goo blog サービス終了のお知らせ 

全国970箇所「道の駅」北海道~沖縄まで!!

自由、気ままにできるかどうか道の駅のゴム印スタンプを収集しています。現在120余スタンプですょ。Live to die

2011年2月1日(火)ケイパー

2011-02-01 11:01:43 | ■⑪大事な言葉★観たい映画★
2月1日(火)ケイパー

燻製のサーモンと薄切りタマネギのサラダに添えられているケイパー(ケッパー)は生のものを見たことがない。市販されているものは酢漬けを瓶詰めにした輸入品である。国産はないのだろうか。原木は西洋風蝶木(棘風蝶木)という常緑蔓性小低木で、食べる部分は花の蕾だという。原産地は地中海沿岸で現在の主産地はフランス、イタリア、スペインなどだそうだ。

わが家では上記のサラダ以外にほとんど使ったことはないけれども、酸味と独得の風味を生かしたいろいろなレシピがあるそうだ。ケイパーを散らした蒸し野菜、豆腐と根菜のケーパー入りドレッシング和え、ケイパーと一緒にソテーした鶏腿肉など和洋の料理に幅広く使えるという。

レシピは西洋料理が断然多いけれども和食にも結構取り入れられている。だが中国料理のレシピにはお目にかかったことはない。中国にはケイパーのお世話にならなくても、他にたくさんのスパイスがあるから間に合っているのだろうが、麻婆豆腐に散らしたら旨かろうと思う。

麻婆豆腐には山椒の実、あるいは粉山椒がつき物だが、その代わりにケイパーのピクルスを使ったら一味違った麻婆豆腐が楽しめそうだ。カレーライスに福神漬けの代わりに添えてもよさそうだ。酢漬けラッキョウと同様にカレーにマッチしそうに思える。

何で急にケーパーの話になったかと言うと、冷蔵庫で休眠をむさぼっているケイパーの小瓶を見つけて、早く食べてやらないと気の毒だと思ったからである。瓶詰めに限らず保存食品は開封したらなるべく早く消化するのがいい。多くの主婦は冷蔵庫は食品を劣化させ腐らすための入れ物と勘違いしているのではないかと思いたくなる。少なくともうちのカミさんはそうだ。やたらに詰め込んで、何を入れたか忘れてしまう。冷蔵庫は隙間だらけの方が良い。その方が食品が無駄にならないし効率がよく節電にもなる。

2011年1月29日(土)火山の履歴書

2011-01-29 10:38:15 | ■⑪大事な言葉★観たい映画★
1月29日(土)火山の履歴書

宮崎県は去年の口蹄疫で大被害を受けたばかりなのに、今度は鳥インフルエンザの被害を受けている。鳥インフルエンザは県境を越えてさらに広がる恐れがある。そこへ持ってきて今度は宮崎・鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)の噴火である。風下に大量の噴石と火山灰を撒き散らし、まだ噴火はやみそうにない。

「何で宮崎県だけが」と住民が嘆くのも無理はない。一面灰に覆われて茎が折れてしまったホウレンソウ畑で途方にくれる農民、洗濯ができないとこぼす主婦、目が痛いと訴えるコンタクトレンズの勤め人など市民生活に大きな影響が出てきた。

現地の人々のご苦労はさぞかしたいへんだろうと察するが、火山列島に住む日本人は火山活動から逃れられない宿命を負っている。日本を象徴する富士山も現在は静かであるがれっきとした火山であり、東北地方も至るところに火山がある。

火山は暴れだすと猛威を振るい甚大な被害をもたらすことが多いけれども、一方で数多くの温泉など憩いと癒しの空間も与えてくれる。つまるところ日本人は火山と折り合いをつけて上手に付き合う以外にないわけだが、身近に存在する火山の履歴書は知っておいた方がいざと言うときに役立つと思う。

過去の爆発の記録、溶岩や土石流を伴うものであれば、どの方向に流れたかなどの情報を知っていれば、危険が迫ったときの身の処し方の参考になるはずである。過去の津波の記録が沿岸住民に役立つように、火山に近いところに住む人たちへの啓蒙活動が必要な気がする。

記憶色について

2011-01-28 00:35:57 | ■⑪大事な言葉★観たい映画★
多くの人が、イメージとして記憶している色。これはパソコン用語ではなく、写真の世界の言葉。フィルム写真でも言われてきたことだけど、最近はデジタルカメラの画質に関連して使われることが多い。

 記憶色の例として、よく言われるのが、次の3つだ。

 まず、桜(ソメイヨシノ)の花の色。多くの人が淡いピンクだと思っているけど、実際はほとんど白。そのため、写真に撮ると白く写る。しかし、これだとほとんどの人が納得しないので、印刷物に載せるときは意図的にピンクを強くすることが多い。

 次に、晴天の青い空。日本では、スッキリとした秋晴れでも水色に近い薄めの青だ。しかし、やはり印刷するときは地中海の空のように真っ青にすることが多い。あるいは、円偏向フィルター(PLフィルター)というものを使って、実際より青く撮影したりする。

 最後に、人間の肌の色。もちろん個人差はあるものの、実際の色は土のようにくすんだ黄土色で、そのままだとすごく不健康に見えてしまう。そのため、やはり実際より健康的な色に印刷することが多い。

 どのケースも、実際の色ではなく、多く人がイメージとして記憶していて、しかも好ましいと思っている色に調整しているのがポイントだ。ほとんどの場合、記憶色は実際より鮮やかな色になっている。そして私たちは、記憶色で印刷された写真を見慣れているため、それが普通の色だと思っていることが多い。

 従来の写真の場合、フィルムの種類や印刷段階の調整で本来の色に近くするか、記憶色に近くするか調整していた。デジタルカメラの場合は、撮影した直後にカメラが自動的に調整する。そして、本来の色に近い写真にするか、記憶色に近い写真にするか、それがデジタルカメラの個性になっている。