さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

大阪府のチャレンジテストについて

2017-02-05 16:01:58 | 日々の活動
大阪府中学校のチャレンジテストの学習会は細部にわたって問題点を現役教諭が、説明してくれました。

聞けば聞くほど、子どもたちのやる気を削ぎ、このテストがなんの意味もないものだとわかりました。

国は全国学力調査を内申に反映させるものではないと大阪府に通達した根拠がわかりました。

1976年旭川学力テスト訴訟最高裁判決に、「(学力テストは行政調査であり)教育活動としての試験の場合のように、個々の生徒に対する教育の一環として成績評価のためにされるものではなく、両者のあいだにはその趣旨と性格において明らかに区別がある。省略 これに違反するときは違法となる。」

つまり、学力テストは行政調査であり、教育活動ではない。だから、答案を返す必要もなく、結果だけが来る。
なのに教育活動の集大成としての内申に反映させるのは違法という事になる。

教育の一環であれば答案返して、どこが理解できていないのかを追跡し、その子のアフターフォローをしなければならない。
チャレンジテストは、子どもを競争に駆り立てるものでしかない。

旭川の熱血先生の40年ほど前の判例が輝いてますね。大筋のところでは敗訴でしたが、学力テストは行政調査であり、教育活動に立ち入ることは違法との判断!

3年だけではなく、1.2年生からのチャレンジテスト結果も内申に反映させるという子どもからすれば全く理不尽この上ない憲法違反の代物だ。

大阪府内の市教委は本来の教育、子どもを守るためにみんなこぞって受けないようにすべきだと感じた。

子どものためにお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんもチャレンジテストやめて!の声あげましょう。子どもたちも!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。