笑う居候犬・・・ぶらり日記

保護犬の預かり記録です    

巣立ったWANの幸せ報告 ~バルフィ~

2008年09月14日 | 巣立ったWANの幸せ報告♪

今日はその後のバルフィの事。

この家にも9ヶ月と長きに渡り居候をしていたバルフィ。
可愛い姿とはウラハラで、バルフィはなかなかの問題児でした。
理解し難い行動になかなか受け入れてもらえずご縁のなかったバルフィでしたが、私にとってはそんなバルフィの個性に惹かれており、「この家に1年居候した時にはこの家の子になってもらおう」と決めていました。

でも、やっぱりいるんですね。。。
バルフィの個性を理解し、是非バルフィをというご家族が現れました。
当時、他にもシーズーがリストアップされていたので「何でバルフィ??」と不思議に思ったほどでした。

バルフィは茨城の収容センターからレスキューされた子です。
同日収容されていた多くの犬猫のほとんどは殺処分となりましたが、バルフィは代表として助けられました。
引き出した時には悪臭漂い全身毛玉だらけで毛や爪は伸び放題、あずきくらいの大きさのマダニがベタベタとくっ付いていました。
何の犬種なのかわからないくらい汚い子で、その姿は使い古されたモップのようでした。
それでもバルフィは明るく一生懸命でした。
うちにいた頃のバルフィはここをクリック

処分頭数が全国1位という茨城のセンターでは毎日のように犬猫が殺処分されていきます。
その中には仔犬や仔猫も含まれています。
ここ東京で私はその辺で生まれた仔犬を見た事は一度もありません。
でも茨城では毎日のように仔犬や仔猫までもが処分されています。
たった数ヶ月の命って何の為に生まれてきたんだろう・・・と苛立ちさえ感じます。
それは成犬・成猫も同じ事です。
処分される為に生まれてきた命ってなんだろう???

茨城から我が家にやってきたバルフィは、私に色々な事を教えてくれたように思います。
バルフィは今、温かいご家族のもとで大切にされ、楽しくやっているようです。
定期的にその後の様子をお知らせしてくださり、感謝・感謝です。
画像はこの夏、、、シーズーの本に載っていたカットに挑戦したバルフィです。
シッポの先がライオンカットになっています。
やんちゃ坊主のバルフィにすっごく似合ってるよ~

茨城県の処分頭数を減らす為に他の愛護団体と協力し、成犬譲渡の会「2万名の署名」を集めています。
皆さんもどうぞご協力下さい。

※詳しくは成犬譲渡の会HP 活動ニュースブログをご覧下さい。


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