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リターン・オブ・ザ・キラートマト

2009-10-21 01:01:49 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆
監督 ジョン・デ・ベロ
キャスト:アンソニースターク、ジョージ・クルーニー、カレン・ミスタル、デビッド・ミラー 
1988年 アメリカ
ジャンル:ホラー、コメディ、シリーズ、パニック

【あらすじ】
殺人トマトの恐怖を描いたカルト作品「アタック・オブ・ザ・キラートマト」の続編。人々の心に恐ろしい記憶を残した巨大トマトとの戦争から25年が経った。だが、あの恐怖を再びと、ひそかに研究に精を出している科学者がいた。彼は、トマトを人間の男女に変えてしまう変換機を発明し、計画を進めようとする。

【感想】
「ジョージ・クルーニー何やってるんだよ」というのと「何続編作ってるんだよ」という2点でございます。

そのジョージ・クルーニーは下積み時代の長かった俳優として有名ですが、実際に下積み時代を見せられると感慨深いものがあります。本作では全くスター性を感じませんでした。よくここまで出世したなと思う。

出来についてはコメディとして見れば前作「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」よりはるかにまともだったと思います。(実を言うと結構面白かった)ただそれが災いしてあまりのつまらなさで伝説となった前作に比べて中途半端な存在になってしまった。

前作はトマトが人を殺すと言うシュールなホラー映画でしたが、今回はホラーの要素は全くなくなっています。完全なコメディでしょう。ただしラストが泣けてくるのと音楽が無駄にかっこいい。
わざとカメラ目線をしたり、ゴッドファーザーぽいテーマを流したり、恋人とのロマンスを邪魔する中年は普通に笑えました。一方でいきなり話が止まって予算不足でそれ以上作れないという話になって制作費のために無理やりペプシやケロッグの宣伝をするのですが、いわゆる大人の事情ですらネタにするのはいい加減にしてほしかったです。それにしてもジョージ・クルーニーを今宣伝に使った場合のギャラを考えると非常にバリューな投資をしたと思う。

映画好きならこういう映画も見ておくべきかと思います。なぜなら他の映画に関する見方が変わる。少々の駄作でも愛着を持って鑑賞できるようになります。

お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

リターン・オブ・ザ・キラートマト :DVD未発売

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