アメリカで働く臨床栄養士のブログ

内科ICU栄養士。食が大好きな一男一女のママ。日本と異なる医療・栄養事情、過去に書いた情報は既に古いことも…あしからず。

もうすぐ日本

2010年09月25日 | 大学院
来週大学院関係で日本にいきます。
今週と来週は出来るだけ早く仕事を切り上げて帰る努力をしているところです。

昨日は帰り際にボスが「外来のバックアップになってくれる?」
と聞いてきたので「もちろん」と答えてダッシュで帰宅。
外来への栄養相談にはこない患者さんが大変多いため、ダブルブッキング(二重予約)
をすることになりました。もしも二人目が来た時のバックアップという訳です。

日本に行ったら色々食べるぞ!

クビ

2010年09月14日 | お仕事
いまの病院でまあ長く働いてるけど、これで臨床栄養部でクビになったのは3人目。アメリカの映画とかドラマとかで見たことあるかもしれませんが、仕事にいったら突然クビだと伝えられダンボールに私物を入れてすぐに去っていくってパターンです。クビになったら即退場がルール。まあ、病院の場合は個人のパフォーマンスが原因なことが多いので、寝耳に水というパターンは少ないですけどね。今回切られたのは管理者レベルの人、前回はRD、その前はダイエットテクだったかな。他の病院で働いていたときも、給食管理部のトップが切られてたよな…。さすがアメリカ。

料理って大切だよ

2010年09月06日 | お仕事
そうそう患者さんと話していて最近深刻な問題だと思うのが料理のスキル。スキルと言っても基本的なこと。野菜といえば、袋に入ったサラダか電子レンジでチンできる冷凍の野菜(袋ごとチンできる)しか食べないって人も結構多い。話してみると、野菜をどう調理していいか全く分からないとのこと。昨日も、とうもろこし、ブロッコリー、いんげんまめ、なすびにどうやって火を通せばいいか聞かれました。こういるスキルは当然男女ともに必須。。とあるアメリカ人の一意見?!によると、今の世代は親の共働きで全く調理の基礎が親から学べなかった時代とのこと。もっと家庭科の授業を大切にすべき時代がきたのかも。数学より家庭科の方が大切かもよ。

一人の患者さんに時間が掛けれるようになった

2010年09月05日 | お仕事
お仕事開始するとやっぱり忙しいですね…(汗)。でもやっぱり楽しいというか、生活にメリハリがでていいですね。大学院で勉強したことやCNSC試験で勉強した知識を現場で活用しようと、実はこっそりはりきってます。前よりもカルテを読んだり、患者さんと話したりするのが面白いです。もっともっと病気や薬、患者さんの皮膚や口の状態、精神状態などにも注意を払っていけるようになりたいです。病院のポリシーが変わったため、患者さんのアセスメントや栄養相談などに以前よりも時間を掛けれるようになりました。以前は、特に栄養問題が無い患者さん(ナーススクリーニング&食事処方箋からとりあえず判断)も3日以内に診ていましたが(スクリーニング)、これが7日以内に変わったので大きな違いです(栄養問題が無いような患者さんは3ー5日以内で退院することが多い)。