第１０回 まほろば少年軟式野球大会（１日目）

第１０回　まほろば少年軟式野球大会

奈良県全域で１００チーム以上が参加する大きな大会

１日目は１・２回戦

【一回戦】奈良市南部生涯スポーツセンターＧ
なら山ジュニアファイタ－ズ（奈良市）

【盗塁】
ゆうほ(1)

【投手】
たく　－　しょうた

【戦評】
大きな大会で１００以上も参加する大会で、昨年と同じチームとの対戦
相手チームは覚えてるのかな？

２試合連続完封負けと昨日の元気の無い試合から一転、先制したのはパイレーツ
先頭のしょうだいが四球で出塁

牽制でミスを誘い、二塁へ
やっさんの内野ゴロで二死三塁
４番がチャンスで、久々のタイムリー
昨日の負けの責任を一身に背負い、悔しかったうっ憤を晴らす

四番が打てば、チームも活気づく
先制の後、四球失策ですぐに同点に追いつかれるが、今日のパイレーツは昨日とは違う

 

三回、つよしが一塁失策で出塁すると、だいきの内野安打と相手失策で１点を追加し、突き放す
だいきも内野ゴロで一塁送球の隙を見て、果敢に本塁へ突入するがタッチアウト

今日は走塁も積極的で、揺さぶりをかける

１点取られてからの二回以降、三者凡退で抑えるたくは、１安打８奪三振１失点の好投

守備もボールに集中し、好守を連発

リードで迎えた７回、先頭打者が三遊間にヒットで出塁
盗塁と内野ゴロで、一死３塁のピンチ
センター前にヒットを打たれ、土壇場で同点に
なおも二死２塁、レフト前にヒットを打たれ、二塁走者が本塁へ
レフトゆうほが、ドンピシャの返球で本塁タッチアウト

サヨナラを阻止

招待試合などは、延長戦なしでの抽選になるが、この大会はプレーオフでの決着へ

レギュラーチームは、初体験の無死満塁スタートのプレーオフ

パイレーツの打順は、１番しょうだいから
転がせば、スクイズ以上にチャンスが広がる
しかし、普段のしょうだいではありえない事が
緊張とプレッシャーからか、勝ちたい気持ちが空回り

いつもは手を出さないボール球に三球三振

無理もない

去年のチームではベンチから見てたけど、初めて先頭打者として打席に立つ
この一球一打の緊張感

だいきもプレッシャーの中、全力でスクイズ成功
１点を勝ち越し
なおも追加点を狙うが、二塁牽制でつよしがタッチアウト

微妙なタイミング・・・
足に当たった打球をフェアでアウトになったりと今日のつよしは、ツキが無かった

絶対にこの１点を守り切りたい

相手は８番から
２球スクイズ失敗の後、ライトにタイムリーを打たれ同点に
続くピンチに３塁走者がボールから目を離したところを、たくが冷静に送球しタッチアウト

自分のミスに、泣いて帰る子どもの気持ちが痛いほどわかる

初体験でミスが許されず球に集中のはずが、緊張で見失ってしまうこの状況

練習と本番では、緊迫度合いがケタ違い

これで落ち着いたのか、たくは９番打者を三振に取り、二死１・２塁
１番打者も二塁ゴロに打ち取り、延長終了で　３－３　の引き分け

勝敗は抽選に・・・

結果は、４－５で抽選負け

いきなり抽選ではなく、延長を戦えたので整理はつくが・・・
勝たせてあげたかった

 

試合終了後のミーティングでは、全員が大粒の涙で泣きじゃくる
仲間のミスをカバーし、一球一打に集中
これほど集中して、試合をしたのは王寺招待以来か

忘れていた熱い野球を、思い出さしてくれた試合

負けと引き換えに得たものは、大きかったに違いない

今年前半戦の屈辱を後半戦に爆発させてくれるだろう

書きながら試合を振り返って、思い出し・・・

この大会、去年も汗と涙で目が痛かったが、今年も忘れられない試合になりました