アメリカで働く臨床栄養士のブログ

内科ICU栄養士。食が大好きな一男一女のママ。日本と異なる医療・栄養事情、過去に書いた情報は既に古いことも…あしからず。

malnutritionのプロトコール変更

2011年01月28日 | お仕事
ウチの病院で「Protein Calorie Malnutrition」の診断をつけるためのプロトコールが少し前にできたのですが、低アルブミン・低プレアルブミンだけでも診断できるというガイドラインになっていました(ちょっと前にも日記に書きましたが…)。他の同僚RDもかなり不満に思っていたり、一度は上に意見した人もいましたが、結局そのままになっていました。私は普段は不便・不満があっても黙っている方ですが、今回私も猛反対。何度もボスとかと話して、結局病院もこれまでのプロトコールを変えることになりました。めでたしめでたし~。今回はしつこく意見したので、多分向こうもあきらめたのでしょう…。「またAKIが来た…」みたいな感じがありましたし。。。結果オーライです。

重症の場合はreimbursementが病院に入ってきます。ウチのように私営でない病院では少しでも欲しいマネー。体重の変化や、食べることが出来なかった日にちなどもSevere Protein Calorie Malnutritionを判断する材料となりえます。ドクターが仮に重症低栄養の診断を下しても、RDによるアセスメントがなければreimbursementは入ってこないようです。RDのアセスメントがより注目されるんだったら嬉しいな。

インターン生担当終了

2011年01月08日 | お仕事
あけましておめでとうございます!
今週はずっとインターン生を担当していました。
インターンシップ中は毎日8時間ずっと一緒ですので、やっぱり正直疲れます…。でも、自分もインターン生だったので素晴らしいシステムだと思います。彼女は私たちの病院であと2ヶ月ほどインターンを続けます。インターン生を担当していても、同じ量の患者さんを診なくてはいけないので、やっぱりちょっと大変です。

最近はどうしたことか、精神科のハイリスク患者さんの多いこと…。重度の摂食障害が2人、食事拒否等でチューブ栄養を使っている人を今週だけでも7人以上は診ました。精神科ではチューブ栄養の投与率や方法を患者個人に合わせて調整します。よってドクターやナースとよく話します。ありゃ~長女のお昼寝が終了のよう。精神科の栄養処方って独特なので雑誌に詳しく書いてみようかな。それでは。。。。