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トルネード ~巨大竜巻発生~

2009-11-03 01:27:49 | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
監督 アンドレアス・リンケ
キャスト マティアス・ケーベルリン、ミナ・タンデル、サーシャ・ゲーペル、リザ・マルティネク、ルドルフ・コヴァルスキー、ハロルド・シュロ、キルステン・ブロック
2006年 ドイツ
ジャンル:アクション、パニック

【あらすじ】
アメリカでトルネード(竜巻)の研究をしていたジャンが故郷ベルリンへ戻ったのも束の間、突如、異常寒波が来襲する。ジャンはそれがかつてない規模のトルネード発生の予兆であることを確信するのだが…。

【感想】
いやあ、つまらなかった!  宣伝文句は史上最大 ディザスターパニック

タイトルそのまんまの映画です。このタイプは基本的に資本力や映像技術に勝るハリウッドの独壇場なわけですが、映像に関して言えばそこそこ頑張っていたと思います。

ただし褒める点はここまで終了。以降は延々と文句になります。全てを台無しにしたのはチープな人間ドラマ。3時間近くあるのですがいい加減にしてくれとうんざりしました。パニック映画で3時間というのはよほどの名作でもない限り許容範囲を超えてしまう。100分程度にまとめてもらいたい。この内容なら編集すれば収まったでしょう。

具体的には主人公をめぐる周辺人物との葛藤が中心です。それぞれがあまりにチープ。まずは父親との関係ですが、意地の張り合いが幼稚すぎる。高校生ならわかるがいい歳なんだからお互いしっかりしてもらいたい。
次に元恋人との関係。彼女は既に結婚してその旦那と協力して竜巻から人々を守らないといけない状況にあるにもかかわらず、旦那の前で堂々と略奪しようとする主人公の行動に心底呆れる。馬鹿主人公に揺さぶられながらも竜巻の被害から国民を守ろうとする旦那がとてもけなげでした。
脇役的な存在だった思春期の娘を持つ消防士の親子関係が一番まともに見えてしまうのが情けない。この消防士は解雇されるというリスクを冒して主人公のいうことを聞いたのか全く説得力なし。

レンタルDVDのコーナーにこれしか置いてなくても借りない方がいいと思います。しばらくドイツ映画は見たくなくなりました。

お薦め度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆

トルネード [2枚組] [DVD]

エスピーオー

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