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アメリカで働く臨床栄養士のブログ

内科ICU栄養士。食が大好きな一男一女のママ。日本と異なる医療・栄養事情、過去に書いた情報は既に古いことも…あしからず。

米国農務省(USDA)の賞金付き食育アプリ発表

2011年06月11日 | 栄養関連NEWS
米国農務省(USDA)の食育アプリの受賞者が発表されました。
去年の10月にこの件を記事にして約1年。

パパイヤヘッド http://www.papayahead.com/
これからRD等の意見を取り入れて変更が加えられていくそう。

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“What’s for Dinner?” Almost everyone wrestles with that question daily. www.papayahead.com is an online Meal Planning and Nutritional Analysis website. While many things set PapayaHead apart, the key feature is a Weekly Meal Plan based on individual preference and health considerations. This plan includes a shopping list to help make preparing dinner easier.

These features helped PapayaHead to be selected as a winner, out of more than one hundred entries, in the USDA/Michelle Obama “Apps for Healthy Kids” contest last fall.

PapayaHead is growing and is now preparing to introduce a new capability allowing dietitians to publish subscription based Weekly Dinner Plans for their clients and their client’s families. Dietitians will be able publish their own Recipes or Meals in Weekly Dinner Plans, or they can use PapayaHead’s extensive database of Recipes, Meals and Weekly Dinner Plans.

We frequently notice our colleagues’ listserve requests for this type of tool. Currently this capability is in the design stage and PapayaHead would welcome the opportunity to preview the program with you and to receive your feedback, via a live webcast, in an effort to fully understand what would benefit RD’s most.

賞金付き、食育アプリ募集 BY USDA

2010年07月15日 | 栄養関連NEWS
USDAが食育アプリを一般から募集して開発しているようです。↓
http://www.appsforhealthykids.com/
どんなアプリが出てくるんでしょう。
USDAのデータセットを使って作成するのがルールみたいで、現在一般の人がお気に入りアプリに投票できるみたいです。アプリの学習内容は以下のようなもの(単独、またはコンビネーション)を期待しているようです。おもしろそうですね。

1.Teaching kids to eat more whole grains
2.Increasing fruit and vegetable consumption
3.Focusing on consuming more low- or non-fat milk
4.Choosing lean sources of protein (meat and beans)
5.Making food group education fun
6.Understanding calories
7.Increasing foods with high nutrition value and decreasing amounts of solid fats and added sugars ("extra" calories), and decreasing amounts of sodium
8.Identifying and consuming proper portion size
9.Being more physically active
10.Balancing physical activity and food intake

お給料付、呼吸器系小児科臨床栄養士研修

2010年06月24日 | 栄養関連NEWS
住んでいる州で呼吸器系小児科臨床栄養士研修に関する連絡が入ってきました。
最低300時間の研修で3000ドル(約30万)が支払われます。興味のある人にはとてもいい機会ですね。研修でお金がもらえるってなんだか違和感があると思いますが、研修医がお金をもらっているのと似ているシステムでしょうか。

+以下、メールで送られてきた内容のコピペ。送り主の個人情報のみ省いてます++

We are pleased to announce The University of Arizona Pediatric Pulmonary Center(UA PPC) has been refunded for the 2010- 2015 grant cycle. The UA PPC is funded through a Maternal and Child Health Bureau (MCHB) training grant under the Health Resources and Services Administration (HRSA) and is only one of six such pediatric pulmonary centers in the country.

The mission of the PPC is to develop interdisciplinary leaders who will improve the health of children with respiratory conditions through family-centered healthcare. We provide pediatric pulmonary traineeships for physicians; graduate level nurses, social workers and nutritionists; and respiratory care therapists.

The training program includes didactic and clinical components. The didactic curriculum consists of a lecture series held on Tuesday mornings featuring specialists in a variety of pediatric pulmonary disciplines; the fall lectures are available on the PPC website. Clinical experience is primarily provided through our outpatient cystic fibrosis clinic every Monday. The curriculum also includes outreach clinics, site visits, mock conferences, health advocacy activities, and a Title-V facility presentation ?all of which expand cultural competencies, leadership skills, and health advocacy/promotion. Our trainees culminate their experience with a deliverable educational material project addressing a specific, relevant health topic and developed through a needs assessment. The traineeship also includes a one-week, self-contained leadership course through the U of A Eller College of Management.

The long term nutrition traineeship qualifies for a $3,000 stipend for a minimum of 300 hours (fall/spring academic calendar) for an individual who is a Registered Dietitian (RD) (or RD eligible pending registration exam) and who is currently enrolled in a graduate degree program in dietetics, nutrition, nutritional science, or public health. Consideration may also be given to an RD with a completed graduate degree.

For more information see our website: http://uappc.peds.arizona.edu/ or
********@peds.arizona.edu or ******@email.arizona.edu.

体格と飛行機

2010年02月17日 | 栄養関連NEWS
映画『チェイシング・エイミー』『ドグマ』などで知られるケヴィン・スミス監督が、その大きな体が災いし、飛行機に乗ろうとした際に航空会社から搭乗を拒否されてしまった。~~さらにスミス監督に後続の機で席を用意し100ドル分のクーポンの贈呈をしたとつづっている。サウスウェスト航空では体の大きな人には席を余分に取っておくよう促しているが、スミス監督は、自分は1席で十分と反論。アームレストも両方ちゃんと下がるし、シートベルトも着用できると強調している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100216-00000017-flix-movi


前にも一度ブログに書きましたがやっぱり体重の問題は大変ですね。直接言われるときっと腹が立つでしょうね…。私はまあまあの頻度でアメリカの飛行機に乗っていますが、確かに体格が問題なのは分かります。体格が大きい人では2席に座っているのを見かけることもありますが、やはり1席のみを購入している人もいます(航空会社が2席用意しても今回のような反論も出るようすし)。隣の席の人に3~4割はみだしている人もいれば、通路側にはみだしている人もみかけます。隣の人が小さければよいですが、そうでない場合はかなり密着状態になっているのも事実。セーフティーの問題もあったりするでしょうし。体格は本当に難しいトピックです。

あと、アメリカで気になるのは遊園地の子供向け乗り物の体重制限(50キロ以下など)。私が子供のころは、日本では身長制限だけだったような。。。チビだったので(今もそうですが)乗り物に乗れなくて残念だったのを覚えています。

沖縄野菜の健康効果検証 琉大・東大研究チーム

2010年02月05日 | 栄養関連NEWS
今度は東大と琉大の研究。そういえば去年くらいにあったハーバード大学による沖縄の食生活調査の研究はどうなったんだろ。忘れてた…。

下の内容は琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-156909-storytopic-4.htmlより完全コピペしてます。

 琉球大学と東京大学の研究チームは、沖縄野菜を食べ続けた際の健康指標や健康行動の変化を調べる検証(チャンプルースタディ)を3月から始める。沖縄本島在住の40~69歳の夫婦500組に1年間、沖縄野菜を使った料理を食べてもらい、血圧や体重などの変化を調べる。科学的根拠がなかった沖縄野菜と健康・長寿の因果関係を明らかにすることで、県民の健康づくりや沖縄野菜のブランド力向上に役立てたい考えだ。
 検証に参加する夫婦には1カ月間無料で沖縄野菜を配達。夫婦は料理研究家の西大八重子氏考案のレシピ集で料理を作り、月~木曜日の朝、夕食に食べる。残りの11カ月はJAファーマーズマーケットで安く野菜を購入できるようにし、同様の食生活を続けてもらう。
 参加者は定期的に質問票に回答。一部は採血、採尿で詳しい健康調査を行う。夫婦は2グループに分け、沖縄野菜の食生活と普段の食生活を交互に1年ずつ続けてもらい、健康指標や食生活の変化を調べる。
 同様の調査は東京、横浜、在沖米国人を対象に実施し、体重が減少したりする効果を確認しているが、今回は規模、期間を拡大して科学的根拠を明確にする。
 沖縄ファミリーマートはプロジェクトに連動して西大氏が考案したレシピを使いチャンプルースタディ弁当(仮称、税込み500円)を開発。検証開始と同時期に本島の約190店舗で販売する。
 主任研究者の等々力英美・琉球大医学部准教授は「最終目標は食生活の行動変容。県民の健康改善のために役立てたい」と話した。
 参加夫婦は募集中。問い合わせは琉球大医学部チャンプルースタディ事務局(電話)098(895)1137。

栄養士・管理栄養士の歴史

2010年01月09日 | 栄養関連NEWS
「日本における栄養士・管理栄養士制度と養成システムの返還」(2008年)がまとめられている文献を見つけました。なるほどそうかぁ~と思う内容が多かったです。日本で第1号の管理栄養士が現役ならば、48年くらいのキャリアになるようなので、おそらく退職されているのでしょうか。最初の栄養士13名は1926年に誕生したそうです(そういえば大学の教科書にも書いてあったような…)。どのような仕事を経験されたのだろう。栄養士のルートが分かって興味深いと思いました。

日本における栄養士・管理栄養士制度と養成システムの返還
http://www.sed.tohoku.ac.jp/library/nenpo/contents/57-1/57-1-26.pdf

「糖質オフ」米

2010年01月05日 | 栄養関連NEWS
お米は炭水化物の量が多いので、糖尿病対策で炭水化物を管理して血糖値コントロールしている人によさそうですね~(男性が普通に食べそうな茶碗一杯200gには、食パン6枚切り2枚半分の炭水化物が含まれています。米を食べるなと言ってる訳ではありません、念のため。知っておくことが大切だと思います。)。グリセミックインデックスは玄米などと比較するとどんな感じになるんでしょうね。興味があります。

以下、ニュースより引用:
「九州大農学部の佐藤光教授(遺伝子資源開発学)の研究グループは、消化されにくいでんぷんを多く含む新品種米「超硬質米」を開発した。食べても糖質の3割が消化されないため、ダイエット効果が期待されるという。同大や新潟大など九つの研究機関や企業が「糖質オフ」のうどんやパスタ、パンなどの材料として商品開発を進めている。米の品種改良に取り組んでいる佐藤教授が、従来品種の「金南風(きんまぜ)」を改良する過程で生まれた」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100104-00000630-yom-sci

沖縄に管理栄養師養成コース

2010年01月04日 | 栄養関連NEWS
新年早々嬉しいニュース。

以下ニュースよりコピペしました。

「大学は公立化後、県内初の管理栄養師養成コースの新設や、名護市の金融特区を生かし金融に関する専攻の新設など「学生と地域のニーズに応える」カリキュラムづくりに力を入れ、学生確保につなげる方針だ。」

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-155070-storytopic-7.html

不正論文、不正宿題 - 対策ソフト

2009年12月12日 | 栄養関連NEWS
ニュースで、不正論文・レポート対策用コピペ判定支援ソフト「コピペルナー」が発売されたことを知りました。ニュース記事によると”考案者である杉光教授は、このソフトを教育機関が用いることで「どうせコピペしてもばれてしまうから自分で考えてレポートを書こう」と思ってくれたら、と期待を寄せている。”だそうです。

私の在籍する大学院では、提出するレポート/論文は、全て同じようなソフトで検査することが義務付けられています。ウェブ、論文などありとあらゆる情報源と照らし合わされます。このソフトと同じで、完全一致や曖昧一致が色別、点数別で表示されます。こちらの大学・大学院では、悪質な意図的なコピペは、退学、単位認定無し(不可)になるかと思います。意図的ではなくても、かな~り減点されます。ちなみに「turnitin」というオンラインプログラムを使っています。アメリカの大学に入るまで、コピペがそんなに悪いことなんて知りませんでした…(汗)。日本の学生時代はラクをさせて頂きましたが、よくないことだと思います…。

以下は直接コピペ
:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000014-rbb-sci
”同ソフトは、レポートや論文などの電子文書において、web上の文章や、ほかの電子文書からの不正なコピー・アンド・ペーストが行なわれていないかどうかを解析するのに役立つ判定支援ソフト。金沢工業大学知的財産科学研究センター長・杉光一成教授が考案し、アンクが開発した形となる。

 機能としては、1つもしくは複数の文書を読み込み、webページや文献データベースを検索。それにより、コピー・アンド・ペーストが行なわれている箇所を解析するとうたう。判定結果には、コピペ割合やコピー元の文献などを表示。コピペしたと思われる箇所は、完全一致またはあいまい一致によって色別で表示されるという。さらに複数の文書を読み込み、文書間のコピペを点検し、グループ化して相関関係を表示することができる。”