既にご承知の通り、僕が最初に出家して僧侶になったのは、日本ではなく、タイであった。
タイの上座部仏教僧として出家したのであった。
そのとき、タイの人達には大変お世話になった。
だから、タイの人達への恩返しのつもりで、僕は、タイの貧しい子供たちに援助金を送っている。
その活動の延長で、タイのみに限らず、アフリカの貧しい子供たちにも送金している。
この事は、度々ブログにも書いている通りだ。
さて、そんな僕は、今度は、某環境保護団体へ寄付金を送った。
人間の貧しい子供たちだけではなく、人間以外の生物、特に、僕が好きな海で暮らすイルカ・クジラ類が住みやすい環境維持を祈る僕は、行動として、彼らのために寄付金を送ったのである。
そもそも、今さら言うまでもなく、我々人間による海洋汚染は深刻な問題である。
例えば、海に投棄された水銀は、海の生物の体内に残留して、食物連鎖を通じて人間の体内にも蓄積。この結果、あの、歴史的に有名な水俣病が起きた。
同様に、カドミウムも、イタイイタイ病を引き起こした。
いや、そうした過去の事例だけではない。
現在、福島第一原発の人災によって、何年経ってもダラダラと汚染水が海に垂れ流されている可能性がある。
いや、少なくともその汚染水の問題すら全く解決されていないのは事実だ。
にもかかわらず、「原発をベースロード電源とする」などと狂った発言をした独裁者 安倍晋三氏がいて、更に、信じられない事に、この狂った独裁者を支持する国民が多いこの国に、おそらく明るい未来は期待出来ない。
とにかく、もしも放射性物質が、海洋生物や人体に吸収されれば、様々なガンを引き起こす。
他にも、窒素やリンなどの無機栄養塩が大量に海に流されると、食物プランクトンが異常増殖して、赤潮を発生させるそうだ。
一部の赤潮は、魚たちを死なせてしまい、漁業に多大な被害を与える。更に、赤潮発生の縁起のよって、その後、今度は青潮と呼ばれる現象まで引き起こし、海岸付近のアサリなどの貝類も死なせてしまうそうだ。
まだある。発電所からの高温の排水は、周辺の海の水温を異常に上げてしまい、これによって周辺の海の生態系を壊してしまうという。
もっと言えば、ビニールやプラスチック等々のゴミも、それを餌さと間違えて食べてしまう海洋生物たちを窒息死させてしまう。
有名な所では海ガメだ。
彼らの好物はクラゲである。
海に浮かぶ半透明のビニールを、海ガメたちはクラゲだと思って食べてしまい、死に至るのだ。
少し前に、僕が砂浜で見た死んだバンドウイルカも、僕はブログに書いた通り、その場で、そのイルカの供養のためにお経を唱えたが、もしかしたら、そのイルカの死因も、有害な人工物または消化出来ない人工物を間違って食べてしまった事による死かも知れない。
だとしたら、あのイルカを殺したのは我々人間という事になる。
もしそうだとしたら、僕にとってこれほど悲しくて悔しい事はない。
いや、そのイルカの死因は別にあるとしても、いずれにせよ、こうした海洋汚染は、当然、スナメリやその同種の生物たちにも悪影響を与える事は言うまでもない。
だからこそ、海の環境を守る事に、僕も、環境保護団体への寄付金という形で、ほんの少しでも協力したいと思ったのだ。
僕が僧侶としてのお勤めで頂いているお布施の一部は、このように使わせて頂いている。
改めて、世界の貧しい子供たちと、僕が海で波乗り(サーフィン)中に会うスナメリとその同種の生物たち、彼らの多幸を強く祈る!
合掌
さて、昨日・一昨日と連日ご葬儀が続いたが、今日は、ご法事のみだ。
とは言え、今日のご法事は少々遠方なので、早めに出発しよう。
そして、今日もしっかりご供養させて頂こう。
貧しい子供たちとイルカ・クジラ類たちのためにも。
では、行って参ります。
◆新・からっぽ禅蔵◆
タイの上座部仏教僧として出家したのであった。
そのとき、タイの人達には大変お世話になった。
だから、タイの人達への恩返しのつもりで、僕は、タイの貧しい子供たちに援助金を送っている。
その活動の延長で、タイのみに限らず、アフリカの貧しい子供たちにも送金している。
この事は、度々ブログにも書いている通りだ。
さて、そんな僕は、今度は、某環境保護団体へ寄付金を送った。
人間の貧しい子供たちだけではなく、人間以外の生物、特に、僕が好きな海で暮らすイルカ・クジラ類が住みやすい環境維持を祈る僕は、行動として、彼らのために寄付金を送ったのである。
そもそも、今さら言うまでもなく、我々人間による海洋汚染は深刻な問題である。
例えば、海に投棄された水銀は、海の生物の体内に残留して、食物連鎖を通じて人間の体内にも蓄積。この結果、あの、歴史的に有名な水俣病が起きた。
同様に、カドミウムも、イタイイタイ病を引き起こした。
いや、そうした過去の事例だけではない。
現在、福島第一原発の人災によって、何年経ってもダラダラと汚染水が海に垂れ流されている可能性がある。
いや、少なくともその汚染水の問題すら全く解決されていないのは事実だ。
にもかかわらず、「原発をベースロード電源とする」などと狂った発言をした独裁者 安倍晋三氏がいて、更に、信じられない事に、この狂った独裁者を支持する国民が多いこの国に、おそらく明るい未来は期待出来ない。
とにかく、もしも放射性物質が、海洋生物や人体に吸収されれば、様々なガンを引き起こす。
他にも、窒素やリンなどの無機栄養塩が大量に海に流されると、食物プランクトンが異常増殖して、赤潮を発生させるそうだ。
一部の赤潮は、魚たちを死なせてしまい、漁業に多大な被害を与える。更に、赤潮発生の縁起のよって、その後、今度は青潮と呼ばれる現象まで引き起こし、海岸付近のアサリなどの貝類も死なせてしまうそうだ。
まだある。発電所からの高温の排水は、周辺の海の水温を異常に上げてしまい、これによって周辺の海の生態系を壊してしまうという。
もっと言えば、ビニールやプラスチック等々のゴミも、それを餌さと間違えて食べてしまう海洋生物たちを窒息死させてしまう。
有名な所では海ガメだ。
彼らの好物はクラゲである。
海に浮かぶ半透明のビニールを、海ガメたちはクラゲだと思って食べてしまい、死に至るのだ。
少し前に、僕が砂浜で見た死んだバンドウイルカも、僕はブログに書いた通り、その場で、そのイルカの供養のためにお経を唱えたが、もしかしたら、そのイルカの死因も、有害な人工物または消化出来ない人工物を間違って食べてしまった事による死かも知れない。
だとしたら、あのイルカを殺したのは我々人間という事になる。
もしそうだとしたら、僕にとってこれほど悲しくて悔しい事はない。
いや、そのイルカの死因は別にあるとしても、いずれにせよ、こうした海洋汚染は、当然、スナメリやその同種の生物たちにも悪影響を与える事は言うまでもない。
だからこそ、海の環境を守る事に、僕も、環境保護団体への寄付金という形で、ほんの少しでも協力したいと思ったのだ。
僕が僧侶としてのお勤めで頂いているお布施の一部は、このように使わせて頂いている。
改めて、世界の貧しい子供たちと、僕が海で波乗り(サーフィン)中に会うスナメリとその同種の生物たち、彼らの多幸を強く祈る!
合掌
さて、昨日・一昨日と連日ご葬儀が続いたが、今日は、ご法事のみだ。
とは言え、今日のご法事は少々遠方なので、早めに出発しよう。
そして、今日もしっかりご供養させて頂こう。
貧しい子供たちとイルカ・クジラ類たちのためにも。
では、行って参ります。
◆新・からっぽ禅蔵◆