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レッド・プラネット

2008-01-02 05:35:29 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 アントニー・ホフマン
キャスト ヴァル・キルマー、キャリー・アン・モス、トム・サイズモア、ベンジャミン・ブラット
2000年 アメリカ、オーストラリア
ジャンル:SF、アクション

【あらすじ】
2050年、人類は滅亡の危機を迎える。生き残る道は、火星への移住のみ。"火星地球化計画"が打ち立てられ、捜査のため女船長ボーマンを筆頭に6人の精鋭が火星に旅立つが、途中アクシデントが発生、ボーマンひとりを船に残しクルーは火星への緊急着陸を迫られる。そこで彼らを待ち受けていたのは、過酷な任務と想像を絶する光景だった。


【感想】
地球がどの程度深刻な問題を抱えているのかを全く描いておらず、あらすじで済ましているのでリスクを背負って火星へ降り立つことへ対する動機や根拠が薄弱です。その点で同系列の作品であればアルマゲドンの方が丁寧に作られていると言っていいでしょう。

ストーリーも肝心な部分がバレバレです。酸素ボンベがなくなってこのまま死ぬかも知れないシーンも「実は火星が酸素で満たされているんだろうな」と読めました(あんな前半で主演を含め、全滅するわけないでしょ)、火星から脱出するのにバッテリーがないと騒ぐシーンも「ロボットから奪うのだろう」というのがバレバレです。

ラストはあの昆虫?のおかげで地球を救えるような話をしていましたが、火星へ移住計画は完全に断たれたわけですし、あんな人を食べるようなものを地球に持ち帰ったら逆に滅ぼしてしまうのではないかと最後まで疑問でした。

また役者についてはヴァル・キルマーとマトリックスでおなじみになったキャリー・アン・モスと結構豪華なのですが、キャリー・アン・モスは淡々としていてイマイチでした。

CGはそこそこでしたが、この手のSFであれば、もっといい作品はいくらでもあります。

お勧め度:★★★★☆☆☆☆☆☆


レッド プラネット 特別編

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