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爆走トラック’76

2014-09-18 21:58:01 | ★★★★★★☆☆☆☆

監督 ジョナサン・キャプラン
キャスト ジャン=マイケル・ヴィンセント、ケイ・レンツ、スリム・ピケンズ、L・Q・ジョーンズ、ドン・ポーター
1975年 アメリカ
ジャンル:アクション

【あらすじ】
兵役を負え、故郷アリゾナに戻ってきたキャロル・ジョー・ハマー。彼は許嫁のジェリーと結婚し、長距離トラックで運送業を始める。ある日、大手運送業者のデュエインから禁制品の運送を持ちかけられるが、正義感の強いキャロル・ジョーはこれを拒否。その日をきっかけに、彼らの嫌がらせが始まる。やがて、その矛先はキャロル・ジョーの愛する妻へと向かい、怒り心頭に達した彼は一人でデュエインたちに立ち向かう決意をする…。

【感想】
主人公が悲惨な目に遭いすぎ。最後は英雄扱いされてたけど、仲間が殺されて奥さん一生子供産めなくなってしまった代償は会社の看板破壊した程度では全く足りないでしょう。銃ぶっ放して皆殺しにするものと思っておりました。

銀行から多額の借金をして購入した大型トラックで商売を始めた運転手が悪徳企業に立ち向かう。

タイトルからして「激突」のような内容を想像しておりましたが、正義感の強い主人公が敵の容赦ない妨害にも負けず、敵と対決する話でした。冒頭に貧乏なトラック運転手が主役であることが、通常の映画の主人公とは異なるとの説明がされておりましたが、その単なるトラック運転手が、仕事を断っただけでなぜここまで法を無視したような嫌がらせを受けなければならなかったのか理解に苦しむ所です。それだけに主人公の正義感も若干空回りしていたように感じました。特に2000年以降の映画が染みついてしまうとこのあたりは気になってしまいます。リアルタイムの鑑賞であるならばこのようには感じなかったはず。主人公が殺人容疑で裁判にかけられたのがあっさり無罪になったのも肩透かしでした。

一方で70年代ならではのリアルなカーアクションシーンは圧巻で思わず見入ってしまいました。中でも走行中のトラックの上によじ登って銃を発射するシーンはスリル満点でした。サスペンスとアクション両方とも刺激が強いと思います。退屈することはありません。ただ主人公やその周辺人物が痛めつけられるのはそれなりにきつい。

76とか言いながら続編が作られている痕跡がないのがなんとも。G メン'75からパクったであろうセンスも酷い。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

爆走トラック’76
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