南禅寺参道ゆどうふの順正本店

京都は蹴上、南禅寺界隈は京料理、ゆどうふのメッカです。
入口から京料理とお庭八千代、京・料理旅館菊水、順正、ちょっと奥にある奥丹の四店舗が有名です。

今回選んだのは国の重要有形文化財、順正書院を擁するお庭の美しいゆどうふの順正で気楽にいただける草々庵を選択。純粋にお値打ちさがヒットしただけなんですが、正解でした。

アプローチからしてわくわくします。

これが院書正順。いえ、順正書院入口です。

お庭の美しさだけで存分に堪能できますが

着物美人も彩りを添えます。

実に楽しそうです。

上手く写真撮れたかな？

草々庵の内観です。

お品書きの中から選んだのは純粋に『ゆどうふ』ではなく

手前で手作り出来る『おてまえどうふ』と

『おぼろ豆腐セット』です。

目の前にはコンロひとつなので

コンロを使う『ゆばコース』『ゆどうふコース』『おてまえどうふ』の内いずれかを選ぶことになります。
さてさて、『おてまえどうふ』のはじまりはじまり。

はじめに豆乳を湯煎にかけます。温度が均一になるように5分間ゆるりと表面に湯葉が出来ぬよう混ぜ続けなくてはなりません。砂時計がプレッシャーゲージでした。

先ずこの段階で写真撮っていたら叱られました。イエローカードです。

妻に交代してもらいます。

日曜日早めの夕飯タイムだったので空いてたからでしょうか。
お料理をたたみかけて持って来られるので写真撮りに忙しくて優雅にいただくことができません。

撮影する度に背後でお膳を出すのを控えて立ってられるので気を遣っちゃいます。

こんな感じで出来上がり。そのままで充分美味なんですが絶妙なお出汁に浸けていただきます。

その他のお料理も全て完璧でした。

特に野菜天ぷらの薄味付けは、素材の味を引き出して感激ものです。

次回はお酒をいただきながら楽しみたいですね。

箸袋に描かれている情報が色毎に違っており勉強になります。

お土産コーナーもありますよ。