りんりんブロ具

更新は不定期です。書きたくなったらぼちぼち書きます。

ベジタリアンへの道?

2006-02-28 | ベジタリアン
私は4~5年前に急に肉が食べられなくなった。不思議な事に、夫も同時に。別に動物愛護の精神からでもなく、健康の事を考えたからでもなく(健康ヲタだけど)、あるとき突然肉がまずく感じられるようになったのだ。
大好物だった豚の角煮がいつもだったらあっという間に食べてしまうのに数日間なくならなかったり、チキンウィング入りカレーを食べた後皿に残った鳥の骨がたった1個だったり。(前だったらありえない)

変だなあと思ってはいたのだが決定的だったのは大好物の上海料理の丸ごと鶏入りワンタンスープを頼んだとき。
鶏もスープもまずくて臭くて全く食べられなかった。

ああ、食べられなくなっちゃったんだ…。と思った。
夫婦同時っていうのがまた面白い。まさにシンクロニシティ?でも私はまだ魚介類は食べるのに、夫はもっとどんどん進化?して、肉も魚も一切食べなくなった。血のしたたるレアステーキが好きで、野菜しかないと「食べる物がない」って感じの人だったのに…。

私は魚が食べられなくなると日本に帰国した時の楽しみがなくなるので、食べたいんだけど段々身体が受け付けなくなってきている。
焼き魚は胸焼けがしてもうダメ。煮付けも生臭く感じて食べられなくなった。中華風の蒸したのはまだ大丈夫。お寿司はまだ好きだけど刺身は自分で買ってきてまで食べたいとは思わなくなった。便利な食材ツナ缶も臭く感じるようになってしまった。私は子供の時は毎日魚を食べて育ったくらい魚好きだったので、この変化はすごい。
子供もほとんど食べないので、今では我が家の食卓に肉類・魚類が乗ることは全くない・・・あ、ウソ!私はまだ料理にかつおぶし入りの出汁を使っているのだー。夫はきっとわかっているとは思うけど、まだ文句が出ないので、堂々と出しちゃってる。楽だしまだ美味しいって感じるんだもん。夫には悪いと思いつつ。
完全菜食の出汁を使うときはきっと私が完璧に魚を断ったときだろうね。

ついでに夫婦ともお酒もほとんど飲まなくなったというか飲めなくなった。
夫は毎晩ウィスキーの瓶があっという間に空になるほど飲んでいたし、私も飲みに行けば結構際限なく飲めたのに。だからお酒を飲む場所にはとんとご無沙汰になっちゃった。でも二人とも雰囲気は好きなんだけどね。夫など若い頃の夢は自分のバーを開くことだったくらいだし。
お正月用の純米大吟醸の瓶、まだ中身半分以上残ってる…。