Ｇ倒甲子園快幕！能見、圧巻１０Ｋ完封白星
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「完封の意識はなかったんですが、移動ゲームだったのでできるだけ長い回を投げて、リリーフ陣が休めるようにと思っていました。きのう安藤さんがいい投球をしてくれましたので、心の底から奮い立つものがあった」
前日５日、背番号「１６」が５９５日ぶりの勝利。ヒーローインタビューのむせび泣きに上昇ムードで宿敵を迎えたホーム開幕戦。チームは午前中の新幹線で東京から甲子園に戻り、疲労も少なからずあった。九回一死で坂本に四球を与えたところで、和田監督とマウンドで対峙。「いけるか」の問いに即答した。
「いけます」
続くボウカー、長野を簡単に料理し、１２５球完封。２安打１０奪三振。「監督の熱意に応えたかった。もう一度、スイッチを入れた」。昨年に球団タイ記録となる８連勝で止まった自身の巨人戦連勝も再び４連勝。Ｇキラーぶりを存分に見せつけた。
今キャンプはさらなる成長を期し、新球のカットボールの習得に着手。これまでは「遊びで投げているだけ」と周囲を煙を巻いてきたが、実はオープン戦からブルペンで精度向上に努めてきた。バッテリーを組んだ小宮山は「真っすぐとカットボールがよかった」と称賛。五回、小笠原に投じた９球目、１３０キロでバットに空を切らせた球がそれだ。勝負球として使い、投球の幅を広げた。
寝ているジャイアンツを起こさず、よしよしと頭を撫でまだまだ寝ておいてもらおう
昨年、対澤村.545の平野は今年も健在
チーム完封一番乗りは、エース能見
おめでとう