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リベンジ(1990)

2015-04-20 20:15:42 | ★★★★★☆☆☆☆☆

監督 トニー・スコット
キャスト ケヴィン・コスナー、アンソニー・クイン、マデリーン・ストー、サリー・カークランド、トーマス・ミリアン、ジェームス・ギャモン、ミゲル・ファラー
1990年 アメリカ
ジャンル:アクション、ドラマ、サスペンス

【あらすじ】
海軍パイロットのコクランは退役後、自由な生活を満喫しながら、メキシコに住む元上官で旧友ティブロンの邸宅を訪れる。コクランはそこで若く魅力的なティブロンの妻ミリエアと出会い、惹かれあう。だが、ある日その関係に気付いたティブロンによって、コクランは半殺しに、ミリエアは何処かへ追いやられてしまう。生死の境を彷徨いながらも一命を取り留めたコクランは、ティブロンへの復讐を誓い、ミリエアの行方を追うが…。

【感想】
ケヴィン・コスナーという俳優は自分の中では最盛期よりも「ウォーターワールド」で毛髪が水に濡れてヒヤヒヤもので見てられないことになっていた印象の方が強烈だったりする。本作はそれより5年ほど前ですが、まだ全然カッコいいですね。

よくあるタイプの復讐ものなのだが、ケヴィン・コスナー演じる主人公が不倫した女の旦那の逆鱗に触れてボコボコにされてリベンジを決意するという展開ははっきりいって不倫した主人公の自業自得としか言いようがありません。これで感情移入しろというのは無理でしょう。

また主人公が元パイロットで退職後にわざわざメキシコで暮らすという基本設定に全く関連性が見い出せず、ただの蛇足にでしかありません。元パイロットなんて説明はいらなかったと思う。私にはただの尺稼ぎにしか思えませんでした。

前半の隠れて不倫しているまでがヒヤヒヤもので、バレてしまってからの展開がありきたりで全く面白くないという盛り上がりに欠ける内容で逆の形である前半が退屈で後半が面白い方が映画としては評価できたでしょう。美人のヒロインがナイフで口を引き裂かれるというのは結構ショッキングな話ではありますが、どこか別の作品で見たことがあるような気がしてならない。本作がオリジナルだったら謝ります。

ケヴィン・コスナーのスター性と前半のスリリングを楽しむ映画でした。前半だけでいいと思う。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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