ゆるやかな失速

先週、ミーティングをして以降作業の進展が見られない。
1月始めの様子から鑑みると作業速度は緩やかに、だが確実に落ちている。

原因は明らかで、致命的なものばかり。
実現困難な製作予定のロボットと、その設計。
非常に厳しい予算状況。
自分達の技術レベルを超越した技術課題。
そして、絶対的な人手不足。

これら全てが相乗効果を成し、気力を確実に奪っていっている。
休養すれば元気になるのか。栄養をとってはどうか。
恐らく無駄だろう。
いや、実際に効果はあまり無かったように思う。
どんなに体を休め、心を静めようが、現状は変わらない。
むしろ、冷静に物を考えられるようになる分、現状を痛感してしまうだけだ。

期日は4/12。
課題はロボット3台の完成。
その内2台はプログラムにより自律動作が必須。

現状で終わっていることは、
一部の材料の発注のみ。
それ以外のことは殆ど中途半端だ。
何一つ完結していない。

では、現状の打開策は何か。
はっきり言おう。
何も無い。
原因を一つずつ片付けていくほかには無い。

課題の優先順位は既に明らかになっている。
その最優先懸案事項を解決しない限り先には進めない。


今、最大の不安は、チームメンバが現状を正しく把握しているかどうかだ。
自分達が現在、どの作業が終わっていて、何が課題として残っているのか。
あとどれだけの時間が残されていて、それまでに何をしなければならないのか。
そのために自分は何をしなければならないのか。

このままでのペースでは、期日には確実に間に合わないだろう。
それは紛うことなき事実だ。
しかし、皆、やると言った。
大会に参加するという意思を示した。
ならば、その発言には責任を持って欲しい。
やると言ったからには最後までやり通して欲しい。

現在、赤信号が確実に点灯している。
それも、日を追うごとに輝度が指数関数的に増し始めている状況だ。

でも、
それでも、
やらなければならない。
少なくとも、自分はやりたいと思って参加したのだから。






・・・以上、愚痴終わり。
ちょっと、いやかなりブルーになってた。

なんか先が不透明すぎて気持ちが負け始めてるね。
でも、ここが正念場。
やるっきゃないっしょ。

・・・なーんかみっともないな、こういうのは。
でも消す気はあんま無い。