わからないイラク情勢

イラクがまたまた混乱を見せているようです。
宗教、民族、武装勢力と色々問題が絡んでいて私たち日本人の感覚からするとわかりづらいですね。
よくよくニュースの文章を整理してみると次のようなことが読み取れました。

・イスラム教→スンニ派（主流派）ＶＳシーア派（少数派）
・テロリスト勢力がスンニ派とシーア派の対立を利用

・アラブの春がシリアに波及し内戦状態。アサド政権はシーア派ということもありテロリストがスンニ派の聖戦という名目でシリア情勢に介入
・優勢だったスンニ派ですが、アルカイダなどのテロリストが仲間割れ。いつの間にかアサドの政府軍が優勢な状態に。テロリストはイラクへ
・アルカイダから仲間割れしたＩＳＩＬというテロリスト勢力が外国のスンニ派の支援を受けて力を付ける
・現在のイラク政権はシーア派の為、イラク国内で大多数のスンニ派が反発。それにＩＳＩＬが乗っかる
・ＩＳＩＬが予想以上に武力がありイラク第二の都市を４日で陥落させ、もしかしたらバグダット進撃するかも知れない
・原油価格高騰

間違っているかも知れませんが、ざっとこんな感じのようです。
ＩＳＩＬのバグダディという人が第二のビンラディンかと言われてます。

日本は集団的自衛権が議論真っ最中ですが、その結果次第ではイラク情勢が身近になる可能性もあります。
石油の価格を気にするばかりではいけませんね。