先日、久米島マラソンから帰ってから東京に転勤している弟より「26日に義父が倒れて◎◎病院に運ばれてICUにはいっている。」と連絡がありました。
「えっ!大丈夫なの? この前お会いして元気だったけど・・・」
「いや、心肺停止の状態で運ばれて、病院でなんとか蘇生したけど、脳にダメージがあり意識が戻るのは厳しいそうだ・・」
「兄さんには久米島マラソンのことがあるから、重い話で心配かけたくないから久米島マラソンが終わってから話そうと思ってた」とのこと。
すぐにお見舞いにいこうと思いましたが、ICUにはいっていて面会できない状態というので連絡待ちでした。
で、昨日の夜に弟より「東京から義父を見舞うため、沖縄に戻ってます。兄さんも見舞いにいかないか?」と連絡があり
弟家族と弟の義妹家族とお見舞いに行きました。
弟より「兄さん、悪いだけどカメラを持ってきてくれないか?」と
「えっ!カメラ? 何に使うの?」
「明日、自分たちは東京に戻るのでこれが最後のお別れになるかもしれないので家族で義父を囲んで写真を撮りたい・・」
「いいけど・・ ICUで写真撮影していいの~?」
「フラッシュ撮影しなければ、たぶん大丈夫・・・ 医師と看護師に許可をもらっておく」
ということで、ICUの中で意識のない弟の義理のお父さんを孫のRyu,Kotoちゃん,Itsuseiくん、Neneちゃん、娘のTikaさん,Yukikoさん、私の弟、Yukikoさんの旦那さん、義母で囲んで最後の家族写真を撮影しました。
みんなでおとうさんをなでなでして「大丈夫さからね~ 心配ないよ~」と声をかけながら・・・目は真っ赤です・・
はい、笑って~ はいチーズなんて言える場面ではありません・・・
もうなにも考えずにハイ、ハイ、と夢中でシャッターを押しました。 泣くのをこらえましたが・・・涙がでてきます。
でも、意識のないおとうさんだけど、家族に囲まれて幸せそうな表情に見えたのは錯覚でしょうかね~
家族愛に包まれて幸せだと思います。でも、つらい記念撮影でした。
ですけど、家族愛を感じた撮影でもありました。
なんとか意識が戻るよう奇跡を祈りたいです。
うちの母さんも大事にしなあかんな~と改めて思いました・・・
生きるって、なんでしょうね~
もやもやとした気持ちはランニングしてリセットしました。
明日からは大丈夫です。