[現代日本史]: 安全神話の崩壊 これまで安全だった 機械・器具 で次々に死亡事故
点検中エレベーター降下 死亡 (NHK) 8月3日 21時20分
【記事抜粋】 3日午後4時すぎ、名古屋市南区にあるガス器具販売会社のビルで、保守管理会社の作業員(62)が1階のエレベーターのドアの点検をしていたところ、4階にとまっていたエレベーターが突然、下に降りてきて、下敷きになりました。 胸や腹などを強く打ち、病院で手当てを受けましたが、まもなく死亡しました。
警察や消防の調べによりますと、このエレベーターは高さが2メートル、幅と奥行きが1メートルほどの大きさで、数日前にドアの開閉に異常があったためその日のうちに修理が行われ、3日は1人で修理後の点検に来ていたということです。 エレベーターが4階に止まっている状態で1階のドアを開けて半地下の部分に入り、内側からドアに問題がないか、開けたり閉じたり繰り返して調べていたということです。警察と消防は、なぜエレベーターが降りてきたのか原因を調べています。
[記事全文]
<高度技術力の終焉>
構造改革・規制緩和で もはや職人ワザは排除され、十分な情報のないまま 素人はだし の「技術の者」 に作業が回される。
事故の数日前の作業にしても 明確な原因は特定しないまま 調整したら直ったのだろう。 だが たいていは 調整しなくとも ”直る”(ように見える) のだ。 近年の日本の ”士師”資格 を持つ若き 医師や技術者が 簡単に口にする 『原因不明』 の事故である。
<未熟な仕事は『不完全』に戻す事>
安定して動作していたものに、未熟な手が加えられるととたんに全体のバランスが崩れていく。 だが手を加えた者には その変更による新たな動作は見えていない。 そして事故は起こる。
(まことに最近、その原因特定の手順の悪さと言ったらついつい苛立ちも抑え切れない)
このエレベータのみならず、 身近な自動車を含め、 かつてないほどに 汚染は広がって行くだろう。
記録する。
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6.09/20 ジョージィ大病院に行く④【ニッポンの『士師記』】
点検中エレベーター降下 死亡 (NHK) 8月3日 21時20分
【記事抜粋】 3日午後4時すぎ、名古屋市南区にあるガス器具販売会社のビルで、保守管理会社の作業員(62)が1階のエレベーターのドアの点検をしていたところ、4階にとまっていたエレベーターが突然、下に降りてきて、下敷きになりました。 胸や腹などを強く打ち、病院で手当てを受けましたが、まもなく死亡しました。
警察や消防の調べによりますと、このエレベーターは高さが2メートル、幅と奥行きが1メートルほどの大きさで、数日前にドアの開閉に異常があったためその日のうちに修理が行われ、3日は1人で修理後の点検に来ていたということです。 エレベーターが4階に止まっている状態で1階のドアを開けて半地下の部分に入り、内側からドアに問題がないか、開けたり閉じたり繰り返して調べていたということです。警察と消防は、なぜエレベーターが降りてきたのか原因を調べています。
[記事全文]
<高度技術力の終焉>
構造改革・規制緩和で もはや職人ワザは排除され、十分な情報のないまま 素人はだし の「技術の者」 に作業が回される。
事故の数日前の作業にしても 明確な原因は特定しないまま 調整したら直ったのだろう。 だが たいていは 調整しなくとも ”直る”(ように見える) のだ。 近年の日本の ”士師”資格 を持つ若き 医師や技術者が 簡単に口にする 『原因不明』 の事故である。
<未熟な仕事は『不完全』に戻す事>
安定して動作していたものに、未熟な手が加えられるととたんに全体のバランスが崩れていく。 だが手を加えた者には その変更による新たな動作は見えていない。 そして事故は起こる。
(まことに最近、その原因特定の手順の悪さと言ったらついつい苛立ちも抑え切れない)
このエレベータのみならず、 身近な自動車を含め、 かつてないほどに 汚染は広がって行くだろう。
記録する。
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