って、心の底に残っているもんだなあ・・・と、
思ったりして。

たぶん、そこから、「子供がいない罪悪感」が生まれているような気がします。
子供がいないと、申し訳ない。家が絶えてしまう・・・など。

それを思うと、田舎の旧家ではなく、
都会の核家族のまま・・・少女時代を過ごしていたら、
こんなことをいつまでも、悩むことは、なかったのかしら？とも、
思ってしまうんです。

そして、つい何気ない言葉に傷ついてしまう私。

「子供がいないから、お人形買ってもいいじゃない？」
「それくらいいいんじゃないの。子供がいないから。自由にしても！」・・・。

楽しい話をしても、趣味の話をしても、母と義母から、言われるこの言葉。
逆に母と義母は、子供がいたから、ガマンをたくさんしてきたのでしょうね。

でも、言われるたび、何かを飲み込む私がいます。
嫌だなあという思い・・・でも、申し訳ないのは確かなので、
「そんなこと言わないでください」なんて、言えないし。

「子供のいない　りぼん」ではなく、ただの「りぼん」でありたいのに。

うーん、この言葉、いつまで続くのかしら？
もういい加減に卒業したいなあ。

４１歳で卒業出来たら、いいなあ。