夕陽丘

時事問題とロースクールの日常など

5月4日 衆議院特別参観

2007年05月05日 00時16分29秒 | ロースクール日記
今日は、本来の予定では六本木にて刑法の総復習をやるはずでした。前田刑法総論各論をできる限り読み込んでいく作業を行う予定だったのです。

しかしその予定は、今日の朝刊を読んだことで変更を余儀なくされたのであります。

昨日が憲法記念日であったこともあり、紙面の随所に憲法関連の記事が掲載されていました。そして社会面に「衆院で特別参観 予約不要、5700人参加」という見出しの記事があったのであります。

そういえば、この間参院の国会見学に行った折、ガイド役の衛視さんが5月の憲法記念日には特別な見学があって、その日は国会正面から入って内部の撮影も自由になるという話されていたなあと思い出しました。

記事によると、「憲法施行60年を記念し、衆議院は3日、国会議事堂の内部を予約なしで見学できる」特別参観を実施し、特別参観は4日まで行われるということでした。

行きたいなあ。

そう思ったのであります。

そう思った時点で歯止めが利かなくなりました。

行こう。こんな機会は滅多にない。

そういう訳で、家族で国会見学へ、急遽行くことになったのです。

今回は国会正面から入るということで、てっきり正面玄関から入れるものだと思っていたのですが、結果的には、衆議院玄関横の通用口のような場所から入ることになっていました。

本会議場の内部を扉から眺め、中央塔の広間にある3体の銅像を観覧、次いで予算委員会が行われる第一委員室に入りその狭さを実感しました。国会中継だと広そうですが、現実には狭いものです。

それから国会内で閣議が行われる際の控え室、そして天皇陛下の御休所、さらには本会議場の傍聴席から内部を観覧し、衆院の中庭に出て、通常なら参観コースのスタート地点になる地下の待合室にて自分の名前を現役の速記者の方が書いてくれるという速記実演コーナーにて名前を書いてもらい、特別参観終了となりました。

さすがにおなかも空いたのでどこかで食事をしようということになったのですが、すぐに良案が思い浮かばず、どうしようと衆議院通用門前で時間をつぶしましたが、ふと、そういえば某所でお仕事していたときに一度は行きたいなと思っていた蕎麦屋が山王坂を下った所にあることを思い出し、GWなので空いているかなと不安な面もあったのですが、結局そこに行くことになりました。

その蕎麦屋さんは、昔は料亭だったようですが、現在は黒澤明監督の息子さんが経営する会社が黒澤家のレシピをもとにした料理を提供する料理屋さんでして、味はなかなかよいものでした。オクラとジュンサイのセイロを注文したのですが、蕎麦のコシとジュンサイの歯ごたえがたまりません。

食事を終えて、さてどうしようということになり、どうせなら話題の新丸ビルを体験しようということになり、なんと、歩きで東京駅まで行きました。

皇居前は、観光客はかなりいるものの、なにせスペースがありますから、のんびりしたものでした。しかし、新丸ビルはちがいました。エスカレータに乗るのに行列をするほどの混みようで、日本人の消費意欲は大したものだとあらためて感じたものです。

そんなこんなでGWらしい1日が終わって行き、明日からまた学問に集中する事になります。今日やらなかった分を取り戻すためにペースアップは必須です。

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