ついに前田先生の総論4版がでましたねえ。
前田か大谷か,はたまた大塚か,いやいや山口だ,などと議論していたことがちょっと懐かしい今日この頃であります。
裁判規範としての解釈論を第一とする実質的刑法学といえば前田先生以外にはいないわけです。先生の講義は生では何回かしか聞いたことがなかったけれど,講義の仕方も含めてとても感銘を受けたことをよく覚えています。
いや、まだ買っていないので早速買いに行きます。
◆4月8日追記
総論4版読了。全体の論旨はもちろん変化していないが,細かい点に相当の変化が見られた。1つは,3版までは意図的に(と思う)明確な記述を避けていたとも思える箇所について,前田先生の理論を明確化されている点。いま1つは,行間に隠されていたものや初学者が理解しにくい箇所が明示的に記述され,一回読んだだけでも全体を正確に理解できるようになっている。
こうした変化は,やはり法科大学院教育を視野に入れたものだろうか。
前田か大谷か,はたまた大塚か,いやいや山口だ,などと議論していたことがちょっと懐かしい今日この頃であります。
裁判規範としての解釈論を第一とする実質的刑法学といえば前田先生以外にはいないわけです。先生の講義は生では何回かしか聞いたことがなかったけれど,講義の仕方も含めてとても感銘を受けたことをよく覚えています。
いや、まだ買っていないので早速買いに行きます。
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◆4月8日追記
総論4版読了。全体の論旨はもちろん変化していないが,細かい点に相当の変化が見られた。1つは,3版までは意図的に(と思う)明確な記述を避けていたとも思える箇所について,前田先生の理論を明確化されている点。いま1つは,行間に隠されていたものや初学者が理解しにくい箇所が明示的に記述され,一回読んだだけでも全体を正確に理解できるようになっている。
こうした変化は,やはり法科大学院教育を視野に入れたものだろうか。