監督 フランシス・ローレンス
キャスト ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソン、ドナルド・サザーランド、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジュリアン・ムーア、サム・クラフリン、エリザベス・バンクス、ジェナ・マローン、ジェフリー・ライト、スタンリー・トゥッチ
2015年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス、シリーズ
【あらすじ】
カットニス率いる第13地区の反乱軍は、スノー大統領が支配する独裁国家パネムとの最終戦争に突入。カットニスは、ゲイル、フィニック、ピータらとともにスノー大統領暗殺作戦を決行する。しかし、カットニス抹殺に執念を燃やすスノーはその作戦を見抜いており、反乱軍は死のトラップや無数の敵に直面。カットニスはかつてない非道な選択を迫られることになる。
【感想】
某イオン系の会社からもらったタダ券を使用。「007」や「スターウォーズ」に使用するのはイオンシネマに申し訳ない気がしたのでこちらで消化。
日本国内では評判が芳しくないものの主演のジェニファー・ローレンスをブレイクさせるきっかけとなったハンガーゲームのシリーズ最終作。長編シリーズのラスト作品については話が完結してもう観れなくなることの寂しさもあり、気分的に悪く言う気が起こりにくいのであるが、本作に関しては残念な出来であった。
支配する側のスノー大統領とされる側のカットニスサイドの長く凄惨な戦いに決着がついたことについては最終作の意義はありました。(個人的にはどうでもいいが一応恋の行方についても)
ただ衝撃のラストという宣伝なのにこれ予想できない人いるのかというくらいカットニスがラストで取った行動がバレバレだったのが非常にいただけませんでした。黒幕に関しても伏線を序盤に入れてあるのだが、これのせいで開始早々予想できてしまいました。かといってこの伏線ないとあまりに唐突でもあったので元々の話の構成に無理があったのだと思います。
さらにそれ以上にガッカリしたのは本来は人間同士の殺し合いをテーマにした作品であるはずなのに戦う相手がそこらのファンタジー映画に出てきそうな怪物だった点です。まるで別作品を鑑賞しているようで全く「ハンガー・ゲーム」を観てるという気分になれませんでした。犠牲者が出てもいきなり登場したようなキャラばかりなので感情移入しにくいのも欠点。
本当に戦いの目的が達成されたというだけでした。ここまでやってきたのだからもう少し達成感や充実感を出してもらいたかった所です。
フィリップ・シーモア・ホフマンが出演しておりましたが、やはり映像の編集で無理やりねじ込んだような感じでどこかぎこちなかったです。
周りの評判はどうであれ、個人的にはこのシリーズ好きだったので本作についてはとても残念な出来でした。擁護できません。
お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆
ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション BD未発売
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