オッサンだってイケメンだ〜竹野内豊に見る”いい男”のしぶとさとは

　初めて耳にしたが､男性が選ぶ“なりたい顔”ランキングというものがあるらしい。
　”抱かれた男”というのはよく聞くが､こういうのもユニークだと思った。”いい男”と言うよりも”なりたい男”。
　イケメンという安っぽい言葉よりもずっと味わいがあり､ある種の庶民的な響きを感じてしまう。

　中年男性を主人公としたドラマが目立つ様に､今は空前のおじさんブームだ。
　そんな中､現代の男たちはどんな顔に憧れを持つのだろうか？今年もORICONの恒例企画｢男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング｣を発表した。
　結果､来年50を迎える竹野内豊(49)が首位に返り咲いた。
　以下､ORICONニュースから抜粋です。

オヤジとは言わせない

　年齢を重ねた分だけ､さらに洗練された渋みを見せる竹野内は､30代以上から熱狂的な支持を獲得。”男らしく渋さも兼ね備えたイケメン”､”男が見てもかっこいい顔､こんな風に年を取りたい”などの声が。
　また､”歳を重ねても変わらぬ魅力的な容姿”(50代)､”ヒゲの似合う人に憧れる”(40代)など､落ち着いた雰囲気とヒゲ姿も似合うワイルドさが高く評価された。
　個人的には､｢ロンバケ｣(1996)の頃の竹野内が一番カッコ良かったと思うが､今は今でそこそこ頑張ってると思う。大好きな風俗通いをやめれば､もっと凛々しく慣れるかな､いやそうでもないか。

　2位は佐藤健(31)で､殆ど知らない俳優さんですが､見る限り典型のオールラウンダーなイケメンですね。”品格と知性を感じる”(30代)､”親しみやすい顔”(30代)､”かっこよさとかわいさの両方を備えてる”(40代)ですと。
　3位はガチのイケメン俳優のイメージが強い玉木宏(40)ですが､体脂肪率5％というストイックさが逆に老け顔にしてるような。
　”ダンディな色気”(40代)､”タレ目で甘い雰囲気とワイルド”(30代)､”清潔な王子様”(30代)と､根強いファンが多いです。
　4位､ディーン･フジオカ(40)､殆ど知りません。5位は我らが柳川市出身の妻夫木聡(39)。個人的には1位にしたいんですが､”男女問わず好感度が高い爽やかな顔立ち”が受けてますね。
　6位は､私も大ファンである西島秀俊(49)さん。下積みの経験もあり､”歳をとってもカッコいい”ですね。
　8位の小栗旬(37)ですが､一時は社会現象まで起こした程のイケメン俳優でしたが､既にベテランの領域です。

　以上､30代以上が上位を固める中､20代で代表入りしたのが､7位の吉沢亮(26)と9位の福士蒼汰(27)の2人で､ともに爽やかでスマート系な色白のイケメンですね。
　因みに､福山雅治(51)さんは2013年に同ランキング5連覇を達成し殿堂入りしてるとか。上には上がいるもんですな。
　こうして上位を見ると､”醤油顔”が竹野内豊(1位)､玉木宏(3位)､ディーン･フジオカ(4)､西島秀俊(6)､小栗旬(8)と半数を占める。イケメンと言えば､典型の”ソース顔”を思い浮かべるが､意外や意外です。
　男は歳をとってもそんなに劣化しないから､オッサン系イケメンはこれからも健在でしょうか。

女の”なりたい顔”ランキング

　一方で､女優の”なりたい顔”ランキングでは､1位北川景子(34)､2位新垣結衣(32)､3位石原さとみ(35)､､6位深田恭子(38)､8位広瀬すず(22)､9位石田ゆり子(51)となってますが。男優と比べ､石田ゆり子と深田恭子以外はサプライズもなく､あんまりパッとしませんな。
　私が女だとして”なりたい顔”としたら､若い頃の古手川祐子さんか名取裕子さんですね。かのイングリッド･バーグマンと比較しても､彼女たちの方が絶対に美人だと思う。
　目鼻立ちが整ってると言えば､古手川さんで､妖艶さと色気では名取さんかな。事実､2人は若い頃のミスコンで､古手川祐子が1位で､名取裕子が2位だったとか。
　でも､2020年のランキングを見る限り､2人に匹敵するのは､大目に見て､石田ゆり子さん以外いない様な気もしますが。
　でも､2人ともピークをやや過ぎた頃に脱いじゃったから､演技の幅は広がったけど､劣化するのも早かった様な気もする。
　やっぱり､日本の女優は脱いだらアカンね。黒木瞳も脱いでダメになったし。

最後に〜美女が消滅する日

　それにしても何時から､日本に美人がいなくなったのだろう。特に若い娘にその傾向が強い様に思う。
　私が若い頃は､スーパーやレンタルビデオ屋に行けば､”いい女”が必ず一人はいたもんだ。ポルノ女優だって美人が少なからずいた。
　食や生活の文化が欧米化&多様化し､腸内環境も激変し､劣化を加速させてるようにも思う。
　特に女性は我慢する生き物だから､劣化のしわ寄せは直接顔に来る。その上､ビーガンみたいな幼稚な菜食主義が蔓延るから､余計に皺皺になる。
　日本から､いや世界から美人がいなくなる日が来るのだろうか？いや､それとも男が美女を必要としなくなったのか？

　そういう私の”なりたい顔”No.1は､ロシア生まれの数学者ゲオルク･カントール(写真右)で決まりです。
　竹野内豊さんもイケてますが､ヒゲが似合うという点ではカントールかな？