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8月17日(水)オニヤンマ

2011-08-18 10:35:27 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)


オニヤンマが悠々と飛んでいる。毎年今ごろの季節に現れて秋まで庭をパトロールする。コースはほぼ一定しているようだ。オスで体長10cm近くある日本で最大のトンボである。

緑色に輝く大きな複眼、黒に黄色の縞模様のダンディーな装い。昆虫好き少年の憧れの的であるが、敏捷で大きな捕虫網で追い回しても容易に捕まえられない。彼らの狩の場所は丘陵地や低山地が主で、わが家は彼らの縄張りに中に位置しているわけだ。

大体決まったコースを行ったり来たりしているが、たまに居間の網戸近くまでやって来て、ホバリングで空中に静止して部屋の中を覗き込むような仕草をすることがある。何のためなのか分からないけれども、部屋の中の人間には気づかないようで、じっくり観察することができる。

彼らは飛翔しながら餌を捕らえるのだろうが狩の現場を目撃したことはない。ゆっくり飛んでいたのにすばやく急上昇したときなどに虫を捕らえているのかもしれない。

庭にやってくるトンボはアカトンボ、シオカラトンボなどいろいろだが、今のところはオニヤンマだけである。いちばん数が多いアカトンボは暑さが苦手で、夏の間は標高が高い山地で避暑生活をしている。そして秋を迎えて涼しくなると平地に降りてくる。棒の先にとまったアカトンボが尻尾を太陽に向けて持ち上げているのは、からだに当たる太陽光を少なくする暑さ対策だという。

猛暑は週末にはピークを過ぎるらしい。でも澄み切った青空をバックにアカトンボの群れが見られるようになるのは、まだまだ先のことである。

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